鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

紫蘇の実漬け

2014年09月30日 00時00分01秒 | 紹介

 先日所用で中央高速道路を使って笛吹市まで行ってきた。行きも帰りも談合坂のサービスエリアを利用した。下りのエリアには地元の野菜市場がある。新鮮そのもので、直々の野菜の数も多い。目に付いたのはツルムラサキと紫蘇の実が付いた穂である。どちらも1袋100円台の値段である。安かったので2袋ずつ購入した。ツルムラサキはブログでもご紹介したが、栄養価が高いといわれている緑黄色野菜である。短時間熱湯で湯がき、水に浸けて冷ました後、適当に切って「お浸し」がよい。他の野菜とほうれん草のように野菜炒めもおいしい。

 紫蘇の実であるが、おにぎりや弁当の白米の上にフリカケとしてかけると、一味違ったおいしさを楽しめる。生のままではなく醤油漬けや塩漬けにする。簡単に作れるのでご紹介する。今回は醤油漬けである。まずは下処理として、穂から紫蘇の実を、指を使って茎から外す。あくが強いので、指も茶色になるが、後で洗えば取れる。まずはボールに水切り籠に紫蘇の実を入れ、水洗いを数回行う。水を張ったボールに半日浸けてアクを出す。

 水を切ってペーパータオルを敷いたバットに広げ、日陰で半日干す。このときに、ピンセットを使って、茎や紫蘇の葉、花等を取り除く。乾燥したら煮沸消毒をした空き瓶を用意し紫蘇の実が浸かるように、醤油を注ぎ入れる。蓋をして3日目ぐらいで食べられるようになる。冷蔵庫に入れて保存すれば3ヶ月ぐらいは保存できるので、重宝する。

 ばら寿司にはゆかりを入れることが多いが、この醤油漬けの紫蘇の実を入れても香りが良くなる。刺身のつまにも紫蘇の実が使われることがある。花が付いていることもあり、余り固くなった穂は避けた方がよい。アクがあるので暫く水に浸けておく。生でも食べられるので、葉は大葉と呼んでいて、刺身の飾りや海苔巻きなどに使う。紫蘇は使い道が広い香草である。