神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

焼酎の発泡酒割り飲み比べ

2009-09-27 22:36:36 | Weblog
第3のビールというよりは、第4のビールといった方がいい「焼酎の発泡酒割り」。

要するに、〈リキュール発泡性①〉と書かれたやつです。

最近、いろいろ新製品が出ているようなので、近くのスーパーで売っている種類を飲み比べてみた。

結局、自分の好みは普段飲んでいるサッポロの「麦とホップ」で正解らしい。
あとは、アサヒの「麦絞り」か。

まぁ、こういうのは好き好きだしな。ビールの替わりに飲むなら「麦とホップ」、そもそもビールの味が嫌いな人には「クリアアサヒ」がオススメです。

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SUNTORY
金麦
香り★☆☆☆☆
旨味★☆☆☆☆
爽快★☆☆☆☆
香りはドブ臭い発泡酒のにおいがする。ホップの質が悪いのじゃないか?
爽快感も無く、嫌な後味が残る。
なんで人気があるのかわからない最低品。

ASAHI
クリアアサヒ
香り★★☆☆☆
旨味★☆☆☆☆
爽快★★★☆☆
香りは麦の香りがせず、醸造アルコール臭がする。
しかし、味は爽快で、脂っこい食事には良く合う。

ASAHI
麦絞り
香り★★★☆☆
旨味★★★☆☆
爽快★★☆☆☆
アルコール臭よりも麦酒っぽい香りが勝っている。
妙な後味もなく、麦酒の代替品としては十分。

KIRIN
コクの時間
香り★★☆☆☆
旨味★★☆☆☆
爽快★☆☆☆☆
香りはホップが強いドブ臭い系。
口に含んだ瞬間は味が無いが、飲み込んだ後に下に後味が強く残る。
コクがあるというより、キレがない感じ。

KIRIN
ホップの真実
香り★★★☆☆
旨味★★☆☆☆
爽快★★☆☆☆
香りは看板ほどホップが利いていない。
アルコール臭は少なくて、ちゃんと麦酒っぽい。
コクの時間より、味もキレもある。

SAPPORO
麦とホップ
香り★★★☆☆
旨味★★★☆☆
爽快★★☆☆☆
焼酎系のニオイは残っているが、これも麦酒の香りがする。
口に含んだ時の味も、飲み込んだ後の後味も比較的強い。


[コンサ] J2第42節:札幌 - 湘南

2009-09-27 22:33:03 | コンサ
J2第42節:札幌 2-0 湘南 @スカパー

世の中シルバーウィークだというのに、今週は普通に出勤でした。昨日も帰宅は24時過ぎ。そんなんで、昼間で寝てたので、ちょっと寝ぼけながらTV観戦。

綺麗な秋晴れの厚別は本当に気持ちよさそうでウラヤマシスなぁ。選手入場はやっぱり「俺たちの札幌」。何かのゲン担ぎか、いつの間にかホームでも定着なのか?

湘南は序盤にキーパー正面のシュートがあったものの、1点差ゲームのやりすぎでお疲れなのか、上位陣特有の厳しさが感じられない。かといって、札幌も激しいプレスを見せるでもなく、なんとなくまったりとした試合。いや、自分が眠たかったからそう見えただけかも。

そんな眠気を覚ましたのが宮澤→西→古田→キリノごっつあんゴール。綺麗な連携プレー。宮澤はこういう一発は光るんだけど、もうちょっと安定したプレーが出来ればいいんだけどね。

しかし、前半終了間際に吉弘が痛恨のPK献上。イエモトだし、今日はファール取り過ぎだったので危ないと思っていたが。しかし、あれがファールならイエロー出ないとおかしいだろ。その前に吉弘へイエロー出したのが厳し過ぎだと認めたということか。

しかし、このPKを高原がセーブ。すごいぞ、高原。ゴールキーパーは固定されることが多いから、あまり出番は無かったけど、神様と監督は見ていてくれるもんだ。

そして、ドールズの応援コーナーを挟んで後半開始。

湘南はどんどん動きが悪くなっていく感じ。こんなの珍しくないか?
と思っていたら、バー直撃弾を食らう。

しかし、その後の攻撃も散発気味。高原の好セーブもあって、ゴールを割らせない。

一方のコンサはキリノが倒されてPKゲット。これも流されてもしょうがなかったくらいのプレー。さすがのイエモトだが、今日はファール基準にブレが無く、悪くなかったか。

このPKをキリノが落ち着いて決めて2-0。福岡戦で外した悔しさが残っていたのか、1点目よりもすごい喜びようでサポ前へ。

そして、そのまま完封処理。今日のMVPは高原だろう。よくやった。前半のPKが決められていたら、あるいは、後半のPKをはずしていたら、試合の行方はわからなかったはず。PKが決め手になった印象深い試合。

とはいえ、試合の出来は両チームともそんなによくなかったはず。特に、湘南ってこんなチームだったっけ。

次節はアウェイ熊本。苦手意識を作らないように、完勝して戻ってきて欲しい。
そして、厚別でセレッソ戦。なんとか上位陣を引き摺り下ろして、J2を混戦のカオス状態に引きずり込むのだぁ!




[コンサ] J2第41節:岡山 - 札幌

2009-09-23 21:20:22 | コンサ
J2第41節:岡山 0-1 札幌 @スカパー withオクトーバーフェストビア500ML+α

前節までの課題、前線の動き出しの改善を中心に見ていたのだけど、岡山相手では、ボールが出てから走り出しても間に合うので、あまり検証にはならなかった。

実際、後半は監督の指示もあって、サッパリサッパリ。

藤田は前半から左足でクロスを上げるは、左足でシュートを撃つは、左足でゴールを奪うは、左利きに転向したかと思うほど。
やっぱり藤田が中に切れ込むのは左サイドになれていなかった頃だけで、サイド突破の選手なんだなと実感。

一方の古田は中に切り込んでシュートの連発。ただし、前半のみ。あれでは、後半早々から変えられてもおかしくなかった。

キリノは下がりすぎ。1Topなんだから、ある程度守備を免除して、ラインの裏を狙わせた方が守備にも有効だと思うんだけど。そろそろ得点しないと、ランキングから名前が消えるぞ。

上里はまずまず。ただ、シャドーストライカーとしてゴールを狙うイメージが無いので、あそこは宮澤がもっと積極的に前に出るべき。

ソンファンはがんばりすぎ。吉弘を中にして、ソンファン右サイドとかもありだったんじゃないか。というか、交代させてやれよ。

今日は石崎監督が早々に守備固めに走った。これで失点してたらサンザン叩かれただろう。結果オーライだけど、ちょっとヒヤヒヤした。なんか、監督のやりたいことがわかりませんよ、まったく。

対戦相手の岡山は背番号50とか、選手何人いるんだよ、うらやましい。しかし、札幌基準で上位と下位がきっぱり別れるのが面白すぎる。もうちょっと、じゃんけん的な強弱があったほうがおもしろいんだけどねぇ、傍目には。

とりあえず、いつものように酔っ払いなので、つれづれと書いてみましたが、言いたいことはただひとつ。

湘南には勝て!

以上。

[コンサ] J2第40節:札幌 - 福岡

2009-09-20 15:14:00 | コンサ
J2第40節:札幌 1-0 福岡 @スカパー with壊れせんべいとお茶(笑)


友愛鳩山氏の首相就任に沸く室蘭にコンサドーレ登場。
天皇杯の頃の枯れ芝しかイメージに無かったんだが、スカパーで見る限りは、意外に良いピッチ。

入場時にはサポが「俺たちの札幌」合唱。アウェイじゃねぇっし。
「ムーン・オーバー・ザ・キャッスル」がかかるんだから、そこは歌わないほうがいいんじゃないのか。
逆に、「ムーン・オーバー・ザ・キャッスル」にあわせて、オーオーとかにすべきだと思われ。

スタメンは、最近の失点の多さからか、西が右SB。ついに上里のSBは危険ということが石崎監督も認めたか(笑)

前半は最近の試合と同じ。前線での動き出しが少なく、まともに攻められない。
それでも、単発では藤田の突破や、キリノの飛び出し&空振りもあって、押し気味に進める。
ただ、相手が福岡だから互角以上の戦いになるのであって、これが前節の甲府や上位陣ではフルボッコにされてもおかしくないレベル。
特に、凱旋の宮澤は、受ける方でも出す方でも、パスの長さがわかってないように見える。それで今回も1失点もののミスがあったし。しかも、ダニルソンが早々に負傷退場。チョウソンファンも目の上打撲でお岩さん状態。
こんな調子でも福岡のボールがゴールに飛ばないのはちょっと異常。風の影響だけとは考えられないんだが、福岡は本格的にボトムズ化したな。

後半はどうなることかと思ったら、上里のフリーキックで先制。
これで福岡が前がかりになったせいもあり、前半よりもカウンターを仕掛けるチャンスが増えた。
さらに、因縁の中払登場により場内がブーイングで騒然としたせいで、双方の選手の動きも激しくなる。
それでも追加点が取れないのが、今の札幌。
終了間際のキリノのPKも、タイミングを外したのか外されたのか、キーパーにセーブされて失敗。
逆に福岡の再三のチャンスは相手が勝手に外してくれた感じ。
そして、0-1で終了。

とにかく勝ったし、終了間際に失点するクセはどうやら直ったらしいが、ここ最近の課題である前線の動き出しはまったく改善されていない。これではJ2中位の今の位置が妥当としかいえない。

次はアウェイの岡山戦。その次がホームで湘南戦。
岡山戦でんなんとか修正して、湘南から勝ち点3を奪って欲しい。


[SF] 葡萄山司令部、陥落!?

2009-09-20 11:22:26 | SF
『葡萄山司令部、陥落!?』 鷹見 一幸 (ハヤカワ文庫 JA)




銀河乞食軍団 黎明篇の第2巻。まだまだ続く、〈蒼橋〉事件。
相変わらず、主役は〈蒼橋〉義勇軍の面々で、ムックホッファとロケ松は要所でサポートに回る程度。

しかも今回は〈紅天〉側の職人も参加してのサバイバル&レスキューだ。

科学への全面的な信頼と、技術者、職人への尊敬で出来上がっているのがこの作品。
まぁ、なんというか、SFファンが好みそうな話ではある。現実では、こうはいかない。
……なんて思うのは、やさぐれた社会人の感想ですが。

ところで、和尚がついにそのベールを脱ぎ始めたのだが、やっぱり、あの和尚なんでしょうか。
タンポポ村事件のときは、いったい幾つなのサ。

他にも乞食軍団に参加するのは誰か、というのが興味の的。
〈蒼橋〉は屋号と本名がややこしいから、実はあの人がっ、という驚きを期待しておこう。


[SF] 〈蒼橋〉義勇軍、出撃!

2009-09-13 19:17:33 | SF
『銀河乞食軍団 黎明篇(1) 〈蒼橋〉義勇軍、出撃!』 鷹見一幸 (ハヤカワ文庫 JA)




故・野田昌宏氏の和製スペースオペラ《銀河乞食軍団》の前日譚。
いくらなんでも、死んだからってリメイクするんじゃないよ、と思っていたら、企画は生前から動いていたらしい。

著者の名前は、なんだか他人じゃないような気がする(笑)が、今回が初遭遇。

しかし、この表紙。いや、それ、いくらなんでもハヤカワ文庫じゃないし(笑)
第2巻の表紙も萌えキャラだったら、買ってないかも。

さて、その内容ですが……。

固有名詞は銀河乞食軍団そのもの。惑星<蒼橋>とか、採鉱艇播磨屋壱號とか。播磨屋の本名がハイネマンとかもいい感じ。
ただ、どうしてもベランメェ調がいまいちこなれていないような気がする。
沙良の口調も、カタカナの使い方が、なんだかフィリピンパブのオネェサンみたいじゃないか。

表紙の眼鏡天然娘も悪くないんだが、もっとおネジっ娘を出せや。
それも、泣きそうなオペレータじゃなくて、もっと勇ましい悪戯っ娘を出せや。

とは言え、内容はいたって正当な70年代系のニュー・スペースオペラ。大嘘は吐いても小嘘は吐くな。計算しながら読むスペオペ系。

「萌える」ぜよりも、「燃える」ぜ。

ムックホッファやロケ松の活躍はまだまだだが、〈蒼橋〉義勇軍の破天荒な活躍は読み応え十分。

ガンダムのように、名前だけ借りた「ただ乗り作品」で終わるかどうかは、今後の作品にかかっている。
とはいえ、何冊続くの、このエピソード。第3巻は11月発売。
いや、その前に、第2巻だな。


[コンサ] J2第39節:甲府 - 札幌

2009-09-13 18:24:10 | コンサ
J2第39節:甲府 2-1 札幌 @スカパー withエルディンガー・オクトーバーフェストビア 500ml

マラニョンに2点決められて、負けたにょん。

愛媛戦に続いて、前半はダメダメ。とにかく足が止まっている。フィールドプレイヤー10人が全員ボールウォッチャー。自分のところに来たボールを蹴るだけ。これでは上位チームに勝てるわけが無い。

オフボールの動きがどうこうとかのレベルじゃない。中学校の部活に戻って、パス・アンド・ゴーの練習からやり直し!


後半はうって変わって好ゲーム。なんでこれが前半からできないの?
古田、ダニルソンに変わって、西、砂川投入。個人的にはハファエルが悪かったので、ハファエル交代かと思ったんだが。
ダニルソンは怪我なのか。打撲っぽかったから大丈夫だと思ったんだけど、あっさり交代。ちょっと気になる。

藤田は守りの堅いチームに対しては右サイドの方がいいかも。とはいえ、今日のゴールのような動きは左サイドの方がやりやすいと思うんだが。

残り20分でハファエルに変わって上原。3-5-2へ。
ソンファンを基点に縦ポン大作戦を敢行するも、決め手を欠いて、遂に時間切れ。
縦ポンやるときは、放り込みだけじゃなくて、ミドルシュートも織り交ぜていかないと、なかなか点はとれんな。

後半15分で失点するクセは直ったみたいだが、今度は前半に走らないクセが付いちゃったのか?
まったく、若いチームとはいえ、難儀やのぅ。

とにかく、前節での失敗を次の試合では修正するということが出来ないようじゃ、何年たってもJ1昇格なんてできません。

前節も、今日も、後半にいいプレーが多かったのだから、これを続けていけばいいのだ。
今日はいい試合だった。後半45分間なら。
次節は90分間でもいい試合だったと言えるような試合が見たいにょん。

ところで、関東後援会バスツアーのガイドさんが可愛かったってホント?
万難を排して行けば良かったにょん。


[SF] ノパルガース

2009-09-09 21:24:50 | SF
『ノパルガース』 ジャック・ヴァンス (ハヤカワ文庫 SF)




ノパルガース!
ノパルガーズでもなく、ノバルガースでもありません。

寄生生命体ノパルの本拠地と名指しされたノパルガース=地球にエイリアンが攻めてくる。
それまでに地球からノパルを一掃しないと地球人ごと皆殺しぃー!

1966年刊行、もしかしたら初出は今から50年も前のパルプフィクションが、なんで今頃日本で新刊として登場したのかは訳者あとがきに詳しい。

“エースのダブル”とか良く聞くんだが、日本だと何に当たるんだろう。少なくともラノベではないよな。どちらかと言うと、漫画ゴラクとかな感じか、それもまた違うか。

しかし、さすがはジャック・ヴァンス。いい加減な小説かと思いきや、奇抜なアイディアと、度重なるどんでん返しで飽きが来ない。というか、飽きさせる長さでもないが。この長さといい、ノパルに取り付かれた人間の描写といい、チープなエイリアン像といい、ハリウッド映画大作にぴったりだと思うんだが、誰か映画化してくれないものか。

パルプフィクションとして出版されたにもかかわらず、SFの面白さがしっかりと込められている。SFの教科書として読んでもいいくらいの素晴らしさ。ここにSFのすべてがあるとまでは言わないが、SFの一分野のすべてくらいはここにある(笑)

特に、陳腐なりに、50年間色褪せないアイディアとストーリーは素晴らしい。これはもうSF的神話、おとぎばなしの域に達している。

いくら褒めても褒めたりないくらいだが、年間ベストには絶対挙げない。そういう作品である

ところで、ノパル。イメージ的にはドラクエⅨのモンスター、かまいたちとか、うずしおキング。あれが頭の後ろに乗っかって顔を出している感じ。結構、かわいい。



[SF] あなたのための物語

2009-09-07 22:43:02 | SF

『あなたのための物語』 長谷敏司 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)





余命半年、ITP(Image Transfer Protocol)、とキーワードを並べると、傑作『ハーモニー』を残して逝ってしまわれた伊藤計劃を想起してしまうのだが、そういう話ではないらしい。

タイトルからは、テッド・チャンの名作『あなたの人生の物語』を想起してしまうのだが、そういう話でもないらしい。

ITPは脳内のイメージ(まさしく、日本語の、カタカナの“イメージ”)をデータとして取り出したり、脳の気質損壊による機能不足を補完できたりするらしい。さらに、人工知能にのっけると、人格のシミュレーションができちゃったりするらしい。テキストとかいう説明が出てくるけど、HTTPからの類推でしょうか。このへんは敢えて細かく突っ込まないけど。

余命半年を宣告された仕事人間の女性研究者サマンサが、死を目前にして脳内イメージを伝達するためのITPの研究に残りの人生を掛ける。様々なものに呪詛を吐きながら、ITPによる人工人格《wanna be》だけを相手にして。そして、《wanna be》はITPの欠点、感情の平滑化を洗い出すために小説を書くという作業を続ける。

死とは何かということよりも、小説=物語とは何か、物語るとは何かというメッセージ性を強く感じた。小説を書き続ける道具としての《wanna be》の存在は、著者にとってどのような意味があったのか、それともなかったのか。名前からして“ワナビー”って。作中で説明された意味以上のものがあるでしょ、それ、と思う。

サマンサの苦しみは読んでいて辛い。それは決して本当に不治の病に苦しむ患者さんの感覚とは掛け離れているのかもしれないが、読んでいる最中は自分も下痢になって便座の上でもだえてしまうくらい。ひどい二日酔いで、内蔵を全部捨ててしまいたいくらいの時のことを思い出したり。特に女性はこれに生理が加わると、どんなことになってしまうのかと、まったく想像できないが心配だけはする。

サマンサと《wanna be》、サマンサと新鋭研究者のケイトの論戦は実はあまり共感できない、というか、理解できないのだが、いずれ死ぬ身体を持った人間として、物語を書くことを義務付けられた作家として、極限まで自分自身と見詰め合った結果の言葉は果てしなく重たい。

読んでいて気分のよくなる話ではないのだけれど、理解しきれなかった部分を理解しなければいけないという気分になっているので、いずれ再読しようと思う。忘れなければね。


[コンサ] J2第38節:札幌 - 愛媛

2009-09-06 23:12:18 | コンサ
J2第38節:コンサドーレ札幌 3-2 愛媛FC @スカパー 今日は飲んでないよぉ

先日の水戸戦のエントリーが草津戦の得点になってて、さっき直した(笑)
しかも、節数もだいぶ前から違っているし。気付いてたら、だれか教えてくれよ。


今日は久しぶりに素面で観戦。本当は天気もいいのでサイクリングに行こうとおもったんだけど、キックオフまでに帰ってこれないと困るから自粛(笑)

さて、厚別2連戦目の札幌。水戸戦は不甲斐ない試合だったので、今節は最初から気合を入れてくるのかと思いきや、この前と変わらずのダメっぷり。愛媛のプレスがきつくて、中盤でまったくボールがつなげない。水戸戦は、まだ相手の足にボールが引っかかるぐらいの感じだったが、今日は完全にパスカットされまくり。パスが弱いし、受けてが立ち止まって受けようとするので、明らかにカモ状態。

いつもは序盤に訪れるビッグチャンスも今日は無し。中3日の連戦と言ったところで、厚別の連戦じゃないか。いったい何やってるんだか。

それでも、愛媛の攻撃は精度が悪く、失点は免れる。しかし、ついに札幌出身の赤井にゴールを奪われ、前半は0-1での折り返し。

後半はリズムを変えるために、宮澤に代わって砂川を投入。それでもあまり状況は変わらず、今度は赤井からのパスに抜け出されて2失点目。

これで尻に火がついた札幌はキリノのゴールでやっと1点奪うも、まだ流れは愛媛。そこで、中山、ハファエル投入。中山が動き回って、やっとゲームを支配し始める。しかし、これも中山のせいというより、愛媛のスタミナ切れのせいか。

ハファエル、ダニルソンが相次いで豪快に決めて、遂に逆転。これで助っ人3人そろいぶみ。ダニルソンはバースデーゴール、オメ。

30分過ぎからはカウンターの打ち合いになるも、ともに決定機をはずして、そのまま3-2で試合終了。勝ったとはいえ、勝ったのが不思議なくらいダメな時間帯が長い試合だった。

土曜の夜のオランダ-日本戦を思い出すかのような、愛媛のプレスと墜落っぷり。まさしく、オランダDFの日本に対するコメントの通り。

「後半は選手交代もあったが、日本が勝手に疲れて止まった。あのサッカーは90分間できない」

しかし、J2のチームを見渡すと“ガチガチカウンター”か、“鬼プレス電池切れ”の二択のみ。

日本代表は加茂ジャパンのころから、鬼プレス90分が目標なんだよな。それ専用に選手を選ぶのであれば、出来なくは無いかもしれないが、アレとかソレとか切らなければならないし。

乏しい選手層で、中2日、3日で連戦するJ2でも難しい戦術なのだろう。時間帯や得点差にしたがって、上手くコントロールできるようになれば、J1でも通用するんだろうか。