FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX FOMC結果は現状維持だが、見通しが、、、

2024-03-21 06:27:02 | 日記

おはようございます。3月21日木曜日です。広島は曇り、今朝は寒いですね。開花しかけていた陽光桜も寒さに震えたと思われ、開花は先延ばしに。昨日の天候も、当地でも真冬並みのものとなりました。雨は霙(みぞれ)となり、霙(みぞれ)は雪となり、雪は雨となり、雨は上がって晴れ間がのぞいたと思ったら、今度はまた雨となり、、、という荒れた天気でした。気温も上がらず寒い一日でしたね。各地で、積雪と暴風があり、交通事故も多く発生しているようです。彼岸過ぎの寒の戻りはよくあること。この寒の戻りを経て、季節はさらに春へと向かいます。

鶯の鳴き声はまだ聞こえません。

 

さて、相場です。昨夜FOMC結果が出ています。「現状維持・据え置き」です。

これを受けて、株式市場では、3市場そろって反発し、最高値を更新しています。CMEN225はFOMC結果が出て乱高下。40370で取引を終えていますので、本日の日経平均は反発するかもしれません。

今年の利下げ回数をめぐっては、「2回以下」と考えているメンバーが9人いたようです。全員は12名ですから、75%の方たちが、利回りの低下は漸減と考えているようです。FOMCの総意としては、年内3回の利下げとなっています。

 

会合結果が判明すると、ドル円は強めに上下しますが、パウエル議長の記者会見が始まるとさらにドル円は下振れし、150.715円まで届き、日通し安値を更新しています。

今回もこれまでの例にもれず、「今後のデータ次第」という面があるようです。

そのような中へ、4時前に、日経が「日銀は7月か10月に追加利上げを検討している」と報道。この報道による相場への影響は出ていないようです。

4時以降はドル買戻しが起きて151.403円まで戻りました。これで61.8%戻しに到達。引け値は、151.241円。

 

昨日高値は、151.817円を付けています。これは、2023年11月13日高値の151.908円に鉢合わせさせ、ダブルトップ形成と思われます。ここに、2022年10月の高値151.942円を加えると、トリプルトップ形成ということになります。

 

ドル円相場とすれば、長い目で見れば、これからは下振れしてくることも想定するようになると思われますが、インフレ状況が高止まり傾向にありますから、一気に下がってくるとも思われず、徐々に徐々にという流れになりそうな気がします。

パウエル議長は、「インフレ率は上下しながらも低下傾向にあるが、インフレ低下の確信が強まるまで利下げを待つ」、「金利は非常に低い水準には戻らない」などとも発言。

今回のFOMCでは、ドル売りとドル買いが出ていますが、総合的には利回り低下傾向を受けて、ドル売り傾向が強そうです。

 

しかし、ユーロを介してドル円を考えると、まだ円安傾向にあるようです。本日の東京市場次第かもしれません。昨日高値突きに来るかどうか、来なければ、売り込んでくると思われます。

円高傾向が明白になるには、もう少し時間が必要なのかもしれません。

 

FRBは欲張りです。景気の良さを維持しながら、インフレ退治に乗り出しています。この二つは同時に成り立つことは可能と思われますが、ドルが弱くなること、財政出動すること、そして、高金利状態を同時に実現するのは、金融界では「不可能」というのが通説です。

今回は景気の良さを維持しながら、景気後退をソフトランディングさせようと努め、インフレ状況を低めに誘導しようとしていると思われます。

これがどっちつかずの政策となって、いたずらに時間経過をさせ、顕著な効果が出てこないのかもしれません。経済情勢、特に高止まり傾向にあるインフレ状況がなかなか収まらないことについて、、サマーズさんは「インフレは手ごわくなる」とすでに指摘しています。これを考えると、目先一旦利上げという選択肢もあるのではないかと思われますが、、、。FRBの関心は景気状況よりもインフレ傾向にあるようです。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、151.529円超、「売り」は、151.529円以下、「買い」は、150.978円以下の場合となっています。

FPVは、151.258円、R1は、151.800円、S1は、150.698円となっています。

「G指数」は、まだ「買われすぎ」レベルとなっています。

 

時は今、彼岸の頃。相場格言の「節分天井・彼岸底」は今年は当たらなかったようです。節分天井になったかと思いましたが、中央銀行政策決定を受けて、日経平均は、今回再度4万円台に回復してきました。戻りはこの付近までとなって、これからは夏相場へ向けて、少し下げ傾向になるかもしれません。

間もなく東京タイム開始です。本日の東京市場で、いつもの高値突きが出て、昨日のレンジで動いてくるかチェックになりそうです。。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 12時08分です。日経平均は大きく反発上昇しています。前引けでは、40670円となっています。ドル円は、6時寄り付き後からずっと軟調に推移し、150.261円まで押した後、150.536円まで値を戻した後、再度軟調な動きなっているようです。現在値は、150.445円付近。

現在もみ合っているところには、4時間足の20EMAや、5分足での800SMAが通過中のところで、ここで下支えできるかどうかチェック中。

あるフィボでは、半値押しになるものもありますから、少し様子見をしているところかもしれません。再度4時間足の20EMAを割り込むようになると、ドル円相場はさらに下降していくようになると思われ、その動きは、欧米勢が取引参加してきてからになるかもしれません。

「G指数」算出の基準日データはこれからも上昇してきますから、実相場の落ち込みは限定的なものになる可能性もあります。しばらくもみ合いになることが想定されそうです。

今夜はPMIが出てきます。予想では前回よりも若干改善するようですが、最近出てきている製造業景況指数は予想を割り込むものも出ており、予断は持たないほうが良いかもしれません。

間もなく後場が始まります。

 

追伸 13時14分です。現在値は、150.546円付近ですが、この付近は、2月19日から3月5日頃まで細かく上下しながらもみ合ったところになります。ここを下抜けできないと、一旦反発するということも想定されそうです。しかし、戻りは限定的かもしれません。


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