FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX今週の言い訳

2018-02-03 11:22:05 | 日記
おはようございます。2月3日土曜日です。広島は晴れ、暖かな朝です。最近、小鳥の姿をほとんど見かけなくなっています。皆、黄金山麓の小枝で静かに春を待っているのかもしれません。夏の早朝でも聞こえていた鶯の鳴き声も、ほかの小鳥同様に現在は聞こえませんが、もう少し暖かくなると、黄金山麓から初音が聞こえてくると思われます。最初の鳴き方は鶯とはいえ、下手ですけどね~~~。

陽光桜の枝もチェックしました。蕾の色が少し若々しく張りがあるような状態になってきました。ソメイヨシノはまだギュッと閉まったままです。早ければ3月上旬には陽光桜は開花するようになります。

魚釣りでは、春告魚と表現されるメバルの季節を迎えるようになります。このような情報を考えるだけで、気持ちも少しうきうきしてきます。

さて、今週の言い訳です。

今週は重要なイベントが多かったですね。先週から続いていた中央銀行の会合でFOMCがあり、米国議会ではトランプ大統領の一般教書演説があり、そして米国雇用統計が発表になり、、、と、先週からの重要イベントの連続で、様子見気分もある中、相場の動きの乗じて、コツコツと稼いだ時でもあるかな、と思われます。

先週からの中央銀行会合で、日米欧の中央銀行の概ね今年一年間の方針は確認できたと思われます。これを受けて、世界中の機関投資家は、これからの投資計画を作ってきたと思われます。
いよいよこれから世界中の資金が動き始めるのかもしれません。その場合、資金がどこへ流れていくか、これが重要課題になってきます。

もう少し触れると、中央銀行総裁が交代したり(FRB議長)、交代があるかもしれない(日銀、ECB)という情勢もありますので、いまいち機関投資家は全力でアクセルを踏み込むことができないところもあります。これがこの春の難しいところです。FRBはイエレンさんからパウエルさんに交代します。市場関係者は、FRBの方針は継続するように考えていますが、次回3月のFOMCで、まず彼の金融政策のスタンスやセンスを確認したいと思っているのかもしれません。

資金の向い先としては、大きくは、①株式、②原油、③金、④不動産、⑤為替、⑥金利、⑦CRBがあり、このうちのどれに、あるいは、どれとどれを組み合わせて、どれくらいの資金量で、ロングを、ショートを持つかなど、アービトラージ取引も含めて、世界の相場が動き始めると思われます。

上記のほかにも、例えば、ビットコインなどの仮想通貨も新たな投資先として考える機関投資家もあるかもしれません。最近は仮想通貨についてはバブルだというヘッジファンドも多くなってきているようですから、すぐには手を出しては来ないと思われますけど、、、。リスクがあれば、手を出さないということではなくて、ショートで短期間で稼ぐという手法を採用すると思われます。

このように考えて、前述7項目を従来通りチェック項目としてまずは見ていきたいと思います。

目の付け所は、リスクが一番大きいところは何か、を探すことが第一で、最初になると思われます。ここにはショートを張ることになると思われます。これは、短い期間で手早く稼ぐことができる確率が一番大きいからです。ここへ資金量の多くをつぎ込んでくると思われます。

そして、これをヘッジするために、ロングの対象を探してそこへも資金を投入してくると思われます。投資先の組み合わせを探すのに全力を注いできていると思われます。

昨夜のNY市場では、株価は寄付きから下げ基調となり、雇用統計発表後も大きく下げて来ています。金利は2.8%台まで上昇し、債券価格は急落しています。ドル円は、昨日午前、日銀の国債買い入れが指値で行なわれたため、東京タイムから円安へ振れ、そのまま欧州タイムそしてNYタイムへと引き継がれていきました。

最近の金利上昇ペースが速すぎるとの懸念が徐々に大きくなりつつあり、これがインフレを起こすのではないかという懸念が惹起されつつあります。これが株価下落の要因だったといいます。665ドル以上の下落です。これをひと時の調整ととるか、トレンド転換のシグナルと捉えるかで、今後の見方が異なってきます。

FOMC関係者、特に地区連銀総裁などから、最近の金利上昇傾向を考え、利上げを早期に行うべきだ、回数も年内3回よりも増える可能性もある、などという講演も増えています。

これだけ市中に資金がジャブジャブで溢れていれば、インフレ懸念が出てきても不思議ではなく、これについては、異常な金融緩和策が採用された時から、一旦インフレが起きると手の付けられない速度で進行する恐れがあると、指摘を受けていたのも事実です。市場関係者はこれを恐れてるのかもしれません。

そうなれば、株価は下がり、利回りは上昇し、債券が買われて、ドル円はドル売り円買いが起きてくることになりそうです。また、金が買われて高騰し始め、不動産の売買は低下し、インフレの動きは米国よりも少し時間をおいて日本へも波及してくるかもしれません。景気がまだよければ、原油価格の動向はまだ上昇する余地もありそうですが、景気に陰りが出てくると、原油価格はまた下降していくことになりそうです。

一番最初に変化が出始めるのは株式相場といわれています。 最近の米国の株式相場は、歴史的最高値を作ってきていますので、いつ、変調し始めても不思議ではないとも思われます。アベノミクスについては、これからは米国の賛同は受けられそうになく、逆に米国は、インフラ投資などで財政政策実施で自らの景気上昇を意図したドル安政策をとってくると思われます。

米国経済は製造業の指標を見てもまだ景気は良いと思われ、しばらく継続するのかもしれませんが、どこかで変調をきたすことも想定していたほうが良いと思われます。

このように考えてくると、ドル円は、最近の高値安値で考えて、上値は半値戻しで112.0円付近までとなって、その後は再度下降開始かもしれません。
昨夜下げたダウ平均など米国株価の影響を受け、日経平均は23000円割れを試す展開も起きるかもしれません。この時余った資金がどこへ流れるか、です。ドル円ではここまで上昇したドルの利益確定売りが出てきても不思議ではありません。これが一時的な動きであればよいのですが、まさかとは思いますが、昨日上昇した分をすぐ全値戻すとなると、相場の再度下降入りを考えざるを得なくなります。

週足でチャートを見れば、200EMAの上に陽線ローソク足が出て、現レートがこのMAの上に位置していますので、反発開始かと考えるようになる環境になってきたとも考えられます。短期的には押し目買いを行って稼げる環境になってきたと思われます。週足チャートからは、トリプルボトム形成か、と考えさせられる状況になりつつあると思われます。

小生は、まだスイング取引には入っていません。しばらくデイトレの範囲で取引を行っていくつもりでいます。

日足や月足ではまだ戻り売りの環境であることを忘れないようにします。

こうやって相場を注視しながら、今月中旬予定の海釣りに思いを馳せ、仕掛けつくりに精を出している昨今です。

まだまだインフルエンザが大流行しているようです。健康第一でこれからも頑張りたいと思います。ご自愛ください。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌









コメント
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