おはようございます。11月2日木曜日です。広島は晴れ、今日も良い天気になりそうです。一点の雲もなく、青空が広がる様は秋そのものです。
昨日、当住宅地の街路樹の枝打ちが行われました。街路樹の冬支度です。縮景園では、お彼岸頃に、園内の樹に、藁の「こも」を被せたようです。昔のような虫よけ効果はあまりなく、古来からの伝承行事として行っている面が強いとのことです。
街路樹も少し前までは、歩道に落ち葉がたくさんあり、毎日、この掃除を日課としている方がありました。ありがたいことです。その方の家の前だけでなく、幅広く掃除をされています。街路樹の枝打ちが行われたことで、落ち葉もぐっと減ってくると思われます。この街路樹はアメリカ楓か。枝打ちをされた業者さん、お世話になりました。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は、3市場とも上昇しています。
昨夜は多くの指標結果が出て、株価は、プラス圏で推移し引けています。
ADPや、ISM製造業景況指数は予想を下回り、JOLTS求人件数は予想を上回る、というようなまちまちな感じになっています。時にISM関連が下落したことで、相場は少し強めに上下したようです。
そこに、FOMC結果が重なり、結果は「現状維持、据え置き」でした。慎重に歩みを進めるつもりのようです。
景気は良い、雇用も強く、インフレは高止まり、となれば、利上げして抑え込むということになっても良いところかもしれませんが、下がりつつあるデータもあるため、今回は動かないと、全会一致の賛成で決まったようです。そして、お決まりの、「年内あと一回の利上げは担保」しています。
FOMC結果が出て、少しドル円相場は上下しましたが、時間経過とともに、ドル売り円買い傾向になり、150.661円まで押し込んでいます。
ISM製造業景況指数が出るまでにも、ドル円相場は、徐々にドル売り円買い傾向となっていました。
このような所へ、米財務省の米国債入札規模の発表があり、増額にはなりましたが、その規模は小さめのようで、市場関係者は安堵したようです。
こうなると、国債の応札も旺盛となり、順調に進むと思われ、価格は上昇し、利回りは低下してくるのではないかと思われます。
昨夜の利回り動向は、この財務省の発表によるところが大きいかもしれません。
FOMCでは、まだ利下げを検討するような環境ではないとしています。
FOMC結果を巡る論評はこれから多く出てくると思われます。
今回のFOMC結果について、株式市場は歓迎し、株価上昇、為替市場はドル売りで対応し、債券市場は利回り低下で対応してくるようになるかもしれませんが、インフレ傾向の高止まり状態を考えると、利回り状況の変化には時間がかかると思われます。
ウクライナや中東情勢の地政学的リスクが市場へ影響を及ぼすようになるリスクがありそうですから要注意。
これで、日銀とFRBの政策が決まり、これからは、日銀がどうこうというよりも、FRBの政策、そして米国経済事情によって、ドル円相場の方向は決まってきそうです。
日銀は債券利回りが1％を超えてくることを容認するとしていますが、0.95％付近まで来た昨日、利回りの押し下げを意図した臨時の買いオペを行っています。
利回り上昇の歩みが早すぎるのか、、、、。
米国債10年物利回りは、4.742％付近まで低下してきています。
本邦利回りが上昇傾向となり、米国債利回りが低下傾向となれば、日米金利差が縮小してくることとなり、ドル売り円買いが進行してくるかもしれません。しかし、まだ、歩みは遅いと思われます。
今回のFOMCの姿勢は、「ハト派」と判断されるのかもしれません。
｢タームプレミアム｣の動向がドル円相場に影響しているようで、今後さらに注目されそうです。
米国では、「自然利子率(中立金利）」が上昇傾向にあるようです。これについて、FRBは2％とみているようですが、この判断は的確なのか、少々疑問があるところです。自然利子率は上昇傾向にあるようです。
今週は、まだ重要指標が出てきます。明日、雇用統計、そして、ISM非製造業景況指数などが出てきます。相場はどちらへ動くようになるか、、、です。
本日2日分のオプションNYカットは、上から、152.50円(サイズ大きめ）、152.00円(サイズ非常に大きめ）、151.00円、150.00円(サイズ大きめ）となっています。
現在の相場の流れから考えると、本日は、もう152円台回復は困難かもしれませんが、何が起きるか分かりませんから、上へ行くことを全く考えないとするのは無謀かもしれません。
4時間足の20MA付近に現在の相場はあります。このMAが下支えすると、反発機運も出てくるかもしれません。
明日の雇用統計で反発するかもしれません。
ああだこうだと考えても、一般大衆投資家には、相場決定権はありませんから、動く方向へついていく、という戦法で対処することになります。
小生は保有しているショートポジションをスイングさせています。少なくても150円割れをしてから決済を考えますが、下落傾向が明白になれば、145円付近までは引っ張りたいと思っています。
本邦は、明日3日は「文化の日」祝日です。明日から相場は3連休になります。
本日どこまで持ち高を調整してくるかチェック。
4時間足など長い足では、テクニカルで、ダイバージェンスも発生しています。
本日の健太君の判定は、｢買い」は、151.307円超、「売り」は、151.307円以下、｢買い」は、150.800円以下の場合となっています。
FPVは、151.092円、R1は、151.522円、S1は、150.508円となっています。
「G指数」は、「ニュートラル」となっています。
昨日安値を割り込んできました。反発してくるようなら、戻りは限定的かもしれませんが、日銭稼ぎのためのロングを持つかもしれません。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時20分です。ここまでの動きでは、ドル売り円買いが進んできて、150.390円まで届いています。本日は売り方優勢のようです。
10月30日安値と31日高値でフィボを考えると、現在値150.401円は、半値押し近辺となってきました。半値押しになるには、150.255円付近まで押す必要があります。
これが61.8％押しとなると、149.90円付近まで押してくる必要があります。まずはこのようなポイントを通過してくるかチェックします。
追伸 11時ちょうどです。ドル円は半値押しまで来たようです。ここも節目かもしれませんが、31日の欧州タイムで作った押し目の150.057円というものがありますから、ここを狙ってさらに押してくることも想定できそうです。ここまでくれば、もう150.0円割れできるかどうかと考えるようになると思われ、割り込んだ場合は、61.8％押し(149.90円付近）や、この近くまで上昇してきている30分足の800SMA(現在149.820円付近を通過中）、ここまで来る途中で、30日高値の149.854円を意識して動いてくるかもしれません。
150円台から149円台の取引になってくるかチェック。
このまま押し下げてくれば、政府による為替介入は薄らぐかもしれませんが、今度値を戻し、151円付近に再度入ってくると、「介入」が出てくる恐れがまだあります。戻しの動きの時には介入警戒が高まると思われます。
これらを含めて、ここからどう動いてくるか要チェックです。
追伸 14時57分です。これからの動きを種々検討してみると、① これから再度上昇して151.94円付近、さらには、153.05円付近まで上昇するかもしれない、というものと、② 戻りは出ても、本日6時寄付き値付近までで、その後は再度下落し始め、その行先は、149.95円、149.65円付近、もしくは149.34円付近まで押す、というものの2通りが出てきました。
上へ行くか、下へ行くか、双方の駆け引きがこれから出てくると思われます。東京タイムでは下押しが中心の相場になったと思われます。欧州勢がどう動いてくるかになります。
政府による為替介入については、「介入」に必要な資金が現金として手元にはないようだ、という観測報道が出てきています。そのため、介入する場合、資金確保のために、米国債の売却に出てくるかもしれない、としています。もし、そうなった場合、米国利回りの上昇を呼び込む動きとなり、日米金利差の拡大を起こしてしまうといいます。
これでは「介入」すると、逆効果になってしまうようで、151円台に入っても、政府が「介入」に出てこなかった理由は、ここにあるのかもしれない、としています。さて、真実は、、、。
現在値150.411円より下で、厚めの買い注文があるのは、149.30円付近と149.00円付近となっています。
上で、厚めの売り注文があるのは、151.70円付近となっています。
追伸 19時27分です。いろいろ考えた。今のところ、戻り高値は、150.581円。まだここを上抜いていない。本日安値は、150.150円。現在値は、150.358円付近。上へ行きたい気配もありそうですが、上値は重い様子。今夜出てくる新規失業保険申請件数などの結果で相場は動いてくるか。それとも、今夜は動く気はなく、小幅の範囲でうろうろするつもりかもしれない。結局、明日の雇用統計待ちとなり、予想通りとなれば、材料出尽くしで、売り圧力が増加してくるかもしれません。このように考えたら、今夜は150円台前半ででうろうろするのかもしれません。
米国債10年物の利回りは低下傾向で、現在は、4.719％付近。原油価格も今週は低下傾向。
追伸 22時04分です。新規失業保険申請件数が予想を上回ったことで、ドルは売られる傾向に。利回りも、さらに下がって4.629％付近。
こうなってくると、明日の雇用統計まで買い方は動けないかもしれません。
保有ショートはさらにスイングさせる方針です。
釣り友から電話あり。明日の釣行に誘われ、行くことにしました。
明日は本邦は祝日ですから、本日で調整が出てくると思われます。しかし、明日夜には、雇用統計が出てきますから、相応に相場は動くと思われます。その時間までにはPC前に着座するつもり。
今夜はここまで。本日も訪問いただき、ありがとうございました。おやすみなさい。合掌
