鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

放置自転車

2014年09月06日 00時00分01秒 | 提言

 自転車は子供用、ママチャリ、ロードバイク、マウンテンバイク、競技用等多種類あり、低価格のものから高額となると50万円を超える。通勤や買い物に使われるものは1万円前後で購入できる。利用者も多く、駅周辺は駐車場が満杯であり、放置自転車も多い。市や区では定期的に放置自転車を撤去し、引き取り手がなければ、処分される。中には新品同様なものもあるようで、再利用されて、無料で貸し出すことも行われている。

 聞いた話では、古くなって使えなくなると駅周辺に意識的に放置し、撤去を無料で行う不届きな輩もいると聞く。粗大ゴミとして区の回収に依頼すると500円を支払わなければ成らず、それが無料となることで、ちゃっかり者が居るようである。

 多摩川の河川敷や土手周辺には月に2~3台の放置自転車を見かける。河川を管理しているパトロールが見つけると、撤去する旨の告知書が貼られ、暫くして撤去されている。放置自転車は、誰かが乗り付けて放置するのであるが、おそらく、駅周辺にある他人の自転車を無断で乗ってきて、放置するようである。監視カメラがないし、目撃したわけではないので定かではないが、犯罪防止の面から然るべき対策を講じる必要もあろう。

 河川敷に設置されている遊歩道は、自転車やバイクの乗り入れは禁止されているが、釣り客など、乗り入れ禁止標識や、通行禁止の柵を無視して、乗り入れている。大人がそのような行動をすると子供や小中学生も同様に我が物顔で乗り入れる。注意しても逆に嫌悪感からか、逆ギレされ、正当性を主張し、聞く耳を持たず、素直に聞く者も少ない。情けないことであるが、遊歩道は安心して歩けない状況となっている。

 河川敷をパトロールするのにバイクを使い、遊歩道を走る管理員にはその常識を疑わざるを得ず、遊歩道の管理ではないような仕草や、河川敷に建つホームレスの掘っ立て小屋の撤去すらままならない状況が続いている。河川管理の在り方についても改善の余地がある。

  公共性のある河川敷ではあるが、利用する一部の者がルールを無視することの状況をどのように考えるのか、モラルの向上を望むしかないのは残念なことである。