おはようございます。1月10日水曜日です。広島は冷え込んでいます。深夜のうちに雪が降り、積雪するかと思っていましたが、外を見ると、雪はありませんでした。寒波は今日よりも明日以降のほうが強いようです。
さて、相場です。昨夜のNY市場では株価は大きく上昇しています。堅調な動きのようです。昨日は、日銀が超長期国債の買い入れ額を減らしたことがいろいろと憶測を呼び、出口戦略の開始か、その布石か?とか、イールドカーブのスティープ化を図っただけの金融調整とか、の声が出ているようです。そして、外国の中銀関係者からも、「テーパリングではない。イールドカーブのスティープ化を図っただけ。」という声も出てきましたが、この憶測をめぐり、NY市場でも円買いが進み、112.3円台まで下押ししてきています。ここまでの動きの中で、利回りは2.5%台まで上昇回復し、株価動向も含めて判断すると、債券王のビル・グロス氏は、「債権の弱気相場入り」を「宣言」したようです。
昨夜出た米国指標で、JOLT労働調査(求人数)が予想に届かなかったことも加わって、ドル売り円買いがさらに進んできたようです。
本日、本邦の財務省は10年国債を発行するようで、この入札があります。ここでの価格や利回りに関心を持っています。上昇するのか?
本邦の国債利回りが上昇すると、円は買われる通貨となり、円高はまだ進行するのかもしれません。
市場は、現在、円ショートポジションが相当大きく膨らんでいることから、円買戻しの材料を探している最中だったようで、日銀の取り組みを「絶好の買戻し材料」ととらえて、ここで円の買戻しが始まったということのようです。相場が下げ基調を醸しだしそうになっていたところへ、この日銀の取り組みが出て、円買いが加速したということのようです。しかし、この動きは長続きはしないとみています。たまたま相場が調整気味だった所へこの加速材料が出たということと理解しています。本日つける、昨日安値を下回る安値が当面の底になるのではないかと想定して相場を見ているところです。しかし、反発は弱く、まだまだ上値の重い展開であることは間違いないようです。
12日NYカットで、111.75円が出てきていることから、ここを狙う動きも出てくる恐れはあります。12日SQ絡みで相場全体が動いてくると、昨日同様に、本日も少し乱暴な動きが出てくる恐れもあります。投機筋は、円買戻しのきっかけを待っているわけですから。こうなると、利回り動向とは関係なくドル円は動くようになってきます。
こう考えると、1月2日安値112.053円チャレンジの動きも出てきそうということになりそうです。112.0円の売買攻防が出てくるか、、、。
1時間足で800SMAを割り込んだ相場です。ここまでくると、反発の気配も出て来るようになるのですが、、、。現在6時39分です。現在レートは、112.594円で、1時間足での800SMAは、112.602円となっています。相場の地合いが調整中のようですから、まだ下押しともみあいが中心の取引になりそうです。
ECBが国債買い入れ減額を打ち出したとき、ECBはテーパリングではないとアナウンスしましたが、市場はお構いなくユーロを買い進みました。今、円がその状況にあるようです。
現在の相場は、上へ行けば上昇トレンド回帰となり、下へ行けば、調整継続となる、ちょうど分水嶺のような位置にあるようで、下手には動けない相場になってきたようです。もうしばらく神経質な動きがあるのかもしれません。そうなると、112.5円付近ではまだ新規のポジションを保有するのは早計のように思われます。これからまだ円売り材料が出てくるか、、、。大口投機筋の円ショート玉は1月2日データでもまだ増加しているようです。どこかでこの巻き戻しが起きることは想定できます。それがいつになるか、ということになります。
昨夜、カシュカリ総裁が、ハト派的発言をしていますが、この方はもともとハト派です。目新しいことは何もありません。 利回りを上昇させないと、いずれ株価バブルは弾けるようになると思うんですけどね。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、112.913円超、「売り」は、112.913円以下、「買い」は、112.507円以下の場合となっています。
FPVは、112.731円、R1は、113.095円、S1は、112.282円となっています。
反発の芽も少しずつ増えてきているように思われますが、相場は円高材料にすぐ反応しやすくなっています。これには引き続き注意しながら相場を見ていくこととなります。
今日はゴトー日です。そしてSQ前の「魔の水曜日」です。今回のSQはオプションのみですから、MSQほどには振れそうにはないとみていますが、何が起きるかわかりませんので、注意するに越したことはないでしょう。本邦機関投資家が昨日安値突きに来るかどうかこれもチェックしていきます。
チャネルラインは、下辺が、1月5日のNY大引け前の押し目の安値と昨日安値を結ぶ右肩下がりのラインとなり、上辺は、昨日高値を通過する下辺に平行なラインとなっています。
東京タイム開始まで少し時間があります。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 10時12分です。ゴトー日ということもあってか最初はドル買いが進んでいましたが、仲値を迎える少し前から、急に、円買いが進んできて、112.279円まで下押ししてきています。なんとなくこの下押しは「スパイク」のような気もしないではありません。 すぐさまこれから反発というわけにはいかないと思われますが、昨日安値を割り込んできていますので、一旦値を戻していく動きも出てきそうなところです。ここから下の節目というと、1月3日安値付近とか、1月2日安値付近というところになりそうです。全値戻しを行って、あわよくば112円割れを狙う動きになるのかもしれません。なんてたって、12日NYカットが111.75円ですから。
追伸 10時55分です。チャネルラインが引き直しになりました。上辺が、1月8日高値と9日高値を結ぶ右肩下がりのラインとなり、」下辺は、9日の東京タイムで作った谷の安値を通過する上辺に平行なラインとなっています。フィボで考えると、11月27日安値と、12月12日高値で、現在値112.2円付近は、半値押しを通過して、61.8%押し111.95円付近へ向かっているところです。112円割れを狙っているようです。日足のBB-2σは現在112.071円付近にあります。安値が112.167円まで来ています。反発傾向が出てくるか、、。ここから下へは東京の機関投資家は無理かもしれません。欧州勢の参加後になるのかもしれません。
追伸 11時13分です。112.2円付近では買い方が買い拾っているようです。小生も112円割れしたところでは、買い増しすることも検討中です。112円割れに突っ込んでくるのは夜か?
追伸 14時29分です。SQ絡みのオプションの1月限物から2月限物への乗り換えが行われています。このSQは、12日SQ日のSQ値がいくらになるか、といういわば価格の当てっこです。保有ポジションの価格を計算しながら、ポジションの過不足を計算しながら、オプション売買がされているようです。先ほどオプションの売買状況を見ると、24000円のコールの買いが多いように思われました。12日以降では24000円台に取引が入ってきそうです。しかし、為替取引では、昨日の日銀の金融調整という取り組みから、国債利回りが上昇し、本日もまだこの影響が残っているようです。ドル円の上値が重いですね。 情報によると、本日財務省が国債10年物の入札を行ったようですが、これは商いが成立しなかった?とか、、、。ホンマかいな。情報のチェックミスか?
現状相場は、欧州勢などの参加から、まだ下押しの恐れがありそうです。112.0円突きは起きる可能性が強くなってきているように思われます。一時的には112円割れも生じると想定していますが、その後は反発傾向を出してくると思われます。この時、ロングの投げが出てきて、相場の下押しは終了するのかもしれません。このロングの投げがどのくらいの量になるかによって、下押し幅の大小が決まりそうです。そこで、ストップの存在をチェックしてみると、112.0円付近では買い方の買いは確認できますが、買い方のストップロスのセットは確認できません。ないのか? 複数の情報を確認してみても、、、、ない。そうであれば、112円では、売り方の買戻しが起きるということか、、、。そうであれば、反発もさほどは期待できそうにないということになってきます。例えば、112.3円付近からショートで入ってきている参加者は、まだ利益確定できていないと思われます。そうなると、売り方が15時以降になって、さらに下押しして来ることも想定できるようになってきます。要注意です。売り方はまだ下がると想定しているのかもしれません。
追伸 16時53分です。下押しが始まり、111.760円まで来ています。111.790円で買い増ししました。これでまたしばらく様子を見ます。今度はNY組参加で、この安値を突きに来るかもしれませんが、その時は一番新しい玉で、買い下がりで対処します。11月27日安値110.841円と12月12日高値でフィボを見ると、61.8%を超えた押しとなってきています。ここでそろそろ終わりとなるか、それとも、110円台へ目指していくのか、というところになりそうです。下押しが112.0円で終わらなかったことから、さらに下降していくのか、それとも112.0円で止まるところをオーバーシュートで111.760円まで行ったのか、判断の難しいところです。様子を見ます。これが一番のようです。テクニカルでは、売られすぎ状態になってきています。このポジション取りは自分がこうしたいというよりも、機関投機家が多分そうするであろうという相場相手の心理を斟酌して推察するものです。
一応12日NYカット111.750円も意識はしています。
追伸 17時15分です。改めて情報をチェックすると、112.0円にストップロスのセットがあったようです。これを狙って売り方が押し込んできて、111.760円まで行ったようです。ストップ狙いが成功した売り方は、ここからはポジションドテンで買い拾ってくると思われます。特に、ここから参加してきている欧州勢はそうしてくると思われます。となると、少し上昇したところでまた押し込んできてNY組の参加を待つつもりか、、、。SQ前の相場の乱高下の一つのパターンです。
追伸 23時32分です。NY市場が開きました。株価は少し軟調な動きをしているようです。ドル円では、まだ円買いが先行しているようです。日銀の「軽薄」な金融調整の影響がまだ出ているようです。日銀関係者からは、何のコメントも出ていない様子。これは異常でしょうね。ECBのように、「テーパリングではない。単なる金融調整だ」くらいのコメントは出てきても不思議はないと思うのですが、日銀は市場とのコミュニケーションをしませんから、余計に信頼性を失いますわね。
結局111.269円まで下押しし、今は少し値を戻しているところのようですが、まだまだ上値の重い展開と思われます。SQ前の動きとはいえ、日銀の動きも出て、これが短期筋に売り込みの口実を与えてしまったようです。これから買い方が動いてくるのか、売り方の買戻しが出てくるか、あるいは新規資金が入ってくるか、などなど、いろいろとチェックするところはあります。
本日新規に保有したロング玉については、結局ストップをかけて、111.302円で再度買い直しをしています。「もうか、それとも、まだか」のレベルにはなっていると推察しています。ここで下押しが止まれば、逆三尊形成となって、反発開始とみることもできそうですが、どうでしょうか。現状相場は、まだレンジでの動きになっているようです。
まだ落ち着かない相場ですが、今夜はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌
さて、相場です。昨夜のNY市場では株価は大きく上昇しています。堅調な動きのようです。昨日は、日銀が超長期国債の買い入れ額を減らしたことがいろいろと憶測を呼び、出口戦略の開始か、その布石か?とか、イールドカーブのスティープ化を図っただけの金融調整とか、の声が出ているようです。そして、外国の中銀関係者からも、「テーパリングではない。イールドカーブのスティープ化を図っただけ。」という声も出てきましたが、この憶測をめぐり、NY市場でも円買いが進み、112.3円台まで下押ししてきています。ここまでの動きの中で、利回りは2.5%台まで上昇回復し、株価動向も含めて判断すると、債券王のビル・グロス氏は、「債権の弱気相場入り」を「宣言」したようです。
昨夜出た米国指標で、JOLT労働調査(求人数)が予想に届かなかったことも加わって、ドル売り円買いがさらに進んできたようです。
本日、本邦の財務省は10年国債を発行するようで、この入札があります。ここでの価格や利回りに関心を持っています。上昇するのか?
本邦の国債利回りが上昇すると、円は買われる通貨となり、円高はまだ進行するのかもしれません。
市場は、現在、円ショートポジションが相当大きく膨らんでいることから、円買戻しの材料を探している最中だったようで、日銀の取り組みを「絶好の買戻し材料」ととらえて、ここで円の買戻しが始まったということのようです。相場が下げ基調を醸しだしそうになっていたところへ、この日銀の取り組みが出て、円買いが加速したということのようです。しかし、この動きは長続きはしないとみています。たまたま相場が調整気味だった所へこの加速材料が出たということと理解しています。本日つける、昨日安値を下回る安値が当面の底になるのではないかと想定して相場を見ているところです。しかし、反発は弱く、まだまだ上値の重い展開であることは間違いないようです。
12日NYカットで、111.75円が出てきていることから、ここを狙う動きも出てくる恐れはあります。12日SQ絡みで相場全体が動いてくると、昨日同様に、本日も少し乱暴な動きが出てくる恐れもあります。投機筋は、円買戻しのきっかけを待っているわけですから。こうなると、利回り動向とは関係なくドル円は動くようになってきます。
こう考えると、1月2日安値112.053円チャレンジの動きも出てきそうということになりそうです。112.0円の売買攻防が出てくるか、、、。
1時間足で800SMAを割り込んだ相場です。ここまでくると、反発の気配も出て来るようになるのですが、、、。現在6時39分です。現在レートは、112.594円で、1時間足での800SMAは、112.602円となっています。相場の地合いが調整中のようですから、まだ下押しともみあいが中心の取引になりそうです。
ECBが国債買い入れ減額を打ち出したとき、ECBはテーパリングではないとアナウンスしましたが、市場はお構いなくユーロを買い進みました。今、円がその状況にあるようです。
現在の相場は、上へ行けば上昇トレンド回帰となり、下へ行けば、調整継続となる、ちょうど分水嶺のような位置にあるようで、下手には動けない相場になってきたようです。もうしばらく神経質な動きがあるのかもしれません。そうなると、112.5円付近ではまだ新規のポジションを保有するのは早計のように思われます。これからまだ円売り材料が出てくるか、、、。大口投機筋の円ショート玉は1月2日データでもまだ増加しているようです。どこかでこの巻き戻しが起きることは想定できます。それがいつになるか、ということになります。
昨夜、カシュカリ総裁が、ハト派的発言をしていますが、この方はもともとハト派です。目新しいことは何もありません。 利回りを上昇させないと、いずれ株価バブルは弾けるようになると思うんですけどね。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、112.913円超、「売り」は、112.913円以下、「買い」は、112.507円以下の場合となっています。
FPVは、112.731円、R1は、113.095円、S1は、112.282円となっています。
反発の芽も少しずつ増えてきているように思われますが、相場は円高材料にすぐ反応しやすくなっています。これには引き続き注意しながら相場を見ていくこととなります。
今日はゴトー日です。そしてSQ前の「魔の水曜日」です。今回のSQはオプションのみですから、MSQほどには振れそうにはないとみていますが、何が起きるかわかりませんので、注意するに越したことはないでしょう。本邦機関投資家が昨日安値突きに来るかどうかこれもチェックしていきます。
チャネルラインは、下辺が、1月5日のNY大引け前の押し目の安値と昨日安値を結ぶ右肩下がりのラインとなり、上辺は、昨日高値を通過する下辺に平行なラインとなっています。
東京タイム開始まで少し時間があります。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 10時12分です。ゴトー日ということもあってか最初はドル買いが進んでいましたが、仲値を迎える少し前から、急に、円買いが進んできて、112.279円まで下押ししてきています。なんとなくこの下押しは「スパイク」のような気もしないではありません。 すぐさまこれから反発というわけにはいかないと思われますが、昨日安値を割り込んできていますので、一旦値を戻していく動きも出てきそうなところです。ここから下の節目というと、1月3日安値付近とか、1月2日安値付近というところになりそうです。全値戻しを行って、あわよくば112円割れを狙う動きになるのかもしれません。なんてたって、12日NYカットが111.75円ですから。
追伸 10時55分です。チャネルラインが引き直しになりました。上辺が、1月8日高値と9日高値を結ぶ右肩下がりのラインとなり、」下辺は、9日の東京タイムで作った谷の安値を通過する上辺に平行なラインとなっています。フィボで考えると、11月27日安値と、12月12日高値で、現在値112.2円付近は、半値押しを通過して、61.8%押し111.95円付近へ向かっているところです。112円割れを狙っているようです。日足のBB-2σは現在112.071円付近にあります。安値が112.167円まで来ています。反発傾向が出てくるか、、。ここから下へは東京の機関投資家は無理かもしれません。欧州勢の参加後になるのかもしれません。
追伸 11時13分です。112.2円付近では買い方が買い拾っているようです。小生も112円割れしたところでは、買い増しすることも検討中です。112円割れに突っ込んでくるのは夜か?
追伸 14時29分です。SQ絡みのオプションの1月限物から2月限物への乗り換えが行われています。このSQは、12日SQ日のSQ値がいくらになるか、といういわば価格の当てっこです。保有ポジションの価格を計算しながら、ポジションの過不足を計算しながら、オプション売買がされているようです。先ほどオプションの売買状況を見ると、24000円のコールの買いが多いように思われました。12日以降では24000円台に取引が入ってきそうです。しかし、為替取引では、昨日の日銀の金融調整という取り組みから、国債利回りが上昇し、本日もまだこの影響が残っているようです。ドル円の上値が重いですね。 情報によると、本日財務省が国債10年物の入札を行ったようですが、これは商いが成立しなかった?とか、、、。ホンマかいな。情報のチェックミスか?
現状相場は、欧州勢などの参加から、まだ下押しの恐れがありそうです。112.0円突きは起きる可能性が強くなってきているように思われます。一時的には112円割れも生じると想定していますが、その後は反発傾向を出してくると思われます。この時、ロングの投げが出てきて、相場の下押しは終了するのかもしれません。このロングの投げがどのくらいの量になるかによって、下押し幅の大小が決まりそうです。そこで、ストップの存在をチェックしてみると、112.0円付近では買い方の買いは確認できますが、買い方のストップロスのセットは確認できません。ないのか? 複数の情報を確認してみても、、、、ない。そうであれば、112円では、売り方の買戻しが起きるということか、、、。そうであれば、反発もさほどは期待できそうにないということになってきます。例えば、112.3円付近からショートで入ってきている参加者は、まだ利益確定できていないと思われます。そうなると、売り方が15時以降になって、さらに下押しして来ることも想定できるようになってきます。要注意です。売り方はまだ下がると想定しているのかもしれません。
追伸 16時53分です。下押しが始まり、111.760円まで来ています。111.790円で買い増ししました。これでまたしばらく様子を見ます。今度はNY組参加で、この安値を突きに来るかもしれませんが、その時は一番新しい玉で、買い下がりで対処します。11月27日安値110.841円と12月12日高値でフィボを見ると、61.8%を超えた押しとなってきています。ここでそろそろ終わりとなるか、それとも、110円台へ目指していくのか、というところになりそうです。下押しが112.0円で終わらなかったことから、さらに下降していくのか、それとも112.0円で止まるところをオーバーシュートで111.760円まで行ったのか、判断の難しいところです。様子を見ます。これが一番のようです。テクニカルでは、売られすぎ状態になってきています。このポジション取りは自分がこうしたいというよりも、機関投機家が多分そうするであろうという相場相手の心理を斟酌して推察するものです。
一応12日NYカット111.750円も意識はしています。
追伸 17時15分です。改めて情報をチェックすると、112.0円にストップロスのセットがあったようです。これを狙って売り方が押し込んできて、111.760円まで行ったようです。ストップ狙いが成功した売り方は、ここからはポジションドテンで買い拾ってくると思われます。特に、ここから参加してきている欧州勢はそうしてくると思われます。となると、少し上昇したところでまた押し込んできてNY組の参加を待つつもりか、、、。SQ前の相場の乱高下の一つのパターンです。
追伸 23時32分です。NY市場が開きました。株価は少し軟調な動きをしているようです。ドル円では、まだ円買いが先行しているようです。日銀の「軽薄」な金融調整の影響がまだ出ているようです。日銀関係者からは、何のコメントも出ていない様子。これは異常でしょうね。ECBのように、「テーパリングではない。単なる金融調整だ」くらいのコメントは出てきても不思議はないと思うのですが、日銀は市場とのコミュニケーションをしませんから、余計に信頼性を失いますわね。
結局111.269円まで下押しし、今は少し値を戻しているところのようですが、まだまだ上値の重い展開と思われます。SQ前の動きとはいえ、日銀の動きも出て、これが短期筋に売り込みの口実を与えてしまったようです。これから買い方が動いてくるのか、売り方の買戻しが出てくるか、あるいは新規資金が入ってくるか、などなど、いろいろとチェックするところはあります。
本日新規に保有したロング玉については、結局ストップをかけて、111.302円で再度買い直しをしています。「もうか、それとも、まだか」のレベルにはなっていると推察しています。ここで下押しが止まれば、逆三尊形成となって、反発開始とみることもできそうですが、どうでしょうか。現状相場は、まだレンジでの動きになっているようです。
まだ落ち着かない相場ですが、今夜はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌