おはようございます。6月11日日曜日です。広島は雲り、時々雨が降りそうな空模様です。梅雨時の雨ですから、何の不思議もない空模様です。まだ本格的な梅雨入りとはなっていないようです。いずれ大雨警報が出たりして注意が必要な時も来るんでしょうね。水はけに注意していきます。
さて、本日のお大師様の言葉です。
日々の行動の指針
まず、人のためを思って動こう
菩薩の用心は皆、慈悲を以て本(もとい)とし、利他を以て先とす。 ( 『秘蔵宝鑰』 空海 )
まず他人を思いやる心が幸福につながる
「菩薩の心はすべて慈悲を以って基本とし、まず人のためを先に考える」。
菩薩のような人が増えたら、この世はもっと平和でやさしい世界に変わるでしょう。菩薩とは、悟りを開くための修行をしながら、自分よりも先に人々を「苦」から救おうとする仏のこと。悟りを得た「如来」の一段階前の姿なので、仏像や絵画では悟りの前の釈迦の姿(釈迦族の王子)で描かれ、貴族の服装で首輪や腕輪などのアクセサリーを身につけています。いわゆる観音様も正しくは観世音菩薩という菩薩の仲間です。
空海はこのことばに続けて、「この心がまえをもってとらわれを破り、深い教えへ導かれるなら、そのご利益はとても大きい」と言っています。自己優先の考えを捨て、まず人のための利益を考えて行動するーーー菩薩のように「利他」を先とするのはなかなか大変ですが、そう心がけて行動する「菩薩行」を行うと、あなた自身にもっと幸福がやってきます。なぜなら菩薩は悟りに達することを約束されたステージにいます。それに近づけば、悪いことが返ってくることはありません。
(出典 生き方が変わる! 空海 黄金の言葉 宮下 真 著 名取 芳彦 監修 ナガオカ文庫 抜粋)
自分よりも先に他人のことを思いやり、行動する、なんと素晴らしい思いでしょうか。これを心掛けても、その時々の気分にとらわれて自分が先になってしまうことが多くあります。仏の足元にも及ばないレベルと思われます。
人間のこの世には、「一日一善」など少しでも人間を仏に近づけるための方法を示してくれているものが多くあります。あれもこれもと取り組まなくても、どれか一つを徹底的に行ってみる、これで道は開けてくるのかもしれません。
道は開けるといえば、カーネギーは、思考は現実化する、とも言っています。思い続けて取り組めば、目標を成就し、必ず道は開けると。
10万時間のFXの取り組みを、10万時間の修行と考えれば、これでようやく仏の足元に到達するくらいのレベルになりそうです。損はしないけど、大きく儲けることもない、というレベルか、、、。
こんな状況の時、何かを感じ何かを掴むことができると、一皮むけて、相場からのシグナルを感じとることができるようになるのではないかと思っています。
現在の相場は、これから上へ行くか下へ行くかの分岐の位置にいると思われます。このように判断するのは月足で見ていることによるものです。短期のチャートでは、相場の上下動で判断を間違うこともありますので、できるだけ長い足で判断していきます。短期的に見れば、上値は重いように思われますが、金曜日に110.8円レベルまで上伸していますので、110.5円付近のストップは買い方が買いこなしたと思われます。そうなると、これから上伸すると111.0円狙いの動きとなり、これを意識すると買い方が押し目は拾ってくるようになると思われます。
FedWatcherの6月利上げ確率は99.6%と高率で、市場はこれを織り込みに来ていると推察できます。
そうなると、売り方は押し込んでも買い方に買い場を提供するだけになりますので、踏まされるのを恐れて恐る恐るの売りとなります。ここまで押しても大丈夫か? と買い方の動きを観測しながら売り方は動いてくると思われます。そして相場を急落させるような、少し大きめの玉を売り込んでくることも想定できますが、その場合、売り方はすぐポジションドテンの動きに出て来ると思われます。買い方の中にはこの動きが出てくるのを待っている輩も存在すると思われます。
下値が金曜日の安値を下回らない限り、「高値切り上げ安値切り上げ」の上昇トレンドの中にあると思われます。そうなると、いずれ高値チャレンジの動きが出てくると想定しています。今週はFOCM会合があります。ここで利上げは決定されると思われます。14日NYタイム中、東京深夜未明が動意づくところになります。
今回のFOMCの決定は、経済好転による利上げではなく、金利正常化のための取り組みと理解しています。今回の利上げで今年3月に続き、2回目となります。FOMCが発出するブリーフィングや議長記者会見で、今後の物価動向・インフレ動向や次回利上げの方向性、スラックに対する見解などなど、チェック項目は尽きません。市場では、次回利上げは9月、そして12月には国債購入額縮小とか、再投資縮小などテーパリング実施の動きがさらに出てきそうです。これを受けての動きがECBにも出てきそうな雰囲気になってきています。
そうなると日銀政策もその動きにいずれなって来る、という動きでしょうかね。
今回のFOMCで何かポジティブサプライズがあれば、ドル円はドル買戻しが加速する動きとなりますが、市場予想を下回るような状況になると、もう一度下値確認の動きが出てくると想定されます。108円チャレンジの動きになりそうです。
先々週は下押しポイントとして意識していた「窓」がありましたが、先週この窓も埋まり、ひとまず、すわりの悪さは解消されていると思われます。
一目均衡表の雲状況をチェックしています。4時間足・日足・月足を見ています。上値抵抗・下値抵抗になりそうな雰囲気があります。そして雲上限下限幅が狭くなる傾向もあります。
今週はまず、FOMC結果待ちになり、様子見気分が出てくると思われます。焦らずに行きますかね。
本日も訪問いただきありがとうございました。今週もよろしくお願いします。合掌
追申 最近 ブログ更新を少し怠っています。もう少し以前のようにこまめに更新できればと再考中です。陳謝
さて、本日のお大師様の言葉です。
日々の行動の指針
まず、人のためを思って動こう
菩薩の用心は皆、慈悲を以て本(もとい)とし、利他を以て先とす。 ( 『秘蔵宝鑰』 空海 )
まず他人を思いやる心が幸福につながる
「菩薩の心はすべて慈悲を以って基本とし、まず人のためを先に考える」。
菩薩のような人が増えたら、この世はもっと平和でやさしい世界に変わるでしょう。菩薩とは、悟りを開くための修行をしながら、自分よりも先に人々を「苦」から救おうとする仏のこと。悟りを得た「如来」の一段階前の姿なので、仏像や絵画では悟りの前の釈迦の姿(釈迦族の王子)で描かれ、貴族の服装で首輪や腕輪などのアクセサリーを身につけています。いわゆる観音様も正しくは観世音菩薩という菩薩の仲間です。
空海はこのことばに続けて、「この心がまえをもってとらわれを破り、深い教えへ導かれるなら、そのご利益はとても大きい」と言っています。自己優先の考えを捨て、まず人のための利益を考えて行動するーーー菩薩のように「利他」を先とするのはなかなか大変ですが、そう心がけて行動する「菩薩行」を行うと、あなた自身にもっと幸福がやってきます。なぜなら菩薩は悟りに達することを約束されたステージにいます。それに近づけば、悪いことが返ってくることはありません。
(出典 生き方が変わる! 空海 黄金の言葉 宮下 真 著 名取 芳彦 監修 ナガオカ文庫 抜粋)
自分よりも先に他人のことを思いやり、行動する、なんと素晴らしい思いでしょうか。これを心掛けても、その時々の気分にとらわれて自分が先になってしまうことが多くあります。仏の足元にも及ばないレベルと思われます。
人間のこの世には、「一日一善」など少しでも人間を仏に近づけるための方法を示してくれているものが多くあります。あれもこれもと取り組まなくても、どれか一つを徹底的に行ってみる、これで道は開けてくるのかもしれません。
道は開けるといえば、カーネギーは、思考は現実化する、とも言っています。思い続けて取り組めば、目標を成就し、必ず道は開けると。
10万時間のFXの取り組みを、10万時間の修行と考えれば、これでようやく仏の足元に到達するくらいのレベルになりそうです。損はしないけど、大きく儲けることもない、というレベルか、、、。
こんな状況の時、何かを感じ何かを掴むことができると、一皮むけて、相場からのシグナルを感じとることができるようになるのではないかと思っています。
現在の相場は、これから上へ行くか下へ行くかの分岐の位置にいると思われます。このように判断するのは月足で見ていることによるものです。短期のチャートでは、相場の上下動で判断を間違うこともありますので、できるだけ長い足で判断していきます。短期的に見れば、上値は重いように思われますが、金曜日に110.8円レベルまで上伸していますので、110.5円付近のストップは買い方が買いこなしたと思われます。そうなると、これから上伸すると111.0円狙いの動きとなり、これを意識すると買い方が押し目は拾ってくるようになると思われます。
FedWatcherの6月利上げ確率は99.6%と高率で、市場はこれを織り込みに来ていると推察できます。
そうなると、売り方は押し込んでも買い方に買い場を提供するだけになりますので、踏まされるのを恐れて恐る恐るの売りとなります。ここまで押しても大丈夫か? と買い方の動きを観測しながら売り方は動いてくると思われます。そして相場を急落させるような、少し大きめの玉を売り込んでくることも想定できますが、その場合、売り方はすぐポジションドテンの動きに出て来ると思われます。買い方の中にはこの動きが出てくるのを待っている輩も存在すると思われます。
下値が金曜日の安値を下回らない限り、「高値切り上げ安値切り上げ」の上昇トレンドの中にあると思われます。そうなると、いずれ高値チャレンジの動きが出てくると想定しています。今週はFOCM会合があります。ここで利上げは決定されると思われます。14日NYタイム中、東京深夜未明が動意づくところになります。
今回のFOMCの決定は、経済好転による利上げではなく、金利正常化のための取り組みと理解しています。今回の利上げで今年3月に続き、2回目となります。FOMCが発出するブリーフィングや議長記者会見で、今後の物価動向・インフレ動向や次回利上げの方向性、スラックに対する見解などなど、チェック項目は尽きません。市場では、次回利上げは9月、そして12月には国債購入額縮小とか、再投資縮小などテーパリング実施の動きがさらに出てきそうです。これを受けての動きがECBにも出てきそうな雰囲気になってきています。
そうなると日銀政策もその動きにいずれなって来る、という動きでしょうかね。
今回のFOMCで何かポジティブサプライズがあれば、ドル円はドル買戻しが加速する動きとなりますが、市場予想を下回るような状況になると、もう一度下値確認の動きが出てくると想定されます。108円チャレンジの動きになりそうです。
先々週は下押しポイントとして意識していた「窓」がありましたが、先週この窓も埋まり、ひとまず、すわりの悪さは解消されていると思われます。
一目均衡表の雲状況をチェックしています。4時間足・日足・月足を見ています。上値抵抗・下値抵抗になりそうな雰囲気があります。そして雲上限下限幅が狭くなる傾向もあります。
今週はまず、FOMC結果待ちになり、様子見気分が出てくると思われます。焦らずに行きますかね。
本日も訪問いただきありがとうございました。今週もよろしくお願いします。合掌
追申 最近 ブログ更新を少し怠っています。もう少し以前のようにこまめに更新できればと再考中です。陳謝