帰りの便も往きと同様、アトランタ経由のデルタ航空。
リマを飛び立つと、軽食の機内サービス。メニューはサンドイッチ。正直言うと、そんなにお腹は空いていないし、貰っていない人も多かったが、ビールに期待してつまみとしていただく。
しかし、クスケーニャを頼んだら、「はぁ?」という反応。ハイネケンかバドワイザーしかないらしい。売りのはずのクラフトビールはどこに行った。仕方がないので、サンドイッチの具のハムとチーズをつまみにハイネケン。
そうしたら、後からすまなそうにクスケーニャを持ってきた。カートの反対側に入っていたという。でも、さすがにもういらないよ。
ひと眠りして起きると太陽は出ていたが、残念ながら窓の外はほとんど翼しか見えない。何もすることも無いので、またひと眠り。なお、リマとアトランタのタイムゾーンは同じなので時差は無い。
アトランタ着陸前に朝食サービス。ソーセージとオムレツ。今度こそとクスケーニャをお願いしたが、またもや「はぁ?」という反応。何度か言い直している間に、やっと思い出したのか、カートの奥からクスケーニャ缶登場。おかげで寝起きからビール。やっぱり、ペルーのビールといえばクスケーニャだね。
アトランタの乗り換え時間は、予定通りでも2時間弱。しかも、リマ発が1時間遅れということで間に合うかどうか、添乗員さんも機内から焦る。アトランタの到着は30分遅れ程度まで短縮されていたが、まだ安心はできない。
アメリカ入国は、今度こそESTAのマシンで。しかし、場所が良くわからない。係員に誘導されて窓口の列に並ぶが、そこから横に抜けられて機械の列があった。機械は経験があるし、日本語メニューなのであっさり通過。
ところがここでちょっとしたトラブル。メンバーの一人がしばらく出てこない。しかし、一方通行で追い出されるので、様子を見にも行けない。結局、10分以上かかってから出てきたが、どうやら機械の通信エラーか何かで「お待ちください」から動かなかったらしい。
国際線乗り換えなので、再び手荷物チェック。ここで引っかかる。カバンを開けられ、家の電子ロックを怪しげに見られる。確かに、何かのリモートスイッチに見えるけれど、それは没収しないで。家に入れなくなる。結局、軽食についていた紙パックのオレンジジュースを、無意識にかばんに入れてしまっていたのが引っかかっていた。とっとと捨ててくれと言って、やっと通過。コカ茶を持っていたら危なかったかもしれない。
そんなトラブルもありながらも、搭乗ゲートに着いたのは搭乗の30分前。充分間に合った。みなさん、良く頑張りました。
アトランタ-成田は、座席のテレビが怪しい画面になったぐらいで特に大きな事件はなく。なにこれ、Linuxか。ビールは相変わらずハイネケン。食事は日本発の方がうまいと思った。
やっと日本に帰ってきた。成田では特になにもなく、流れ解散。疲れた、風呂入りたい。
そんな感じで、締まりなくペルーの旅は終わりとなった。