おはようございます。1月27日土曜日です。広島は晴れ、そして冷え込んでいます。雪がちらほらと舞い、地面は霜が降り、その上に薄っすらと雪があって、それが朝陽でキラキラと光り、少し幻想的な朝です。この寒さの中、散歩すると、目から涙、鼻から鼻汁が出てきます。普通に歩いていると寒いので、ジョギング程度に走って体を温めながらの散歩になった今朝です。
さて、今週の言い訳です。
すでに相場は108.0円試しに来ているようです。そしてここを下抜いていくと107円へ向かうようになります。 この流れのスタート地点は、大循環の山、2015年6月高値125.858円を付けているところとなっています。ここに到達した時の出発点は、2011年10月安値75.328円です。この間44か月が経過しています。そうなると、2015年6月から44か月経過すると、2019年2月が到来し、この時期に大底を突ける状態になっているのかもしれません。上昇期間と同期間を下降にも要すると考えての見方です。
本来ならもっと素直な下降トレンドがすでにできていると思われますが、トランプ大統領就任により、相場の反転があったので、このもみ合いに時間経過がされているようです。
昨夜までの動きから相場は108円割れを試しに来ており、その次は107円狙いとなっていると思われます。ここには来週早々には到達するのではないかと思われます。
来週30日31日にはFOMCがあり、ここでは現状維持を決めると思われます。利上げを決めるのは3月というのがコンセンサスになってきており、76.8%程度すでに3月利上げを織り込んできているようです。何もないということであれば、現状の相場の流れをそのまま継続すればよいと思われます。 1月30日には一般教書が出てくるようですが、これまでの報道では、この一般教書を発表するまでに、インフラ投資について概要を出してくるといわれています。今のところ、出てきているのはその規模が当初言われていた1兆ドルから1兆7000億ドルに膨らんだというものくらいでしょうか。何にいくらといった具体的なものはまだ出ていないように思われます。
では、3月利上げをFOMCが決めたときはどうなるでしょうか。歴史を見ると、利上げした時は為替ドル円相場は押し下げていく傾向になっています。ということは、現在の下降トレンドは継続するという流れのままとなりそうです。
相場の流れとしては、2007年6月に山を付けている大循環の下降トレンドが参考になるかもしれません。
このような想定が徐々に増えていると思われますが、まだ108円を底に、反発するという考え方もあって、その可能性も無きにしも非ずというところのようです。そうなるためには、反発傾向を出し、110円を回復しさらに115円、120円の回復をしてくる必要があります。
反発した時の上値としては130円というものが想定されています。ちなみに、このまま下降していった場合の下値目標は75円付近となっています。
昨夜、ダボス会議の出席している日銀総裁の黒田さんの発言が伝わると、円買いが進んできているといいます。その前には、日銀会合後の記者会見で出口戦略などを否定して、一時的に円安へ振れさせましたが、ダボス会議の場で、インフレ2%達成も近くなったという趣旨の発言を行い、金融緩和縮小の憶測を呼び、円買いを誘い込んでしまいました。その後、日銀関係者が、政策に変更はない、とコメントを出し、憶測の否定に努めましたが、いったん動き出した円高傾向を止めることはできませんでした。
これが、本日の副題「黒田総裁って意外と馬鹿?」とつけた訳です。
物価は上昇してきても、為替相場では円高が進行してくる、これが、市場関係者の間では浸透しつつあると思われます。日米の金利差は、為替相場に影響しなくなりそうです。
世界の記者が集合し、世界の市場関係者が見守るこの会議で、インフレ見通しや為替などを論じると、相場がこれに反応するのは、ムニューシンさん、トランプさんの発言をみればわかること。「意外と」という形容詞を外して、単純に「馬鹿」といっても良いくらい。市場を戸惑わせるような発言は、市場の信頼を失いますので、相場は想定外の動きをするようになってきます。円高へ振れたのはまさにこれ。海外だから、と、つい口を滑らせたでは済まされない一言と思われます。市場とのコミュニケーション下手の最たるものと思われます。
110円の節目を割り込んだ相場はすでに下降トレンドを開始したと思われます。小生もこのスタンスに立って相場を見ているところです。
昨日までの為替情報での下値はまだ、108.0円となっていますが、早晩これは107円や105円になってくると思われます。
月足や週足でのペンタゴンチャートでは、まず105円へ向かっていることは確認済みです。
長期保有をしたいと思いますが、ショートの場合、ドル円では、10万通貨の取引で、朝7時を超えてのスイングをすると、1日で約2%、金額にして、2000円を超える支払いが発生します。ポジションテイカー・スイングトレーダーには
逆風の時期か、、、。しかし、支払いを超える利益が発生しているわけですけどね。(ショートスイングトレードは逆行すればダブルでみじめです。)
IMMでの投機筋の建玉状況は、大きく円ショートに偏っていますが、これからは巻き戻しが起きて、円買いが加速してくるかもしれません。この巻き戻し行為だけで、円高へ振れてくると思われます。
いよいよ来週は相場の佳境に入ります。反発していくようだと、週足での逆三尊形成か、という動きになるし、底が割れるとなると、下降決定となりそうです。FOMC,一般教書、雇用統計などなど、金融政策、財政政策の根幹が出てきます。市場がこれをどう判断してくるか、、、。
日銀とECBは年内利上げはなさそうで、FOMC結果が出て、当面の金融政策が出そろいます。ひとまずこれで今年の方向が決まります。
来月15日木曜日、また海釣りに出かける計画を立てました。寒中の釣りです。防寒対策をしっかりとして、、、と、、。
インフルエンザが全国的に流行しているようです。感染しないよう注意して暮らしましょう。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
さて、今週の言い訳です。
すでに相場は108.0円試しに来ているようです。そしてここを下抜いていくと107円へ向かうようになります。 この流れのスタート地点は、大循環の山、2015年6月高値125.858円を付けているところとなっています。ここに到達した時の出発点は、2011年10月安値75.328円です。この間44か月が経過しています。そうなると、2015年6月から44か月経過すると、2019年2月が到来し、この時期に大底を突ける状態になっているのかもしれません。上昇期間と同期間を下降にも要すると考えての見方です。
本来ならもっと素直な下降トレンドがすでにできていると思われますが、トランプ大統領就任により、相場の反転があったので、このもみ合いに時間経過がされているようです。
昨夜までの動きから相場は108円割れを試しに来ており、その次は107円狙いとなっていると思われます。ここには来週早々には到達するのではないかと思われます。
来週30日31日にはFOMCがあり、ここでは現状維持を決めると思われます。利上げを決めるのは3月というのがコンセンサスになってきており、76.8%程度すでに3月利上げを織り込んできているようです。何もないということであれば、現状の相場の流れをそのまま継続すればよいと思われます。 1月30日には一般教書が出てくるようですが、これまでの報道では、この一般教書を発表するまでに、インフラ投資について概要を出してくるといわれています。今のところ、出てきているのはその規模が当初言われていた1兆ドルから1兆7000億ドルに膨らんだというものくらいでしょうか。何にいくらといった具体的なものはまだ出ていないように思われます。
では、3月利上げをFOMCが決めたときはどうなるでしょうか。歴史を見ると、利上げした時は為替ドル円相場は押し下げていく傾向になっています。ということは、現在の下降トレンドは継続するという流れのままとなりそうです。
相場の流れとしては、2007年6月に山を付けている大循環の下降トレンドが参考になるかもしれません。
このような想定が徐々に増えていると思われますが、まだ108円を底に、反発するという考え方もあって、その可能性も無きにしも非ずというところのようです。そうなるためには、反発傾向を出し、110円を回復しさらに115円、120円の回復をしてくる必要があります。
反発した時の上値としては130円というものが想定されています。ちなみに、このまま下降していった場合の下値目標は75円付近となっています。
昨夜、ダボス会議の出席している日銀総裁の黒田さんの発言が伝わると、円買いが進んできているといいます。その前には、日銀会合後の記者会見で出口戦略などを否定して、一時的に円安へ振れさせましたが、ダボス会議の場で、インフレ2%達成も近くなったという趣旨の発言を行い、金融緩和縮小の憶測を呼び、円買いを誘い込んでしまいました。その後、日銀関係者が、政策に変更はない、とコメントを出し、憶測の否定に努めましたが、いったん動き出した円高傾向を止めることはできませんでした。
これが、本日の副題「黒田総裁って意外と馬鹿?」とつけた訳です。
物価は上昇してきても、為替相場では円高が進行してくる、これが、市場関係者の間では浸透しつつあると思われます。日米の金利差は、為替相場に影響しなくなりそうです。
世界の記者が集合し、世界の市場関係者が見守るこの会議で、インフレ見通しや為替などを論じると、相場がこれに反応するのは、ムニューシンさん、トランプさんの発言をみればわかること。「意外と」という形容詞を外して、単純に「馬鹿」といっても良いくらい。市場を戸惑わせるような発言は、市場の信頼を失いますので、相場は想定外の動きをするようになってきます。円高へ振れたのはまさにこれ。海外だから、と、つい口を滑らせたでは済まされない一言と思われます。市場とのコミュニケーション下手の最たるものと思われます。
110円の節目を割り込んだ相場はすでに下降トレンドを開始したと思われます。小生もこのスタンスに立って相場を見ているところです。
昨日までの為替情報での下値はまだ、108.0円となっていますが、早晩これは107円や105円になってくると思われます。
月足や週足でのペンタゴンチャートでは、まず105円へ向かっていることは確認済みです。
長期保有をしたいと思いますが、ショートの場合、ドル円では、10万通貨の取引で、朝7時を超えてのスイングをすると、1日で約2%、金額にして、2000円を超える支払いが発生します。ポジションテイカー・スイングトレーダーには
逆風の時期か、、、。しかし、支払いを超える利益が発生しているわけですけどね。(ショートスイングトレードは逆行すればダブルでみじめです。)
IMMでの投機筋の建玉状況は、大きく円ショートに偏っていますが、これからは巻き戻しが起きて、円買いが加速してくるかもしれません。この巻き戻し行為だけで、円高へ振れてくると思われます。
いよいよ来週は相場の佳境に入ります。反発していくようだと、週足での逆三尊形成か、という動きになるし、底が割れるとなると、下降決定となりそうです。FOMC,一般教書、雇用統計などなど、金融政策、財政政策の根幹が出てきます。市場がこれをどう判断してくるか、、、。
日銀とECBは年内利上げはなさそうで、FOMC結果が出て、当面の金融政策が出そろいます。ひとまずこれで今年の方向が決まります。
来月15日木曜日、また海釣りに出かける計画を立てました。寒中の釣りです。防寒対策をしっかりとして、、、と、、。
インフルエンザが全国的に流行しているようです。感染しないよう注意して暮らしましょう。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌