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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

壁の施工例

2014年09月26日 00時00分01秒 | 紹介

 壁は室内の壁と外壁に分けられる。物を吊すために多くのフックや釘がホームセンター等で売られている。室内に写真を吊そうと思っても、シッカリと固定できない。通常、壁紙の下は石膏ボードが貼られていてその厚さは10mm足らずである。直接は柱や框に釘を打てばよいのであるが、木材には傷を付けたくない場合も多い。更には石膏ボード壁に目の高さにセットしたい場合もある。

 専用の石膏ボード用にボードファスナー成る物が市販されている。取り付け後は最大30kgまで絶えるようで、その施工は至って簡単である。コンクリートの穴開け用のドリルが必要である。ドリルビットは直径6.4mmを用いるため、電動ドリル・ドライバーを準備しておくと良い。

① 所定の径と深さにドリルで穴を開ける。

② 共回り防止ジグをセットし、ねじの回転が重くなるまで締め付ける。

③ ねじを緩めてジグを抜き取る。

④ 取り付け物をセットし、ねじを締め付け、施工を完了する。

 ご理解頂けたであろうが、ボードファスナーは、ねじの中心部に覆い被さる、傘を閉じた形の部品が取り付けられていて、ねじを締めることによって傘が開き、石膏ボードに固定する構造である。外側からは傘が開いた状態は目視できない。一度取り付けが終了すると(傘が開いてしまった状態だと)再び外すことは出来ない構造となっている。したがって位置決めは正確に、失敗しないように注意する必要がある。

 外壁の場合は室内のような石膏ボードが中空となっていないため、施工方法は若干異なる。コンクリート・タイル穴開け用のドリルビットは4.5mm、4.8mm、6.4mmの3本セットが便利である。開けた穴に差し込むプラスチックプラグをハンマーで打ち込み、取り付け物をセットして通常の木ねじで締めればよい。同軸ケーブルの懸垂・金具類の取り付け・トイレ・浴室の小物設置等応用範囲は広い。

 最近の住宅の外壁はプラスチックのサイジングや、モルタル壁の上に塗料を吹き付けた壁が多い、タイル張りもあるので、コンクリート用のドリルビットとプラグは用意しておきたい。