川越芋太郎の世界(Bar”夢”)

川越芋太郎の世界へようこそ!
一言メッセージ・「美」の探訪ブログです。短編小説などもあります。

美の壺:昭和のモダン家具

2010-09-05 21:17:55 | 美の番組紹介
美の壺:昭和のモダン家具


現在、1950~60年代の家具に人気がある。
高度経済成長時代の住宅・オフィスに対応した
和製家具たち。


若者に人気があるとう。
川越芋太郎世代が育ち・体験した時代の家具。
私達世代はなにか懐かしさを禁じ得ない。


番組では、特に和製ミッドセンチュリイー家具を紹介する。


<美の壺1:畳との相性に真髄あり>


明治以降、和室でのイスは珍しくなかった。
畳を守るために畳作りというつくりがあった。
そう、私の家にもあった。
四脚の左右二脚に横に板がついていた。
滑り易くして、脚で畳を傷つけるのを防ぐ。


工夫は、そればかりではない。
時代劇長崎商人の屋敷の場面で出てくる光景には、
和室の畳の上に絨毯を引き、そのうえに椅子とテーブルを置く。
飲むのはワイン。
さて、私たちが育った住宅環境は、まさに団地と建売住宅。
若年齢層でも購入できる団地は鉄道会社の開発とあいまって
各地に飛び火した。
その住宅に、若い世代の高度成長の憧れを込めて
椅子とテーブルの生活が入り込む。
欧米の椅子がそのまま上がりこんだわけではない。
そこは、
狭小の日本住宅向きに
若年齢層が購入できる低価格
日本人の美意識をくすぐるデザイン性
が盛り込まれた。


<美の壺2:アイデアが決めて・みんなの家具>


シンプルで、いかに材料を工夫し低価格に抑え
美観を整えるか!
日本人による、日本人のための、日本製家具が生まれた。
それは、知恵の宝庫であった。


紐を利用した座布団を置く椅子
(川越芋太郎の子供時代に利用した。
紐が切れてお尻が落ちた。
乱暴に扱い叱られた記憶がある。)


<美の壺3:成形合板はモダン家具の華>


成型合板による家具として、新たな時代の幕が開く。
美術館や公共施設でみたバタフライツールもそれだ。
柳宗理作による一つでも存在感のある椅子!
これも職人の集まりあっての成果
挑戦を技術者の誇りとする心があった時代だ。


そして、今
進化した和製家具たちは、私たちの生活に彩りを加える。
ノスタルジーという感慨を含めて、
あなたも和製モダン家具を体験してみてはいかが。
捜せば、結構見かけます。
美術館見かけたバタフライスツールしかり。
見る人に見える椅子です。
目黒通り界隈にもありました。
では、また。


参考:美の壺昭和のモダン家具http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file180.html

NHK美の壺 入門編 (AC MOOK)

アスコム

このアイテムの詳細を見る

NHK美の壺 第1期(10冊セット)

日本放送出版協会

このアイテムの詳細を見る


奪われる前に使うという選択肢

2010-09-05 08:48:01 | 知恵庫先生の講座
奪われる前に使うという選択肢


奪われつづける妾国家日本
女は長年、汗と涙の努力の甲斐があってしこたま溜め込んだ
旦那に従順に従い、世間からの白い目にも耐え
富を蓄積する事で精神の安定を確保してきた。
ところが、
最近、旦那は商売がうまく行かず、
妾の金を当てにしだした。
周囲も女がしこたま溜め込んだことを知り
どうにか、口実をつけてはその金を使わせようと
あの手この手で、時にはもみ手で拝み倒す。


しかし、女はいまだに精神の安定を図る事になれ、
金を私用することよりも
金を貯める事が優先する。
旦那からの金はマイナスであるが、
今は溜め込んだ金と長年の知識でどうにか稼げる。
女には子供たちがいるが、
彼等に金をかけるでもなく、
金を稼ぐ事を教え続ける。


子供たちは大学や留学を諦め、
汗と努力の地道な生活という名の仕事に明け暮れる
女譲りの子供たちは優秀であり、
一時は、学校から進学を進められたくらいである。
しかし、片親のハンディを考え、
母のお金への執着を考えると、
教育への投資を声高に言う事もなく、
就職をし、黙々と働く。


こんな女がいまの日本ではないか。
女の行き方を悪いと言う事はできない。
むしろ、褒め称える人々が多いだろう。
しかし、未来を考えると
あまりに「金」への執着が高いため、
明るい未来が描けそうもない。
溜め込んだお金を生かす方法を学び活かす時が来た
と考えるべきであろう。


世の中に眼を向けてみよう。


続きはこちらからどうぞ


マグマグ

携帯サイト用

ネット用