おはようございます。6月25日日曜日です。広島は雨上がりの曇りです。今日は何とか天気は持ちそうです。デーゲームはあるか。
さて、お大師様の言葉です。
心が暗いとき
視界を明るくして、人生の価値を見いだす。
心暗きときは、即ち遭うところ所悉く禍なり。
眼明らかなるときは、則ち途にふれて皆宝なり。 ( 『性霊集』 空海 )
とらわれを捨てれば、人生には宝がいっぱい
「心暗きとき」とは、いまだ真理に暗く迷いの状態にあること。これを仏教では「無明」といい、苦の根本の原因とします。
「無明のうちは出合うものすべて禍だが、無明をはなれ悟りにいたれば、出合うものみな宝となる」と空海は言っているのです。
釈迦は、あらゆる苦は無明から生じるとして、「真理を会得して悟りを開くことで無明は破られ、苦しみは消滅する」と説きました。釈迦が最初に説いた四つの真理は「四諦」と呼ばれ、簡単にまとめれば次のようになります。
「苦諦」・・・・人が生きるということの本質は苦である。
「集諦」・・・・その苦の原因は人間の執着にある。
「滅諦」・・・・この苦を滅した境地が悟りである。
「道諦」・・・・その悟りに到達する方法が仏道である。
とらわれ(執着)を捨てれば無明の闇は明けてきます。まずは心の視界をあかるくして、人生に価値(宝)をたくさん見いだすことが大事なのです。
(出典 生き方が変わる! 空海 黄金の言葉 宮下 真 著 名取 芳彦 監修 ナガオカ文庫 抜粋 )
そういえば、般若心経を唱えていると、中処に、「・・・ 無苦集滅道・・・」云々というくだりがあります。このお経で有名なところは、「色即是空 空即是色」のところかと思いますが、大事な言葉が多くあります。しかし、このお経で一番大事なところは、最後の部分、「ギャーテイ、ギャーテイ、ハーラーギャーテイ、ハラソーギャーテイ ボージーソワカ」の部分だといいます。訳すのがむつかしく、元のお経の音をそのまま使うため、漢字を当てはめている、といいます。
FXで、目先の動きにとらわれていると、今のレベルは高いのか安いのかなどの判断力がなくなり、ついつい今の動きに追随してしまう恐れが強くなります。
相場全体の動きの中から、高ければ売り、安ければ買う、という基本的な動きをすれば、ストップを入れることも少なくすることができそうです。
FXに負けが込んできて、疲れてくると、お先真っ暗の心となって、すべてが自分の敵などと思うようになることがあるかもしれませんが、人生万事塞翁が馬、とか、人生は糾える縄の如し、などと考えると、心は楽になります。何をやってもダメな時は、しばらく相場から離れて過ごすことも良いかと思われます。やる気がまた起きて、心が落ち着き、相場の全体像が見えるようになったら、相場に参加する、これの繰り返しでもよいと思われます。
宝は、FX相場の中にもあります。その宝をあまり欲張らずに、謙虚にいただくようにすれば、長く利益を享受することもできると思われます。
今週の相場はまだ上値は重くなると想定しています。月足週足などで相場全体を見て、今の位置、その流れを考えています。
今週は、日米欧でインフレ率が発表になります。この状況もチェックしたほうが良いと思っています。まだインフレ傾向は定かにならないとなれば、ドル安円高へと舵が切られる可能性が強くなりそうです。
FOMCで利上げを決めたのちも、利回りが上昇して来ない一因は、日欧ではまだ量的緩和を行っていますので、これが帳消しにしていると思っても良いようです。世界のマネーはまだ行き先を検討中のようです。今後、まず、FOMCで資産縮小などバランスシートの改善に動いてくると、資金の流れが大きく変化してくると思われますので、これからのFOMC会合への関心は、利上げよりもバランスシート改善への動きということになりそうです。
FRBが利上げを決めても日欧の中央銀行はまだその取り組みを決めていませんので、いずれ追随してくると思われますが、まず欧州ECBは半年~1年程度は遅れて、日本は1~2年以上遅れて、利上げをしてくるようになると思われます。日米欧の中央銀行の足並みが利上げで揃うと、今度は相場は、不況へと向かう傾向が出てくるようになるといいます。これについては、別の機会に。
現在、利上げを決めたのは米国だけですから、経済はもうしばらくは拡大傾向を維持していくと、歴史からは学ぶことができそうです。
ナスダックはまだ成長拡大中です。その中の構成員、半導体部門は右肩上がりの状態を維持しており、これからのAIなどの発展成長を支えてくると思われます。
このような環境の中で、小生はAIを活用したFX取引を考えています。もちろん裁量取引は継続しますが、これからはAIももっと発達成長し、利用しやすくなると思われますので、活用を考えるわけです。
将棋界の人対ソフトの対戦を見ていて、ソフトもここまで来た、と確認できます。そうであれば、FX取引でも同様の期待ができるのも時間の問題かもしれません。というよりもヘッジファンドの多くはすでに、HFT取引を行っていますので、この効果は確認できると思われます。一般大衆投資家が、その効果を享受できるようになるソフトが、開発され、廉価で販売可能になるのも時間の問題と思われます。
一部ではすでに出ているとか、、、、。それも現在導入に向けて研究中です。アルゴリズムを公開しているものが少なくて、評価がむつかしい面もあります。
今週は前述のように、日米欧でインフレ率の発表がありますので、ここでインフレ傾向が出てくるか、逆に、インフレ傾向が低下してきているのか、確認したいと思います。もし、まだ低下傾向になっているとすれば、円高傾向へ振れてくると推察しているところです。そうなれば、111円割れを視野に入れた取引になると思われます。
月末要因とすると、新たなファンド形成に向けた株式売買も出てきやすく、株価は概ね維持されると思われます。しかし、金利先物取引市場の動きでは、まだ、先行き金利の上昇を十分に考えてはいない様子です。
7月になると、夏休みという言葉が市場関係者の間では出てきます。本当に休むのか? この夏は絶好の仕込み場が来るかもしれないというのに、、、。しかし、彼らにとっては、秋口からの相場参加でも、十分稼げるのかもしれません。プライベートな時間を仕事で犠牲にすることはないのでしょう。そうなると「夏相場のレンジ取引」が中心になってくるか?
あれやこれや考えても、チャート以上の事実は出てきません。今日もこれから、チャートを眺めて、「何か」を掴みたいと思います。
本日も訪問いただき、ありがとうございました。今週もよろしくお願いします。合掌
さて、お大師様の言葉です。
心が暗いとき
視界を明るくして、人生の価値を見いだす。
心暗きときは、即ち遭うところ所悉く禍なり。
眼明らかなるときは、則ち途にふれて皆宝なり。 ( 『性霊集』 空海 )
とらわれを捨てれば、人生には宝がいっぱい
「心暗きとき」とは、いまだ真理に暗く迷いの状態にあること。これを仏教では「無明」といい、苦の根本の原因とします。
「無明のうちは出合うものすべて禍だが、無明をはなれ悟りにいたれば、出合うものみな宝となる」と空海は言っているのです。
釈迦は、あらゆる苦は無明から生じるとして、「真理を会得して悟りを開くことで無明は破られ、苦しみは消滅する」と説きました。釈迦が最初に説いた四つの真理は「四諦」と呼ばれ、簡単にまとめれば次のようになります。
「苦諦」・・・・人が生きるということの本質は苦である。
「集諦」・・・・その苦の原因は人間の執着にある。
「滅諦」・・・・この苦を滅した境地が悟りである。
「道諦」・・・・その悟りに到達する方法が仏道である。
とらわれ(執着)を捨てれば無明の闇は明けてきます。まずは心の視界をあかるくして、人生に価値(宝)をたくさん見いだすことが大事なのです。
(出典 生き方が変わる! 空海 黄金の言葉 宮下 真 著 名取 芳彦 監修 ナガオカ文庫 抜粋 )
そういえば、般若心経を唱えていると、中処に、「・・・ 無苦集滅道・・・」云々というくだりがあります。このお経で有名なところは、「色即是空 空即是色」のところかと思いますが、大事な言葉が多くあります。しかし、このお経で一番大事なところは、最後の部分、「ギャーテイ、ギャーテイ、ハーラーギャーテイ、ハラソーギャーテイ ボージーソワカ」の部分だといいます。訳すのがむつかしく、元のお経の音をそのまま使うため、漢字を当てはめている、といいます。
FXで、目先の動きにとらわれていると、今のレベルは高いのか安いのかなどの判断力がなくなり、ついつい今の動きに追随してしまう恐れが強くなります。
相場全体の動きの中から、高ければ売り、安ければ買う、という基本的な動きをすれば、ストップを入れることも少なくすることができそうです。
FXに負けが込んできて、疲れてくると、お先真っ暗の心となって、すべてが自分の敵などと思うようになることがあるかもしれませんが、人生万事塞翁が馬、とか、人生は糾える縄の如し、などと考えると、心は楽になります。何をやってもダメな時は、しばらく相場から離れて過ごすことも良いかと思われます。やる気がまた起きて、心が落ち着き、相場の全体像が見えるようになったら、相場に参加する、これの繰り返しでもよいと思われます。
宝は、FX相場の中にもあります。その宝をあまり欲張らずに、謙虚にいただくようにすれば、長く利益を享受することもできると思われます。
今週の相場はまだ上値は重くなると想定しています。月足週足などで相場全体を見て、今の位置、その流れを考えています。
今週は、日米欧でインフレ率が発表になります。この状況もチェックしたほうが良いと思っています。まだインフレ傾向は定かにならないとなれば、ドル安円高へと舵が切られる可能性が強くなりそうです。
FOMCで利上げを決めたのちも、利回りが上昇して来ない一因は、日欧ではまだ量的緩和を行っていますので、これが帳消しにしていると思っても良いようです。世界のマネーはまだ行き先を検討中のようです。今後、まず、FOMCで資産縮小などバランスシートの改善に動いてくると、資金の流れが大きく変化してくると思われますので、これからのFOMC会合への関心は、利上げよりもバランスシート改善への動きということになりそうです。
FRBが利上げを決めても日欧の中央銀行はまだその取り組みを決めていませんので、いずれ追随してくると思われますが、まず欧州ECBは半年~1年程度は遅れて、日本は1~2年以上遅れて、利上げをしてくるようになると思われます。日米欧の中央銀行の足並みが利上げで揃うと、今度は相場は、不況へと向かう傾向が出てくるようになるといいます。これについては、別の機会に。
現在、利上げを決めたのは米国だけですから、経済はもうしばらくは拡大傾向を維持していくと、歴史からは学ぶことができそうです。
ナスダックはまだ成長拡大中です。その中の構成員、半導体部門は右肩上がりの状態を維持しており、これからのAIなどの発展成長を支えてくると思われます。
このような環境の中で、小生はAIを活用したFX取引を考えています。もちろん裁量取引は継続しますが、これからはAIももっと発達成長し、利用しやすくなると思われますので、活用を考えるわけです。
将棋界の人対ソフトの対戦を見ていて、ソフトもここまで来た、と確認できます。そうであれば、FX取引でも同様の期待ができるのも時間の問題かもしれません。というよりもヘッジファンドの多くはすでに、HFT取引を行っていますので、この効果は確認できると思われます。一般大衆投資家が、その効果を享受できるようになるソフトが、開発され、廉価で販売可能になるのも時間の問題と思われます。
一部ではすでに出ているとか、、、、。それも現在導入に向けて研究中です。アルゴリズムを公開しているものが少なくて、評価がむつかしい面もあります。
今週は前述のように、日米欧でインフレ率の発表がありますので、ここでインフレ傾向が出てくるか、逆に、インフレ傾向が低下してきているのか、確認したいと思います。もし、まだ低下傾向になっているとすれば、円高傾向へ振れてくると推察しているところです。そうなれば、111円割れを視野に入れた取引になると思われます。
月末要因とすると、新たなファンド形成に向けた株式売買も出てきやすく、株価は概ね維持されると思われます。しかし、金利先物取引市場の動きでは、まだ、先行き金利の上昇を十分に考えてはいない様子です。
7月になると、夏休みという言葉が市場関係者の間では出てきます。本当に休むのか? この夏は絶好の仕込み場が来るかもしれないというのに、、、。しかし、彼らにとっては、秋口からの相場参加でも、十分稼げるのかもしれません。プライベートな時間を仕事で犠牲にすることはないのでしょう。そうなると「夏相場のレンジ取引」が中心になってくるか?
あれやこれや考えても、チャート以上の事実は出てきません。今日もこれから、チャートを眺めて、「何か」を掴みたいと思います。
本日も訪問いただき、ありがとうございました。今週もよろしくお願いします。合掌