定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

2023年07月09日 15時34分00秒 | 日記

またもや荒唐無稽モノに捕まってしまった。
熟練の役者たちとエピソードを揃えたオムニバス劇。

主演は子役時代からの才能がいや増している伊藤沙莉、もはやベテラン女優です。取り巻くのは、竹野内豊、北村有起哉、宇野祥平、六平直政、マニアな作品に顔を出す円井わん。

主人公の探偵が経営する歌舞伎町のバーは1970年代の風情だが、新宿1丁目のカールモールに行けば、一般見学も可のようだ。

歌舞伎町に迷い込んだ、宇宙人捜索の案件を受けるマリコの行動がキーになるとしても、それを深追いはしない展開。ひとり1人の名優の得意を活かし切れていない印象が拭えない。

宇宙人であるから、ラストに未確認飛行物体が、当たり前のように登場する..,そこが映画マニアわたくしの不得意分野です。

映画鑑賞部53回目の部活動は池袋シネマ・ロサのレイトショー。
部活動の不文律で、今泉力哉監督作品と伊藤沙莉出演作は観るのだが、たまにはハズレもございます。

横道世之介(2013年)

2023年07月06日 23時01分00秒 | 日記

可笑しみの中に悲しさが滲みでる沖田修一ワールドの傑作、10年を経てまた見返しました。

高良健吾の軽みのある演技、世間からズレたお嬢さま役の吉高由里子、池松壮亮、綾野剛も深く主役に絡んでいる。

それから脇役のキャスティングも秀逸でした。
長崎から法政大学入学のため、上京して来た日からの、横道世之介の青春譚であるのだが。
時代設定は1980年代初め、登場人物のその後の人生を決定づける、当時の社会背景・事件も描かれる。
その意味では、記録映画としての
要素もある。

世之介が住むアパートの隣室の住人(井浦新・演)はカメラマンであり、世之介がカメラを持つきっかけが終盤で判り、希望充満のラストシーンに繋がっていく。

160分の長編。この10年で集中力減退が進行しているので、昨夜と今夜に80分ずつ鑑賞。

リバー、流れないでよ 感想は「残念」

2023年07月04日 19時52分00秒 | 日記

映画好きの間で話題になっている作品。東京特別区内の劇場では、満席が続き、上映期間と上映館拡大が決まった。

数少ない現上映館に、自宅から自転車圏内のシネコンがある。とにかく見るべし!to 自分。

京都貴船の旅館を舞台に、2分間がループしてしまうストーリー。
従業員と泊まり客が、ループを繰り返しながら、原因究明に躍起になる姿が滑稽です。最初他人のせいにしている面々が、次第に自分に疑心を向けていく様に、僕は食いついて行ったが。ラストの意味不明・荒唐無稽な展開にすっかり興ざめしてしまったのです。

タイムループものではないが、似たような作品が2 年前にもあった。
松井大悟監督『くれなずめ』。
成田凌、高良健吾、若葉竜也、藤原季節など旬な若手が出るので、猛烈に期待して観にいったのだ
だったが、入場料返せの楽屋受け的結末でした。

両作品ともにエンプティクライマックスで残念無念!

(以上、68歳になろうとするジジイの個人的感想です)


鮭料理

2023年07月02日 19時42分40秒 | 日記

昨日の映画『大名倒産』では、神木隆之介が大名を演じる藩の名産物は、塩引き鮭であった。小日向文世演じる鮭役人が、塩引きにする工程を細かく見せてくれた。

鮭の塩引きは、祖母の好物でした。祖母の食卓はシンプルで、
ピーナツ味噌、鶏ささみの天ぷら、そして鮭だった。

そんなわけで、昨日から鮭を食べたいモードであったところ...
今夜は娘が鮭料理を作ってくれた。以心伝心?
普段の僕は、じゃがいも➞蒸さない、トマト➞生でしか食べない、
えのき茸➞食の選択肢にない。
のであるから、鮭に至っては頭の片隅にもないわけである。

アパレル系職業人の娘は、毎日朝ドラが終わる頃に家を出て、夜は0時近くに帰宅する。従って、食生活は別々であるが、週末には時おり料理をしてくれる。
大学を出てから、何年もレストランの厨房で働いていたから、洒落た一品はお手のものである。
またお願い‼️します。