おはようございます。11月19日土曜日です。広島は曇り、青空は見えていますが、雲の量が少し多いみたい。最近の日の出は、6時45巡頃と思いますから、6時半ころの早朝散歩はまだ日の出前。日の出前の風景を観ながらの散歩となります。黄金山に朝日が当たり始めると、東側斜面は、紅葉や黄葉が目立ちます。黄金山、海抜221.5mの小さな山です。散歩コースにはいいところです。
さて、今週の言い訳です。
想定したように、140円を挟んでうろうろする相場となりました。明確な方向感は出てきていません。テクニカルでは、上へ行きそうな雰囲気を作ってきたように考えていますが、これも、上昇勢いがなく、BBが拡大傾向になって来ない、ということもあるように思われます。
今週のみならず、来週もまだ、このような動きの継続となる可能性はありそうです。
来週は、23日夜に、11月FOMCの議事要旨が公表されます。
ここで、どのような議論がなされたか、を確認すると思われます。誰がどのような発言をしているかも重要になるかもしれません。
現在FOMCで投票権を保有する地区連銀総裁は、NY連銀総裁を除き、来年は交代になります。
その方たちの発言は重要ですが、来年から投票権を持つ地区連銀総裁たちの発言も重要になってきます。
11月FOMCだけではなく、12月FOMCも同様に重要になります。
昨夜、コリンズ・ボストン連銀総裁の発言が出ています。発言の趣旨は、前日に出たブラードさんのものと同じと思われ、これを受けて、「利上げはまだ続く」と市場はようやく理解し、ドル買戻しを行ってきているようです。
利回りが再度上昇傾向となり、3.8%台を回復。
実は、コリンズ総裁は、これまで、その発言から、「ハト派」と市場は捉えていましたが、昨夜の「まだ利上げは必要」という趣旨の発言で、この認識を改めたかもしれません。
コリンズ総裁は、来年から「投票権」を有するFOMCメンバーの一員となりますから、昨夜の発言内容は重要視されていると思われます。単純に「ハト派」から「タカ派」へと移行したか、ということも念頭に置く必要があるかもしれません。今後のコリンズ総裁の発言がどのようものになるか注目されるようになります。変遷するのか、継続するのか、、、単純なことですが重要なことになりそうです。
コリンズ総裁とは逆に、ブラード・セントルイス連銀総裁は、来年からは「投票権」を有しないメンバーとなります。発言力の低下が予想されるようになってきます。
今のところ、FOMCメンバーの人事異動はないようですから、メンバーの交代はありませんが、「投票権」は、今年保有する総裁から、今年保有していない総裁へ移行します。
このこともあり12月FOMCが注目されるようになってきます。
「誰が、どのような」発言をしたかが追跡されるようになってきます。
昨日NY大引け時のドル円は、140.370円。買われて取引を終えています。
金曜日に生じる持ち高調整ということを経てなおかつ買われるということは、相場に勢いや力強さはなくても、来週相場の上昇機運を高める要因になる可能性があります。
来週23日夜のFOMC議事要旨公表までは、相場はうろうろし、公表を受けて、相場は少し方向性を示すようになるかもしれません。そうこうしているうちに、12月2日金曜日を迎え、雇用統計発表を待つようになる可能性もあります。12月1日にはPCEコア・デフレータも出てきます。
そうなると、今度は12月前半に出てくるCPIなどの指標を待つようになり、そして13,14日のFOMCを待つようになると思われます。
こう考えると、FOMC結果が出るまでは、まだ上値の重い展開が中心となるように思われます。
上値の重い、うろうろする相場がどこまで続くのか。金利のターミナルピークの見方によって影響を受けるかもしれません。
市場では、来年3月~6月頃にピークを迎えるのではないかという見方もあります。
今、参考にしているのは2015年夏から2016年春へ向けての動き方。
このような動きが、現下の相場でもこれからの中心的なものになってくるのではないかと推察中。
上値の重さを克服できず、相場は何度か上値を突きに行きますが、高値を更新できず、下降傾向に入っていきます。
その行先は、130.0円付近、それとも、126.35円付近か、はたまた、121.8円付近か、、、。いろいろなシナリオが出てきて、いろいろなパターンが想定されるようになる。日柄は、、、、まだ、、、未定、、、。
チャートを観察していて、来週からの動きが脳裏に浮かんでくるかどうか、これが重要になってきそうな気がします。
本日は、天候も良いようなので、間もなく県央地方へ女房とドライブに出かけ、紅葉を観賞することにしています。愛犬君たちは留守番役です。
気分転換を図りたいと思います。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌