おはようございます。11月11日土曜日です。広島は晴れ、昨日の雨はすでに上がり、天気は良くなっています。しかし、気温は低下、、、。
この時期、神社などでは、昔なら、大菊花展などが催されたと記憶していますが、最近はこのような催し物があるなどとは聞くこともなく、このようなブームはなくなっているのでしょうか。小生も以前は大輪の菊を3本立てで育てた記憶がありますが、最近は行っていません。この花は時期を失うと生育させるのは難しく、半年掛りになりますから、計画的に物事を運ぶ必要があります。来年は思い出して取り組んでみましょうか。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は3市場ともに上昇しています。最近の利回り状況が少し上昇はあるものの、落ち着き始め、これに好感した買いがハイテク株やグロース株に入ったようです。
というよりも、次回FOMCで、利上げがあるのではないかというような憶測が再度持ちあがり、目先では利回りは若干ですが上昇し、これに連れて、ドル円は上昇傾向に、、、、。
昨夜は、151.601円まで上昇しています。
市場には、政府による「為替介入」を意識する環境にあると思われますが、強い懸念はあるものの、政府は一向に動かず。
時折、少し強めに下押す場面もありますが、これらはすべて短期の投機筋の自作自演の動き。
押し目ができればすぐ買い拾う動きもあり、相場は反発上昇。
最近はこれの繰り返し、、、、。
10月31日につけている高値151.705円まであとわずかとなりました。
来週月曜日の寄付きでは、GUして寄り付き、窓を埋めて、上へ行くか下へ行くか、をまずチェックすることになるかもしれません。
このGUでは、高値更新するかもしれません。
来週のことはさておき、今週の状況を確認します。
月曜日寄付きは、149.304円、高値151.601円(11月10日金曜日)、安値149.295円(11月6日月曜日)、終値151.508円となっています。
週間での上下値幅は、2.306円、上昇値幅は2.297円、下降値幅は0.009円。動きはほとんど上昇となっていますが、その値幅は少ない。
単純一日平均では、0.68円程度の上下値幅です。
ディーラーは慎重に上へ歩を進めているようです。「為替介入」を用心しながら、、、。
今週は買い方の勝ちとなっています。
売り方は、コツコツと橋頭保を作りながら、ここまで来ていると思われます。近いうちに「介入」があると考えて、、、。
このような双方の考えがあって、相場は動いてきたと思われます。
買い方は、時折、自ら相場を押し下げますが、これは「為替介入」を防ぎながら、利益を上げるための動きと思われます。そのたびに、「介入か?」と思ったりしましたが、押しは少なく、投機筋の自作自演とすぐ判明します。これも、防衛のための動き。
今週は神経戦になった向きもあります。しかし、出てきた指標結果を巡り、思案は交錯。
インフレ高止まり感も出たり、利上げ終わりという観測も出たり、かと思えば、昨夜出たミシガン大学消費者信頼感指数では、総合指数は前回や予想よりも下がっていますが、1年先や5年先のインフレ期待感はさらに上昇。
このような状況も、昨日のドル円の上昇に影響していると思われます。
個別に見れば、まだ利上げの可能性がありそうだということになりそうですが、先に述べているように、少し落ち着きを取り戻しているようですから、もう利上げはない、とする見方も市場にはあります。
現在のじり高傾向を嫌気して、一般大衆投資家がポジションドテンや新規にロングを持つと、相場は一気に上昇し、短期の投機筋はここぞとばかり、ショートを打ってくると思われます。その時を待っていたかのように、政府による「介入」が出てくる恐れは多分にありそう。
こんな相場状況に、どうする神田財務官?
急反発が出て、上昇したかと思えば、押し込まれて、ローソク足が上ヒゲの長い陰線になると、、、、
今度大きな押しが出てくると、相場は底値の確認に出てくるかもしれません。
ドル円はこれから少し幅のあるレンジを形成し、そこで上下するようになるかもしれません。そして、相場はいずれは170円付近へ向かって動くようになるかもしれません。
FRBにしろ日銀にしろ、フォワードガイダンスを意識してか、「ああだこうだ」と言いますが、結局「出てくる指標結果次第」と保険を掛ける始末。
そういえば、月足で観る相場の大循環では、チャネルライン上辺にタッチしている状態があり、これを相場のプロ・投機筋がどう見ているか、です。現在の最大の関心事はここ。転換は近いか?
相場は続くよ、いつまでも。いろいろ言いたいことはありますが、今日はここまで。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌