おはようございます。1月6日土曜日です。広島は晴れ、陽射しもあって少しは暖かい朝です。何か、春らしきものを見つけられるかと思い、その関心をもって風景を見まわしますが、正月風景以外はとくに見当たりません。今の時期、山茶花は咲き誇り、ちらほらと、花弁が舞っていきます。庭木の金木犀を見ていたら、幹に、まだ空蝉がついていました。来夏まで残っているのか見ていきます。
さて、今週の言い訳です。今週はやはり、雇用統計に尽きると思われます。と、その前に、北朝鮮情勢から。
北の将軍様が、韓国の冬季オリンピックへ参加する意向を示したことから、南北対話気分が出てきて、来週9日に南北高官対話が行われるようです。最近の一連の北朝鮮情勢から、このオリンピックは平穏に開催・実施されるように予想されてきています。そして米韓はオリンピック期間中は軍事演習を行わないと伝達してきました。この結果、とにかくこのオリンピックが終了するまでは、ミサイル発射や水爆実験などの北朝鮮の動きは「ない」と推察され、市場はこれを好感して株価を上昇させ、ドル円も上昇傾向を出してきています。
昨日発表になった雇用統計では、失業率が低位安定してきていますので、雇用者数が従来通り20万人を超える状況になることが異常な事態なのかもしれませんが、予想に届かなかったということから、ドル円は下振れ傾向になりつつあるようです。しかし、前述のように、北朝鮮情勢が落ち着きを見せ始めていることから、昨夜の売りによる押し込みも、限定的なようで、113円を割り込むことはなかったようです。
今週の株価は二日間で大きく上伸しています。これがこのまま継続するのかどうかですが、相場はすでに24000円へ向かっているように思われます。ここでのオプション・コールの売り買いが急増してきています。スケジュールを考えてみると、来週金曜日12日は本邦オプション市場のSQ日です。これを考えると、来週は、先物主導で相場が上下する時期になるのかもしれません。ドル円も連動して少し乱暴に動く相場かもしれません。そうなると、もみ合い相場になりやすく、方向感は出にくいのかもしれません。
昨日までに出てきたアナリストの今年のドル円予想も、いつものように上下幅があります。大雑把に言って、110円から120円という幅になっていると思われます。さらに、為替動向のデッサンも年末高から年末安までバラバラな状況です。
こんな時、どのシナリオを自分は採用するのか、です。ややもすると、自分に都合の良い、期待するようなシナリオを採用するものです。ほかのシナリオが見えなくなってしまうのです。これには注意が必要です。こだわりや、思い込みをもって相場を見ていると、小さな変化を見落としたりして、相場の判断を誤ります。
昨年は110円と114円の狭い範囲で上下する相場が長く継続しています。このレンジのどちらを抜けていくのかで、その後の動きが決まるのかもしれません。
こんな時、年間の格言を思い起こします。
「5月には売って売って売り抜けろ、そして9月になって相場に帰ってこい」というもの。
欧米の機関投機家の年間スケジュールの中には、上記のような動きが毎年確認できるようですから、今年もそうであるとするならば、今週の動きから判断すると、新年はまず上昇相場となり、春になってもみ合い、3月決算を経て、利益確定の動きが出てきて相場を下押ししていくのかもしれません。
今週の動きについては、特に注目していました。それは、上昇するか下降するかで、今年の大まかな動きが予想ができると考えているからですが、決定するのはまだ早計かもしれませんが、少ない期間ですが、今週の世界的な株高傾向を考えると、世界中でリスクオンとなって資金が相場に入ってきていると想定されることから、日本株に対しても海外勢の資金が入ってきていると類推できそうです。これが相場を押し上げていると思われます。そうなると、この資金は少しは足の長いものと思われますので、しばらくは上昇相場が継続すると推察することもできそうです。
何があるかわかりませんので思い込みは排除したいと思います。
この秋には、米国で中間選挙があります。ここでの予想は、下院議会では、共和党が議席を減らし、民主党が増えるという予想になっています。この結果、トランプ大統領の弾劾裁判が始まるのではないかという予想も出てきています。このスケジュールを考えると、6月前後までは上昇しても、その後は中間選挙を意識して、政情不安のリスクから相場は押し下げていくと想定できるようになります。そして、選挙結果を受けて、弾劾裁判の開始、それでも企業業績の堅調な推移から、年末へ向けてはある程度反発上昇していく、というシナリオを描いている小生に現状です。
昨年末成立した税制改革法では、大きくは企業へ利益をもたらすものとされていますが、2018年については、レバトリ減税による本国への資金送還などから増税になる企業もあるようです。また、米国から資金を送り出そうとすると、課税されるようになる法律も併せて成立させていますので、米国で稼いだものを日本の本社へ送金しようとすると本邦企業の利益送金には、課税されるようになるといいます。これらの影響がどのように出てくるのか、時間経過とともに、より具体的なものが出てくると思われます。
今週、新年早々に、相場が急落すると、相場の下降トレンド入りを意識する覚悟でいましたが、今のところは、まだその傾向にはないように思われますが、現在マークしているものに、ドル円でのオプションNYカットの設定状況があります。
現在確認できるオプションの設定状況は、12日115.0円、15日114.0円、17日113.5円があります。それ以外は出てきていません。
昨日の大引けが113.057円ですから、オプション売買から見れば、まずは相場を上へ引っ張っていきたいと考えている機関投資家が存在するということは確認できそうです。
そして、欧米の機関投機家が狙いやすいストップロスの設定は、112.0円にあるようです。
これらの状況を考えると、来週は112.0円と114.0円の引っ張り合い相場になるのかもしれません。前日のように、SQ絡みの動きもありそうですから、先物主導相場になりやすい環境にあるともいえそうです。
8日は、本邦は祝日です。SQを意識すると、来週10日前後に特に先物で、相場が少し大きめに上下する可能性もありそうです。独自のレベル指数でもこの時期には下振れする可能性を示唆してきています。来週は注意を怠れない相場になるのかもしれません。
112.0円を割り込むようになれば、買い方が動いてくるようになり、113.5円を上抜いていくと売り方が動くようになる相場かもしれません。
来週は金曜日に、消費者物価指数や小売売上高が出てきます。ここで良好な結果が出てくると、上昇トレンドへ回帰してくると思われますが、果たして、、、というところでしょうか。
四方山話ですが、今年の6月か8月に、関東か東海で大地震が発生するという「予言」があります。かつて、エドガー・ケイシーという予言者がいました。彼の手法は「リーディング」と称されていましたが、彼が催眠状態にあるとき、何か書かれたものが現れ、そこに、これからどうなる、というようなことが書かれているので、彼は、それを読んでいる(リーディング)ということでした。
このようなことから、世界の進路はすでに決まっていて、人類はそれを知らないだけのこと。エドガー・ケイシーのような一部の特殊能力を有するものだけが、これを知ることができるようです。
このエドガー・ケイシーのリーディングを悪用して、競馬に大勝した人物も実在します。このような予言をしたとき、エドガー・ケイシーは覚醒から目覚めると、とても気分が悪かったといいます。
相場の動向も、すでに決まっているのか???
最近、ローラ・リン・ジャクソンさんという方が、やはりリーディング方式での予言者として注目されているようです。予言者というよりは、すでに亡くなった方との現世の方の仲介ができる方ということかもしれません。彼女にも、普通の人間には見えない何かが見えているようです。今後TVへの露出が増えて来ると思われます。
「戌笑う」という今年の格言を信じて、相場に対峙していきたいと思います。
お屠蘇気分を終えて、相場感覚を研ぎ澄ましていきたいと思います。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
さて、今週の言い訳です。今週はやはり、雇用統計に尽きると思われます。と、その前に、北朝鮮情勢から。
北の将軍様が、韓国の冬季オリンピックへ参加する意向を示したことから、南北対話気分が出てきて、来週9日に南北高官対話が行われるようです。最近の一連の北朝鮮情勢から、このオリンピックは平穏に開催・実施されるように予想されてきています。そして米韓はオリンピック期間中は軍事演習を行わないと伝達してきました。この結果、とにかくこのオリンピックが終了するまでは、ミサイル発射や水爆実験などの北朝鮮の動きは「ない」と推察され、市場はこれを好感して株価を上昇させ、ドル円も上昇傾向を出してきています。
昨日発表になった雇用統計では、失業率が低位安定してきていますので、雇用者数が従来通り20万人を超える状況になることが異常な事態なのかもしれませんが、予想に届かなかったということから、ドル円は下振れ傾向になりつつあるようです。しかし、前述のように、北朝鮮情勢が落ち着きを見せ始めていることから、昨夜の売りによる押し込みも、限定的なようで、113円を割り込むことはなかったようです。
今週の株価は二日間で大きく上伸しています。これがこのまま継続するのかどうかですが、相場はすでに24000円へ向かっているように思われます。ここでのオプション・コールの売り買いが急増してきています。スケジュールを考えてみると、来週金曜日12日は本邦オプション市場のSQ日です。これを考えると、来週は、先物主導で相場が上下する時期になるのかもしれません。ドル円も連動して少し乱暴に動く相場かもしれません。そうなると、もみ合い相場になりやすく、方向感は出にくいのかもしれません。
昨日までに出てきたアナリストの今年のドル円予想も、いつものように上下幅があります。大雑把に言って、110円から120円という幅になっていると思われます。さらに、為替動向のデッサンも年末高から年末安までバラバラな状況です。
こんな時、どのシナリオを自分は採用するのか、です。ややもすると、自分に都合の良い、期待するようなシナリオを採用するものです。ほかのシナリオが見えなくなってしまうのです。これには注意が必要です。こだわりや、思い込みをもって相場を見ていると、小さな変化を見落としたりして、相場の判断を誤ります。
昨年は110円と114円の狭い範囲で上下する相場が長く継続しています。このレンジのどちらを抜けていくのかで、その後の動きが決まるのかもしれません。
こんな時、年間の格言を思い起こします。
「5月には売って売って売り抜けろ、そして9月になって相場に帰ってこい」というもの。
欧米の機関投機家の年間スケジュールの中には、上記のような動きが毎年確認できるようですから、今年もそうであるとするならば、今週の動きから判断すると、新年はまず上昇相場となり、春になってもみ合い、3月決算を経て、利益確定の動きが出てきて相場を下押ししていくのかもしれません。
今週の動きについては、特に注目していました。それは、上昇するか下降するかで、今年の大まかな動きが予想ができると考えているからですが、決定するのはまだ早計かもしれませんが、少ない期間ですが、今週の世界的な株高傾向を考えると、世界中でリスクオンとなって資金が相場に入ってきていると想定されることから、日本株に対しても海外勢の資金が入ってきていると類推できそうです。これが相場を押し上げていると思われます。そうなると、この資金は少しは足の長いものと思われますので、しばらくは上昇相場が継続すると推察することもできそうです。
何があるかわかりませんので思い込みは排除したいと思います。
この秋には、米国で中間選挙があります。ここでの予想は、下院議会では、共和党が議席を減らし、民主党が増えるという予想になっています。この結果、トランプ大統領の弾劾裁判が始まるのではないかという予想も出てきています。このスケジュールを考えると、6月前後までは上昇しても、その後は中間選挙を意識して、政情不安のリスクから相場は押し下げていくと想定できるようになります。そして、選挙結果を受けて、弾劾裁判の開始、それでも企業業績の堅調な推移から、年末へ向けてはある程度反発上昇していく、というシナリオを描いている小生に現状です。
昨年末成立した税制改革法では、大きくは企業へ利益をもたらすものとされていますが、2018年については、レバトリ減税による本国への資金送還などから増税になる企業もあるようです。また、米国から資金を送り出そうとすると、課税されるようになる法律も併せて成立させていますので、米国で稼いだものを日本の本社へ送金しようとすると本邦企業の利益送金には、課税されるようになるといいます。これらの影響がどのように出てくるのか、時間経過とともに、より具体的なものが出てくると思われます。
今週、新年早々に、相場が急落すると、相場の下降トレンド入りを意識する覚悟でいましたが、今のところは、まだその傾向にはないように思われますが、現在マークしているものに、ドル円でのオプションNYカットの設定状況があります。
現在確認できるオプションの設定状況は、12日115.0円、15日114.0円、17日113.5円があります。それ以外は出てきていません。
昨日の大引けが113.057円ですから、オプション売買から見れば、まずは相場を上へ引っ張っていきたいと考えている機関投資家が存在するということは確認できそうです。
そして、欧米の機関投機家が狙いやすいストップロスの設定は、112.0円にあるようです。
これらの状況を考えると、来週は112.0円と114.0円の引っ張り合い相場になるのかもしれません。前日のように、SQ絡みの動きもありそうですから、先物主導相場になりやすい環境にあるともいえそうです。
8日は、本邦は祝日です。SQを意識すると、来週10日前後に特に先物で、相場が少し大きめに上下する可能性もありそうです。独自のレベル指数でもこの時期には下振れする可能性を示唆してきています。来週は注意を怠れない相場になるのかもしれません。
112.0円を割り込むようになれば、買い方が動いてくるようになり、113.5円を上抜いていくと売り方が動くようになる相場かもしれません。
来週は金曜日に、消費者物価指数や小売売上高が出てきます。ここで良好な結果が出てくると、上昇トレンドへ回帰してくると思われますが、果たして、、、というところでしょうか。
四方山話ですが、今年の6月か8月に、関東か東海で大地震が発生するという「予言」があります。かつて、エドガー・ケイシーという予言者がいました。彼の手法は「リーディング」と称されていましたが、彼が催眠状態にあるとき、何か書かれたものが現れ、そこに、これからどうなる、というようなことが書かれているので、彼は、それを読んでいる(リーディング)ということでした。
このようなことから、世界の進路はすでに決まっていて、人類はそれを知らないだけのこと。エドガー・ケイシーのような一部の特殊能力を有するものだけが、これを知ることができるようです。
このエドガー・ケイシーのリーディングを悪用して、競馬に大勝した人物も実在します。このような予言をしたとき、エドガー・ケイシーは覚醒から目覚めると、とても気分が悪かったといいます。
相場の動向も、すでに決まっているのか???
最近、ローラ・リン・ジャクソンさんという方が、やはりリーディング方式での予言者として注目されているようです。予言者というよりは、すでに亡くなった方との現世の方の仲介ができる方ということかもしれません。彼女にも、普通の人間には見えない何かが見えているようです。今後TVへの露出が増えて来ると思われます。
「戌笑う」という今年の格言を信じて、相場に対峙していきたいと思います。
お屠蘇気分を終えて、相場感覚を研ぎ澄ましていきたいと思います。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌