神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 5段階計画と育成のこと

2010-04-30 23:44:46 | コンサ
今シーズン、1/4が終わろうとしている時期に、久しぶりのJ2最下位が見えてきた今日この頃。札幌サポのみなさま、いかがお過ごしでしょうか。

今日はコンサドーレ札幌の5段階計画と育成状況について考えていることをつらつらと書いてみたいと思います。

「5段階計画って、そもそも何?」って言う人は、まずこれを読みましょう。
コンサドーレ札幌オフィシャルサイト
 →クラブ情報
  →強化計画(PDF)

この強化計画は、財政面と戦力面での計画を両方含んでいるが、戦力面だけを抜き出すとこんな感じ。

ステップ1 最小コストの経営とチームの若返り
  ・若手選手中心のチーム構成、選手育成拠点の準備
ステップ2 経営基盤の強化とチーム力の底上げ
  ・戦うチーム作りとチーム戦術の浸透
ステップ3 経営基盤の拡大とチーム力の更なる向上
  ・チーム戦術の徹底と質の向上
ステップ4 積極経営とチーム力の確立
  ・ポジションの固定化と補強ポジション・選手の絞込み
ステップ5 経営の安定化とチーム力の完
  ・J1で安定して戦えるチーム力の完成

2007年にJ2優勝、2008年はJ1最下位、2009年はJ1昇格に手が届かず。そういう状態で、チームはステップ3からステップ4への途上という認識だった。
2009年1月にサポーターの要望で出された中期計画(PDF) でも、「なお2009年当初のチーム現状はステップ3、同年末の目標をステップ4と捉える。」と明確に書いてある。

つまり、そのまま行っていれば、2010年はポジションの固定化と補強ポジション・選手の絞込みの年であったはずだ。

5段階計画とは、簡単に言ってしまえば、財政難のために若手主体のチームを作り、この選手たちを育成する。その選手たちの中から、“使える”選手をピックアックしていく。さらに、育ってこなかったポジションに外部から選手を補強してJ1へ挑む。ということだと理解している。

たとえば、サポ人気の高かった鈴木智樹(現・育成部)は、上里、西という同ポジションの選手の成長に追い越されたとみなされ、現役引退を余儀なくされた。これは若手の首切りだったとしても、育成とピックアップという5段階計画に沿った人事だったといえる。

一方、同じくサポ人気の高かった石井謙伍(現・愛媛)は、同ポジションである横野、上原に追い落とされたとは言いがたい。しかし、監督やスタッフからは、J1へ挑むための選手として認識されなかったということだろう。その代りに、近藤、内村という石井と同年代の選手を補強した。これが補強ポジションの絞込みということである。

さらに、各ポジションにリーダー格となるベテランを配し、完成されたチームを作ろうとした意図が見える。まさしく、ステップ4への道だったわけだ。

しかし、チームの意図とは異なり、コンサドーレの今年の成績は、現時点では見ての通りである。今年の昇格をあくまで狙うのか。それとも、昇格はあきらめて、育成の年とするのか。チームとしては難しい判断をすべき時期に来ている。

そこで問題は、今年を育成の年と位置付けた場合、5段階計画でのステップはどこに位置づけられるのかということ。ステップ2とステップ3の区別が難しいが、個人的解釈では、伸び代のある若手の補強がステップ2であり、ある程度の成長の結果から使える選手の絞込みを行うのがステップ3であると解釈している。

しかし、ステップ3には2009年の段階ですでに到達している。セレクションの中で生き延びた上里、藤田、西、岩沼はステップ3に合格したと判断されていた。それが、再度、育成をということになるのであれば、彼らの世代ではなく、その下。宮澤、古田、さらには、その下の世代に託すということなのか。

微妙なのが、宮澤、古田のポジション。もともとFWとして加入した宮澤は石崎監督の意向でMFへ。4-4-2でボランチの一人に芳賀を使う場合のファーストチョイスは、上里ではなく、宮澤。古田は左利きでありながら、得意ポジションは藤田と同じ右サイド。古田が右に入るため、藤田は左へ。

この選手起用が示す石崎監督のメッセージは何か。

どう考えても、石崎監督は藤田、上里を、かつての智樹、もしくは石井のような位置付けに見ているように思える。年下の選手に追い越された選手、チーム戦術の実現には、何かが足りない選手。

なぜ、藤田を右に固定し、左を岡本と古田に競わせないのか。
なぜ、上里をボランチに固定し、宮澤をFWとして育てないのか。
それは、藤田、上里をステップ4に必要な選手とはみなしていないからではないのか。

もちろん、その通り、藤田はへたくそで上里は守備が不安と考えるサポーターも多いだろう。しかし、それを言い出せば、どんだけ高望みなんだよということになる。

ある程度のレベルの選手のセレクションと固定化。さらに、この選手たちで実現できる、勝てる戦術。それがステップ4のために必要なのではないか。

J2ではカウンター有利といわれるが、なにも三浦監督式のFW行って来い縦ポンサッカーだけがカウンターではない。昨日の甲府戦、セットプレー以外のマラニョンの2得点、上里のスーパーゴールもカウンターだ。

集中力を保った守備から、切り替えの早い攻撃サッカー。それこそは石崎監督に期待される戦術ではなかったか。足元、足元でボールをつないでポゼッションで圧倒するサッカーが、本当に理想とする戦術だったのか。それを実現するためには、いったいどれだけ選手を育成しなければならないのか。

コンサドーレ札幌の理想と現実。石崎監督の理想と現実。これがちぐはぐになっているような気がしてならない。


[SF] 微睡みのセフィロト

2010-04-30 13:53:36 | SF
『微睡みのセフィロト』 冲方丁 (ハヤカワ文庫 JA)




徳間デュアル文庫からの移籍、復刊。

今読み返すと、『マルドゥック・スクランブル』の原点が垣間見える。

キャラクターを関連つければ、パット=ボイルド、ラファエル=バロット、ヘミングウェイ=ウッフコック(笑)
また、敵となる感応者は、『マルドゥック・ベロシティ』の能力者につながる。

『マルドゥック・スクランブル』のアニメ化に絡めた話題作りの側面もあるだろうが、『天地明察』の本屋大賞受賞も合わさって、なかなかのタイミングでの復刊である。早川 Good Jpb!

ただし、何の説明もなく、感覚者と感応者とか、世界政府準備委員会やら12の組織やら、固有名詞が飛び交う世界に、話題の作家だからと読み始めた読者がいきなり没入できるかはちょっと疑問。
そう意味では、冲方ファンのためのボーナストラック的なものと位置づけた方がいいかもしれない。


4月29日(木)のつぶやき

2010-04-30 00:15:29 | つぶやき
09:00 from Keitai Web
ホリデー快速ビューやまなし号乗車なう。余裕で2階席ゲット。あんまり知られていないのか、結構空いてる。
09:34 from Keitai Web
立川駅なう。2階席からいつもの駅を見下ろすのは気分がいい。でも、クラシックがないw
11:22 from Keitai Web
甲府駅なう。雨降ってるし、少し時間潰してから行くか?
12:36 from Keitai Web
小瀬着。完全に晴れましたな!
15:52 from Keitai Web
下手過ぎ。去年より、技術的に下手になってるように見える。どんな練習してるんだろう。 #consadole
17:16 from Keitai Web
コールリーダーの説教。真ん中まで移動して睨み付けるように聞いていたゴン中山。目の前にいたのに、目を合わそうとしなかった岡本とゆうや。
17:51 from Keitai Web
甲府駅なう。各停で帰る。西多摩在住だと、甲府は意外に近い。少なくとも、小田原よりは近いw
17:56 from Keitai Web
堀田と藤山はまったくマラニョンをつかまえられなかった。あれなら、マンツーマンでついた方がましな気がする。
18:04 from Keitai Web (Re: @tawaraji
@tawaraji あれは試合後の儀式みたいなものですから。通称、説教w
18:50 from Keitai Web
アメリカンにとっては、メイド喫茶はスチーム・パンクなんだと。19世紀的と言われればそんな気もするが、かなり無理がないか? #scifi
19:07 from Keitai Web
耳が遠いのか、隣のじいさんばあさんが大声でしゃべり続けているのが気に触る。やばいな。気分がかなりささくれ立っているようだ。
19:13 from Keitai Web
宮澤と古田を中心にチームを作るといいことは、上里と藤田のチームを作らないということだ。つまり、三浦時代どころか、ヤンツー時代も無にするということ。 #consadole
21:01 from Tween
たりないところがあるのは今さらじゃないしな。そういう監督は金満チームで監督やってればいいんじゃね。と、確かに思う。 RT @s_risei: 小瀬より帰宅。J'sGOALの奴のコメントを見て、さらに怒りがこみ上げてきた。 #consadole
21:34 from Tween
なんだかものすごく、今日が日曜日のような気がするw
21:52 from Tween
CB石川だけだから、あってんじゃね。 RT @mitowamo: それだとCBが千葉しかいないwww RT @Consaneko: 今日の4バックは ダメな時の和波とウチにいた頃の河端と契約最終年の千葉とダメな日の市村みたいなもんだったよね。
22:41 from API
【微睡みのセフィロト (ハヤカワ文庫JA)】これ以降の冲方作品の片鱗が出まくり。という感想を書こうと思ったら、あとがきにも解説にも言及されまくりだった。説明無しにどんどんストーリー... http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5909681
by kats_takami on Twitter

[コンサ] 2010 J2第09節 甲府-札幌

2010-04-29 22:31:27 | コンサ
2010 J2第09節:ヴァンフォーレ甲府 4-1 コンサドーレ札幌 @小瀬スポーツ公園陸上競技場

はやくも、今年3回目の虐殺を喰らう。

残念、そこはダニエルだ。
マラニョン、ハットトリック。

チャントまで、『ブラジル』のリズム感で負けている。やっぱり、うちのブラジルはブラジルじゃねぇよ。


行きはホリデー快速ビューやまなし号の2階席かららくらく到着。
わざわざ逆方向の新宿まで行ったかいがあったが、途中から空らが真っ黒な雲に覆われ、景色を楽しむ間もなく大雨に。
暗い山あいの林の中に立ち込める霧が、今日の試合を暗示していたのだった……。

甲府に到着したのが12時前で、シャトルバスも動いていないので駅前のTully'sで読書しながら暇つぶし。
何て言っているのかわからないが、カウンターの中で唱和している合図が、どう聞いても「ヴァンフォーレ!」に聞こえる。なんじゃありゃ。

そうこうしているうちにバス待ちの列ができ始め、定刻より早くシャトルバスの運行開始で開門前に小瀬到着。

席を確保してから、外に出て、屋台村でうま丼を食べる。牛丼の馬版というよりは焼肉丼みたいな感じ。馬肉の味じゃなくて、タレの味しかしねぇ。

小瀬はビールのカップも食器もリターナブル。エコだけど洗うの大変じゃないのかね。使うほうとしては、リターナブルの方がしっかりしているので、もって歩く時の安定感が良い。

ところが問題は、アウェイ側売店でビールを買ったら、ジョッキ生が出てきた!
それビールじゃないし。なんというアウェイの洗礼!
しょうがないので、2杯目はもう一度外に出てビールとつまみを買ってくる。しかし、一度疑い始めると、プレミアムモルツのシールが貼ってあるサーバから出てきたものが、プレミアムモルツだという確証が持てない。やっぱ、ビールはSAPPOROだべさ。

で、試合は……。

とりあえず、twitterのつぶやきのまとめが0:00ころに上がるんで、そっち見て。

もう、思い返したくもないわさ。明日は録画で、上里のゴールだけ見る。

あー、自分は解任反対です。ここからどう変わるかでしょ。それこそが見処でしょ。

まぁ、去年は元気がなくて昇格できなかったと言いながら元気を首にしたというのが最初のケチの付き始めだったかもね。
というのは冗談で、今年の問題はCB怪我だらけということだろう。ただ、箕輪、ソンファン、吉弘がそろっていたとしても、この攻撃陣じゃ、今の成績は変わらんか。


4月28日(水)のつぶやき

2010-04-29 00:13:08 | つぶやき
20:30 from Tween
仕事終わったー。GW前逃げ切り。これで明日甲府に行ける上に、1週間休みだ! 電話呼び出しさえなければな……
20:31 from Tween
休めるかどうか不明だったから後援会バスツアーは申し込んでいないので、ホリデー快速ビューやまなし号の予定。混んでるかなぁ?
20:33 from Tween (Re: @mitowamo
@mitowamo どもです。
20:46 from API
【機龍警察 (ハヤカワ文庫 JA ツ 1-1) (ハヤカワ文庫JA)】これはおもしろい。ロボットアクションというよりは、重厚な警察小説になる可能性がある。伏線の中に、日本の警察の未... http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5894679
21:16 from Tween
GWに部屋片付けしようと思ってスチール本棚の通販探してるんだけど、なんか高くなってないか? こんなもんだったっけ。前後上下積んでもいろいろはみ出してるし、どうせなので、2本買っちゃうぜ!
21:41 from Tween (Re: @mitowamo
うう。すみませんです。でも、欲しいのは図書館にあるみたいなスチール本棚なので、ニトリさんには売ってないのです。 QT @mitowamo: そんな時のニトリさんなのにwww
22:45 from web
うわっ。見たいような見たくないような…… 「芝村裕吏と語るSFとゲーム ~このひとがSFです~」 http://www.tokon10.net/programs/2506.html #gpm
23:05 from Tween
今年の星雲賞、投票方法どころか、ノミネートも見つからないんだけど大丈夫かいな。読み落としてる作品があっても、投票まで間に合わんのですけど。
23:15 from Tween
シネマシティ@立川のサイト、妙に重いと思ったら、5/1は映画¥の日か!
23:21 from Tween
シネマシティ@立川のサイト、妙に重いと思ったら、5/1は映画¥1000の日か! と思ったら、土日の予約は木曜日の朝からじゃん。ならば、なんだこの重さは?
by kats_takami on Twitter

[SF] 機龍警察

2010-04-28 22:36:42 | SF
『機龍警察』 月村了衛 (ハヤカワ文庫 JA)




聞いたことない作家さんだと思っていたら、アニメの脚本家出身の方でした。これが結構おもしろくてびっくり。

二足歩行メカ+警察ということで、パトレイバーみたいなものかと思いきや、もっと警察小説よりな泥臭い男と女の小説。

アニメ脚本の出身作家らしく、描写はかなりアニメより。アクションシーンはアニメで見たいなという気もするが、ロボットが出てこないシーンの方も圧倒的にいので、小説でじっくり読む方があっているのかもしれない。

警察とは言っても、主人公3人は警察官というよりは傭兵。職業傭兵、元ロシア民警、元テロリストと、かなり癖のある3人組。

警察組織の問題点を描いているようでありながら、硬直した組織が組織として自己保身する様は、警察だけではなく、大企業のサラリーマンならば身に覚えがある話だったり。

冷戦が終わり平和が訪れると思ったのもつかの間。世界は大国の重石を解かれた地域紛争と、テロの恐怖に支配されるようになった。

憲法第9条を掲げた日本国であってもそれは変わらず、テロ対策を軍ではなく警察が担わなければならない。これが日本の将来の禍根となる可能性は確かにあり、この小説においても、そのあたりが匂わされつつある。

武器としてのロボット(人型装甲)を持ったテロリストと傭兵警察官の戦いに託した意味は続編で明らかになっていくのだろうか。

パイロット3人だけでなく、外務省出身でいながら警備部長に就任している沖津や、童顔女子な整備班長の鈴石も含めて、登場人物すべてが複雑な過去を背負っているらしく、謎だらけ。

回収しきれていない伏線や、ちょこっと触れられただけの設定がてんこ盛りで、そもそも事件も解決していない状態で終了。このままフェードアウトするのは惜しいが、続編は本当にあるんだろうな。



[SF] 地球帝国秘密諜報員

2010-04-27 07:24:30 | SF
『地球帝国秘密諜報員』 ポール・アンダースン (ハヤカワ文庫 SF)

昔懐かしきスペースオペラの傑作。

どこが古臭さをおぼえるポイントなのかは、自分でも理解できていないんだけど、70年代以降の宇宙SFとは異なる味わいがある。

この手の小説の代表はヴァン・ヴォクトの『非Aの世界』とかかなぁ。同時代に書かれたものの中でも、『虎よ! 虎よ!』はちょっと違うような気がする。

主人公は地球帝国秘密諜報員、ドミニク・フランドリー。肉体派というよりは、頭脳派。女には目がなくて、タバコが動力源。かの高名な女王陛下の秘密諜報員、ジェームス・ボンドに似ているといわれているが、初出はこちらが先。らしい。

はっきりいって、後半の中篇以外は退屈。ふーんっていう感じで終わってしまい、まさに読み捨て用のパルプ・フィクション。しかし、中篇「〈天空洞〉の狩人たち」は非常に凝った謎解きと、ハラハラドキドキの展開で読ませる秀作。

敵性異星人に電撃的に占領された惑星から地球帝国に助けを求めるために逃げてきた少女キットと、女好きの諜報員フランドリーの関係は、ルパンⅢ世とクラリスの関係にも似て、甘酸っぱくも悲しい。

ドミニク・フランドリー物は、英米では大人気でシリーズ化されたらしいのだが、日本での出版はこれ一冊。

ただ、続編が出るにしても、今さら読まなくてもいいかなぁ。

と思ったら、ハヤカワ・オンラインに登録されているポール・アンダースンは『折れた魔剣』だけなのかよ。これはこれで寂しすぐるぅ~。





4月25日(日)のつぶやき

2010-04-26 00:10:41 | つぶやき
09:08 from Keitai Web
HHD換装にやっと成功したけど、引越しソフトを使ったらIE起動しなくなった。何もできん(T_T)
09:10 from Keitai Web
IE8に上げてたせいなのか。またリカバリディスクからやり直し(-"-;)
11:20 from web
岡本に堀田だと!これはおもしろそうだ。 #consadole
11:22 from web
パソコン復活しますた。60G→250G。ただし、引越しソフトは失敗したので、アプリケーションはほとんど入れなおし。あと、Webページでパスワードわからないもの多数(笑)
11:56 from Tween
匠ヱビスのキャンペーンが終わっちゃったので、麦とホップ黒に挑戦中。普通に売ってくれれば買うんだが。株屋さんの人にラインナップ増やすなと言われているのが影響しているのか?
11:58 from Tween
ありゃ、WindowsUpdateを走らせてたら、勝手にIE8がインストールされた模様。全更新74個だと。XPもサポート終わっちゃうと、勝手にWindows7にUpdateとかするんかいな。
12:49 from Tween
さぁ、2週間ぶりです。スカパー点けた。盛り上がってきた。俺たちはいつでもここにー。って、テレビの前だけど(汗 #consadole
13:53 from Tween
水戸は吉原がらみのカウンター以外怖くないぜ!と思っていたら、コーナーキックからやられたでござる。今日はシュート多いし、行けると思ってたんだけどなぁ。あいかわらず点が取れそうで取れない藤田は何が足りないんだろう。運だけ? #consadole
13:58 from Tween
失点のシーンは石川のマークミスより、芳賀が棒立ちだったほうが気になる。 #consadole
14:02 from Tween
リプレイ見たら、芳賀じゃなくて堀田がマークしなきゃいけないのか、あれ。そりゃ、身体の動きの方向からすると無理っぽいな。 #consadole
14:12 from Tween
ルンバ長すぎじゃね?
14:16 from Tween
上里よくやった。今日は勝つよー! #consadole
15:04 from Tween
今日はブーイング対象じゃない。水戸はサッカーのやり方をよく知っていた。古田、砂川の投入は逆にブレーキになっていた。石崎監督は、今年昇格を狙う気があったのか、若手を育成するのを優先しているのか、よくわからない。 #consadole
15:10 from Tween
まだJ2強豪だと、監督も選手もサポも思っている。去年も今年も、結果だけ見ればJ2中位が指定席。どうやったら結果を出せるかを考え直す必要がある。 RT @s_risei: 野々村「サッカーを甘く見ているところがあると言わざるを得ない」 #consadole
15:41 from Tween
SFマガジンの広告見て気がついたが、星雲賞の投票してないぞ。今年はいろいろ電子化されているけど、投票方法がわからんぞ!
15:59 from web
そろそろSF関係のクラスタはハッシュコードを統一したほうがいいと思わないか。 #SF #SciFi #sf_jp #tokn10
18:26 from Tween
水道が水漏れしてたので工具とパッキンを買ってきた。苦労して栓をはずしてみたら、締め付けが甘くて漏れていただけで、パッキンは問題なかった。しかも、買ってきたパッキンは合わなかったというオチw
18:28 from Tween
キリノさんorz http://www.jsgoal.jp/photo/00060700/00060792.html #consadole
18:33 from Tween
両監督のコメントを読んでも、チーム全体の勝とうとする気持ちの違いが見えるようだ。チーム全体の成長、完成度を上げることは確かに大事なんだが… #consadole
by kats_takami on Twitter

[コンサ] 2010 J2第08節 札幌-水戸

2010-04-25 22:07:40 | コンサ
2010 J2第08節:コンサドーレ札幌 1-2 水戸ホーリーホック @スカパー


ボールをつないでいく札幌に対し、ボールを奪ってからの早い攻めでゴールに迫る水戸。
立ち上がりからボール支配率は完全に札幌。これまでの負け試合では、中盤でのセカンドボールをいかにマイボールにできるかが課題に見えた。
それが、今日は芳賀、上里、宮澤が中盤を支配した。

さらに、今期初スタメンの岡本がドリブルで左サイドを中心に攻め立てる。右の藤田は、プロ初スタメンの堀田のフォローに回ったのか、攻め上がりは少なかったものの、ゴール前でラストボールに絡むことが多く、決して悪かったわけではない。

近藤を中心にシュートを打ちまくったものの、得点は上里のミドルのみ。これは前々節に続いてのスーパーシュートであり、毎試合このような活躍ができれば、4-4-2でもレギュラーが取れるようになるだろう。とはいえ、あとはさっぱり。

ペナルティエリアまでボールは運べるものの、最後のパスが合わなかったり、キーパー正面にへなへなシュートだったり。明後日の方向にふかすのとどっちがマシかと言われれば、入らなければどっちも一緒。

堅守の水戸はコーナーキックをうまく使って2点を奪取。まさしくプランどおりのサッカーを見せた。やはり、J2はカウンターサッカーが安定するんだよなぁ。

最初の失点は石川がマークを外し、一発目は高原が防いだものの、作田にこぼれ球に詰められてゴールを割った。このとき、堀田か芳賀が二人目をマークしていればフィニッシュは無かったかも。
2点目は敵味方もつれ合って転んだ中、最初に立ち上がった作田が足を伸ばしてのゴール。

セットプレーでの集中力が足りなかったということなのかもしれないが、果たしてそれだけだろうか。

2点目を取られてすぐに藤田が古田と交代。ここからさらに勢いがなくなってしまったような気がする。

攻撃のリズムを変えるために、砂川、キリノを投入も、悪い方向にシフトチェンジしたみたい。時間が無い中、どうやってゴールを奪うのか。それがまったく見えなくなってしまった。

決してどこかが明らかに悪いわけではない。どこかが少しずつ足りないだけ。もう少し、藤田のトラップがうまかったら。もう少し、上里の判断が早かったら。もう少し、藤山の身長が高ければ。もう少し、もう少し……。このままのサッカーを続けるのであれば、個人個人がもう少しずつ努力して、レベルアップしていくしかない。

対戦相手を研究してプランを練り、そのプランどおりのサッカーをやりきって勝利した水戸。
自分たちの理想を追い、完成度の低いサッカーを続ける札幌。

サッカーに対する意識、勝利に対する意識の違いがはっきり見えた両チーム。

コンサドーレは後5年たてば、成熟した良いチームになるのかもしれない。しかし、5年後、どれだけの選手がチームに残っているだろう。

5段階計画開始から、7年目。中山隊長を獲得し、ステップ4へ進む年と思っていたが、まだステップ2とステップ3の間をうろうろしているようにしか見えない。


[SF] グリーンワールド

2010-04-25 18:56:21 | SF
『グリーンワールド』 ドゥーガル・ディクソン (ダイヤモンド社)




荒廃した地球を捨て、宇宙殖民者としてとある惑星に降り立った人々の1000年に渡る歴史。

上巻の冒頭が子供のための教科書のようになっているために、全編がそんな感じなのかと思ったら、そうでもなかった。ただし、文字は大きめでルビ付き。カラーイラストでお子様にも安心設計(笑)

『アフターマン』、『フューチャー・イズ・ワイルド』で有名なディクソンだが、まるで本当にあった歴史をもとにした拾遺集のようだ。

この作品の主人公といえるのは、野生動物ハンドブックではないかと思われる。最初の植民者の博物学者や冒険家がまとめた資料を元に作成されたハンドブック。それが、時代を下るにつれ、改版に伴い、微妙に記載事項が変わっていく。

最初のうちは調査が進むにつれ、情報量が増えていく。まだ見ぬ殖民惑星の動物、植物がとてつもない想像力でイラスト化される。
どこに住んでいるのか。どんな食性なのか。そして、どんな繁殖方法をするのか。

新しい種が発見され、バリエーションを増やしていく。人間生活との係わりあいの中で、役に立つ動物や植物も発見されていく。電車の中で読んでいると、降りる駅を忘れて、カラフルなイラストと、その不思議な形態を裏付ける詳細な設定に見入ってしまう。
このあまりに具体的な想像力に圧倒される。

さらに、そこからが見もの。人類の入植という営みと共に、変わっていく生態系が巧みに描き出されていく。
生息地が変わる。
生息数が変わる。
絶滅した種が発生する。
そして、新種が生まれる。

「ここではお互いよそものですね」
この惑星、グリーンワールドでの挨拶である。
殖民惑星では人類がよそ者であり、この惑星の生態系を尊重しようという風潮があったことの証拠だ。
それが、最後は……。

人類は地球ではよそ者ではない。しかし、場所を限れば、この地球でもわれわれはよそ者かもしれない。
ボルネオの熱帯雨林では、お互いよそものですね。
サバンナの草原では、お互いよそもものですね。
砂漠では……
深海では…

地球上では数百年、場所によっては数千年の歴史が人類の生活様式や、ヒトを含む生態系を作り上げている。
それがいかに危ういバランスであるかを、これまでの愚かな経験によって、我々は知っている。
しかし、宇宙殖民という大きな目標のために、そのことを忘れてしまってはいないか。
雄々しき植民者たちが踏みしだいたグリーンワールドの数百年後、数千年後を想像することができるか。

憶えていよう。歴史を。教訓を。語り継ごう。
再び過ちを起こさないために。起きうる過ちを小さくするために。
それでも、我々はテラフォーミングの夢を捨てないだろう。
他に生き残るすべがないのであれば。