おはようございます。1月30日火曜日です。広島は晴れ、ですが、最近の朝同様に冷え込んでいます。今朝は霜も降り、その上に薄っすらと雪も降り、朝日でその雪がキラキラと光り、風情としては冬の趣そのものです。
さて、相場です。昨夜のNY市場ではダウ平均が大きく下げてきています。利益確定売り程度の考えています。高いとはいえ、まだ変調の兆しはうかがえないと思われます。インフラ投資額は伝わってきていますが、その内容は一般教書や予算教書を待つ必要があるのかもしれません。しかし、まだこれを市場は織り込んでいないと思われ、これがダウ平均などを上昇させる要因になると思われます。株価はそのような動きを想定できそうですが、ドル円相場はそうはいかない様子がうかがわれます。昨夜の109.2円台まで上伸しましたが、その後は上値は重く、108円台へ押し込まれてきています。
108円台を底として一旦反発すると期待する市場関係者も存在するようですから、ここのしのぎあいは重要なところと思われます。長いスパンで考えると105円へ向かっていると思われますけどね。
一説によると、新FRB議長が就任して2か月後頃に、新議長への試練が待ち構えている、との考え方があるようです。何か経済情勢が悪くなっていて、その対応のかじ取りを新議長が行えるかどうか、行えると思われますが、どのような采配を振るうのか市場関係者の間では、興味津々や不安視する向きもあり、新議長最初の試練なのかもしれません。
FOMCメンバーも交代します。タカ派といわれる面々が増えるのかもしれません。
今日から明日とFOMC会合が実施されます。今回は現状維持を決めるといわれています。その中で、イエレン議長が最後の声明のようなものを出してくるのか、出してくれば、どのような内容となるのか少なからず関心を持たれていると思われます。
トランプさんも、FRBの路線に変更がないのならイエレン議長続投を決めても良かったと思われますが、どうしても独自色を出したいとするトランプさんは民主党勢力を追放したいばかりで、沈着冷静な判断ができなかったように思われます。イエレン議長続投となれば、金融政策の継続性はさらに強く、市場関係者は安心して相場に向かうことができたと思われますが、これができないために、少なからず新議長の裁量を不安視する市場関係者が存在するのも否めません。
レーガン大統領の真似をしたがるトランプ大統領ですが、レーガンさんもFRB議長をボルカーさんからグリーンスパンさんに交代させています。その結果、ドル円相場はドル安円高へと振れている歴史的な事実があります。この傾向はすでに出つつあるようです。
昨年10月頃からドル円相場は不安定な動きをしてきて、現在に至ってきますが、その流れはドル安円高傾向となっています。FRB議長人事案が出始め、候補者がほぼ決まりだすと、ドル安円高傾向は鮮明になってきます。
いろいろな要素で株価は決まり、為替も決まっていきますが、ドル円については、強いドルが発生しても不思議ではありませんが、貿易収支でも黒字化したいとするトランプ政権は、ドル安を歓迎するのが本音のようで、トランプ大統領在任中はドル安円高傾向を維持すると思われます。原油高もあり、資源国通貨の相対的な強まりも重なり、ドルが安くなりつつあるようですが、今年の中間選挙向けの発言でもありますので、少なくてもこの時期までは傾向は維持されると思われます。
米国政権と影の金融支配者との暗黙の了解事項であるとも受け止められます。こんなことを考えても仕方のないことか、、、。
本日のシグナルは「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、109.078円超、「売り」は、109.078円以下、「買い」は、108.731円以下の場合となっています。
FPVは、108.888円、R1は、109.267円、S1は、108.574円となっています。
昨日保有したショートは保有継続で対応しています。本日はFOMC期間に入りましたので様子見でもよい一日と思われます。
まもなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 10時10分です。今日はゴトー日です。東京仲値でのドル需要もあったようで、その時点付近まではいつものように相場は上昇しましたが、通過すると、一気に押し込まれてきています。チャートではBBが狭くなってきています。要注意、相場が動き出すかもしれません。
追伸 15時05分です。高値を付けた後は下降一途になりました。昨日来保有していたショートについては、先ほど108.651円で決済しました。これから少し様子見をします。
為替情報によると、今夜のNYカットは108.5円にあるようで、ここをすでに相当意識した売買となってきたように思われます。108.5円を割り込み、108.3円もさらに割り込んでくると、その先は108.0円狙い、そして、という段取りになってきそうですが、108.0円での買い方の待ち構えは相当厚く多いようで、ここを割り込むためには、今夜のトランプ大統領の一般教書演説で、保護主義的な政策などが出てくると、ドル売り円買いが進んできそうですから、今夜23時以降の演説には注目が集まりそうです。
追伸 19時16分です。欧州勢も動いてきません。今夜のトランプ大統領の一般教書演説を待つつもりのようです。トランプ大統領は、二国間交渉で、不公平な貿易状況を正すと言っています。これだけ見れば、自国へ有利な状況を作るということになりますが、これは程度問題となって、行き過ぎれば保護貿易推進となりますので、このような演説だと受け止められれば、ドル売りが進むことになります。米国政府はドル安政策を今後採用してくることに間違いはないようですから、ドルは売られて、円は買われる状況になってくると思われます。
いくらトランプ大統領が「強いドル」をと発言しても、一般教書から透けて見えてくる政策をよく考えれば、自国にとって不利な状況は是正へと動き、その過程では、相手国との貿易摩擦も生じかねません。こうなると保護貿易推進と市場は受け取り、さらに、ドルは売り込まれるということになってきます。円買いではなく、ドルが売られてくるのです。現在の政権にとって、ドル安が進めば、輸出がしやすくなりますので、米国企業にとっては企業業績がさらに改善してくることになります。トランプ大統領はこのような政策を推進することにより、国内向けには、経済重視、景気促進となり、中間選挙をにらんで、支持基盤へ支持を訴えることができるのです。
「アメリカ第一はアメリカ孤立ではない」とトランプさんは言っていますが、アメリカを第一に考えて相手国へ交渉を迫ることには間違いなく、これから先の不透明感を意識せざるを得ません。これが現実だと思われます。米国政策への不安が世界を蔽い、これがドル売りとなって、各国へ影響を与えるということになります。米国は、日本がアベノミクスを推進中のころは円安も容認してデフレからの脱却のための取り組みをやむなしとして理解していたようですが、これが3年も継続すると、そろそろいい加減にしろ、今度は米国がドル安によって経済を推進する時だ、と言っているのです。これが見え見えなんです。これがトランプ政権の本丸と思われます。このようなことを感じ取った市場関係者は今夜の演説を聞くまでは動けない状態になっていると思われます。トランプ大統領の政治は「ディール(取引)」であることを忘れてはなりません。そしてこれから先のドル安を警戒しているところと思われます。様子見継続中。
追伸 22時29分です。トランプ大統領の一般教書演説は日本時間で明日31日午前(一説には明日の11時から)にあるようです。今夜23時かと思っていましたが、これは間違いのようです。修正します。
この演説の骨子のようなものが漏れ伝わるようになってきています。その中には貿易問題が含まれているようです。ここで市場の評価が決まりそうです。ポイントは保護主義的な内容が強いかどうか、と思われます。明日はFOMC会合結果も出てきます。重要イベントが重なったようです。
ということは今夜はもう動けないか、、、、。
というところですが、本日はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌
さて、相場です。昨夜のNY市場ではダウ平均が大きく下げてきています。利益確定売り程度の考えています。高いとはいえ、まだ変調の兆しはうかがえないと思われます。インフラ投資額は伝わってきていますが、その内容は一般教書や予算教書を待つ必要があるのかもしれません。しかし、まだこれを市場は織り込んでいないと思われ、これがダウ平均などを上昇させる要因になると思われます。株価はそのような動きを想定できそうですが、ドル円相場はそうはいかない様子がうかがわれます。昨夜の109.2円台まで上伸しましたが、その後は上値は重く、108円台へ押し込まれてきています。
108円台を底として一旦反発すると期待する市場関係者も存在するようですから、ここのしのぎあいは重要なところと思われます。長いスパンで考えると105円へ向かっていると思われますけどね。
一説によると、新FRB議長が就任して2か月後頃に、新議長への試練が待ち構えている、との考え方があるようです。何か経済情勢が悪くなっていて、その対応のかじ取りを新議長が行えるかどうか、行えると思われますが、どのような采配を振るうのか市場関係者の間では、興味津々や不安視する向きもあり、新議長最初の試練なのかもしれません。
FOMCメンバーも交代します。タカ派といわれる面々が増えるのかもしれません。
今日から明日とFOMC会合が実施されます。今回は現状維持を決めるといわれています。その中で、イエレン議長が最後の声明のようなものを出してくるのか、出してくれば、どのような内容となるのか少なからず関心を持たれていると思われます。
トランプさんも、FRBの路線に変更がないのならイエレン議長続投を決めても良かったと思われますが、どうしても独自色を出したいとするトランプさんは民主党勢力を追放したいばかりで、沈着冷静な判断ができなかったように思われます。イエレン議長続投となれば、金融政策の継続性はさらに強く、市場関係者は安心して相場に向かうことができたと思われますが、これができないために、少なからず新議長の裁量を不安視する市場関係者が存在するのも否めません。
レーガン大統領の真似をしたがるトランプ大統領ですが、レーガンさんもFRB議長をボルカーさんからグリーンスパンさんに交代させています。その結果、ドル円相場はドル安円高へと振れている歴史的な事実があります。この傾向はすでに出つつあるようです。
昨年10月頃からドル円相場は不安定な動きをしてきて、現在に至ってきますが、その流れはドル安円高傾向となっています。FRB議長人事案が出始め、候補者がほぼ決まりだすと、ドル安円高傾向は鮮明になってきます。
いろいろな要素で株価は決まり、為替も決まっていきますが、ドル円については、強いドルが発生しても不思議ではありませんが、貿易収支でも黒字化したいとするトランプ政権は、ドル安を歓迎するのが本音のようで、トランプ大統領在任中はドル安円高傾向を維持すると思われます。原油高もあり、資源国通貨の相対的な強まりも重なり、ドルが安くなりつつあるようですが、今年の中間選挙向けの発言でもありますので、少なくてもこの時期までは傾向は維持されると思われます。
米国政権と影の金融支配者との暗黙の了解事項であるとも受け止められます。こんなことを考えても仕方のないことか、、、。
本日のシグナルは「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、109.078円超、「売り」は、109.078円以下、「買い」は、108.731円以下の場合となっています。
FPVは、108.888円、R1は、109.267円、S1は、108.574円となっています。
昨日保有したショートは保有継続で対応しています。本日はFOMC期間に入りましたので様子見でもよい一日と思われます。
まもなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 10時10分です。今日はゴトー日です。東京仲値でのドル需要もあったようで、その時点付近まではいつものように相場は上昇しましたが、通過すると、一気に押し込まれてきています。チャートではBBが狭くなってきています。要注意、相場が動き出すかもしれません。
追伸 15時05分です。高値を付けた後は下降一途になりました。昨日来保有していたショートについては、先ほど108.651円で決済しました。これから少し様子見をします。
為替情報によると、今夜のNYカットは108.5円にあるようで、ここをすでに相当意識した売買となってきたように思われます。108.5円を割り込み、108.3円もさらに割り込んでくると、その先は108.0円狙い、そして、という段取りになってきそうですが、108.0円での買い方の待ち構えは相当厚く多いようで、ここを割り込むためには、今夜のトランプ大統領の一般教書演説で、保護主義的な政策などが出てくると、ドル売り円買いが進んできそうですから、今夜23時以降の演説には注目が集まりそうです。
追伸 19時16分です。欧州勢も動いてきません。今夜のトランプ大統領の一般教書演説を待つつもりのようです。トランプ大統領は、二国間交渉で、不公平な貿易状況を正すと言っています。これだけ見れば、自国へ有利な状況を作るということになりますが、これは程度問題となって、行き過ぎれば保護貿易推進となりますので、このような演説だと受け止められれば、ドル売りが進むことになります。米国政府はドル安政策を今後採用してくることに間違いはないようですから、ドルは売られて、円は買われる状況になってくると思われます。
いくらトランプ大統領が「強いドル」をと発言しても、一般教書から透けて見えてくる政策をよく考えれば、自国にとって不利な状況は是正へと動き、その過程では、相手国との貿易摩擦も生じかねません。こうなると保護貿易推進と市場は受け取り、さらに、ドルは売り込まれるということになってきます。円買いではなく、ドルが売られてくるのです。現在の政権にとって、ドル安が進めば、輸出がしやすくなりますので、米国企業にとっては企業業績がさらに改善してくることになります。トランプ大統領はこのような政策を推進することにより、国内向けには、経済重視、景気促進となり、中間選挙をにらんで、支持基盤へ支持を訴えることができるのです。
「アメリカ第一はアメリカ孤立ではない」とトランプさんは言っていますが、アメリカを第一に考えて相手国へ交渉を迫ることには間違いなく、これから先の不透明感を意識せざるを得ません。これが現実だと思われます。米国政策への不安が世界を蔽い、これがドル売りとなって、各国へ影響を与えるということになります。米国は、日本がアベノミクスを推進中のころは円安も容認してデフレからの脱却のための取り組みをやむなしとして理解していたようですが、これが3年も継続すると、そろそろいい加減にしろ、今度は米国がドル安によって経済を推進する時だ、と言っているのです。これが見え見えなんです。これがトランプ政権の本丸と思われます。このようなことを感じ取った市場関係者は今夜の演説を聞くまでは動けない状態になっていると思われます。トランプ大統領の政治は「ディール(取引)」であることを忘れてはなりません。そしてこれから先のドル安を警戒しているところと思われます。様子見継続中。
追伸 22時29分です。トランプ大統領の一般教書演説は日本時間で明日31日午前(一説には明日の11時から)にあるようです。今夜23時かと思っていましたが、これは間違いのようです。修正します。
この演説の骨子のようなものが漏れ伝わるようになってきています。その中には貿易問題が含まれているようです。ここで市場の評価が決まりそうです。ポイントは保護主義的な内容が強いかどうか、と思われます。明日はFOMC会合結果も出てきます。重要イベントが重なったようです。
ということは今夜はもう動けないか、、、、。
というところですが、本日はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌