FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳

2018-02-10 11:45:36 | 日記
おはようございます。2月10日土曜日です。広島は小雨が降っています。暖かいのか寒いのか、、、よくわかりませんが、霜が降りていない分、暖かい、、、となるでしょうか。

さて、今週の言い訳です。

今週もNY相場の動きに翻弄された一週間だったと思われます。相場はレンジを作り、108.0円~110.0円で上下しているようです。しかし、その動きも、安値更新の動きとなっていますので、まだ108.0円割れを狙う動きが出てきそうです。

小生が先物指数取引を行っていた時、師匠から、「相場の勢いは20日程度しか続かない。高値(安値)を更新するのは高値(安値)を付けてから20日間を超えてなすのは難しい。買い疲れ、売り疲れが出てくる。勢いが続かなくなるから。」という指導を受けています。

今回の安値更新は前回の安値108.282円を付けた日から数えて、10日目になり、まだ下振れ勢いが強いと判断されます。これからすぐさま安値更新に来るというよりは、昨夜の動きからも、もう一度値を戻そうという動きが出てきていますので、来週は、109.7円をめぐる攻防になるのかもしれません。まだ108.0円~110.0円のレンジでの動きになると想定。

NY株価も大きく下げています。 複数の地区連銀総裁からはいろいろな発言が出てきていますが、FRB議長からは何の発言も出てきていません。市場はこれを督促しているのかもしれません。パウエル新議長の手腕を試しているとも受け止められます。

そのような中で、売買材料が出てくると、それをきっかけとして、相場が動きだす、という環境ではないかと思われます。現状は悪材料には反応しやすくなっているのではないかと思われます。

ECBではドラギ発言が出てくると、それをECB事務局関係者が補足するなり、否定なりの発言をして、相場の異常な動きをけん制し、市場の安定化に努めていますが、FRBでは議長から全くありません。パウエルさんは静観するつもりかもしれませんが、それでも市場とのコミュニケーションを重視する立場から、着任早々とはいえ、なにがしの発表をする必要があるのではないでしょうか。こう考えると、余計に「督促相場」という気がします。調整という言葉だけでは理解できない状況になりつつあるのではないでしょうあ。

内容は何であれ、これに応えるような発言が出て来ないと、市場関係者は失望してさらに押し込んでいくかもしれません。「あく抜け」できません。

昨夜の動きを見ると、108.046円まで下押ししてきています。しかし、意外と、下押しは本日はここまでという感じが取引へ出てきているように思われます。底値鉄板の108.0円台かもしれません。為替情報では、一時期、107.5円が下値として出てきたことがありましたが、昨夜これだけ押し下げてきていても、為替情報の下値は108.0円です。今のところ、急いでここを割り込むつもりはないのかもしれません。情勢が明確になってくるまで、しばらくこの辺で上下させるつもりかもしれません。3月のFOMCなど中央銀行会合をめどとしてしているのかもしれません。

ECBは3月8日、日銀が3月8・9日、FOMCが3月20・21日の予定です。そして3月9日金曜日は、本邦のMSQ日、この週は、相場が大きく上下しそうな週となりそうです。中日の7日水曜日は「魔の水曜日」になりやすい日となります。要注意。

投資家は1年のスパンで相場を考えるでしょうから、これくらいの期間は短いんでしょうね。

そう考えると、1年の中で、相場がどのようなリズムで動いてくるか、これを復習しておく必要がありそうです。「Sell in May」と考えれば、3月上旬ころまでは下振れさせ、4月下旬から5月上旬にかけて山を作り、その後の夏相場ではレンジを作って上下を繰り返し、秋になって相場が上昇傾向を出して来る、「Sell in May」に続き出てくる言葉、「Remember come back in September」(9月には相場に戻ってこい)となるのではないでしょうか。

これを考えると、今の時期の動きがある程度想定できるようになります。

要注意事項としては、相場全体が一方向へ偏ったポジションや考えになってくると、短期投機筋はその逆へ相場を動かしてくるようになります。現在は売りにポジションが偏っているとすれば、急激な買戻しが生じる恐れもありそうです。このようなことを考えると、昨夜の買戻しもこの動きになりそうです。短期投機筋が押し込んでくるときは、ポジションなどの偏りがロングに偏っているときであり、相場参加者がもっと上がるというように考えているときです。このような状態になったとき、相場は急落をしてきて安値を更新するようになると思われます。

ポジションテイカーの小生は、早くスイングのできる相場になってほしいと考えているわけですが、しばらくそのような環境にはなりそうにありません。

これも相場それも相場と考えて、気長にいくこととします。デイトレの範囲でしばらく稼ぐしかないか、、、。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌














コメント
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