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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

③ ダメ行為    完

2017-06-01 20:31:20 | 日本語脳
>◎教育内容に説得力がないので、教える側の教師も大変

>現在の教育内容は、大人のダメ行為に影響を受けやすい特徴を持つ。>小学校の低学年を除くと、誉められた中身ではない。>後で使うか分からない知識を暗記するのが中心で、物事を論理的に考えたり、きちんと議論したり評価したりする方法を教えていない。

正しい (矛盾のない) 考え方の習得は難しいですね。英米流の高等教育が必要です。海外留学には価値が有ります。

>そんな内容なので、やって何の得があるのが疑問に思ってしまう。

時間の浪費ですね。励む意欲が出ないですね。

>おまけに、生徒が得る情報には、学校で習ったことが大人になってあまり役に立たないという意見も含まれる。

主として受験対策の勉強ですからね。

>こんな勉強が役に立つのか疑問に思っている生徒に対しては、真面目に勉強する気を低下させる。>ハッキリ言ってしまうなら、現在の教育内容には、生徒に勉強させる説得力があまりないのだ。>しかし、こうした教育内容にも関わらず、教師は勉強を強制しなければならない。>おまけに、生徒に様々な情報が入って、勉強する気が低下しやすい時代である。>教師にとっては、非常に大変な環境だ。

先生方には、大変なご苦労ですね。

>厳しい時代であっても、教師としては決められた教育内容を教えなければならない。>教育内容を改善する権限はないし、決められた内容を教えるのが仕事だからだ。>教育内容の有用度に関しては疑問を持たせず、とにかく勉強するように説得する。>そんな教え方になるので、教師の信用度は低下しやすい。

一人前の人間には、自主・独立 (independent) の気風が必要ですね。馬車馬の調教は有害・危険ですね。




>◎教育内容まで含めた根本的な改革が必要

>以上のような状況を改善するためには、どのような教育を実施すればよいのだろうか。>まず、大人のダメ行為だが、直すことは不可能だ。>そんな情報が生徒に入ってくる前提で、教育を行わなければならない。>絶対に直せない以上、どうしようもないのだ。>こんな大人もいるが、そうならないようにと説くしかないだろう。

‘オオカミと七匹の子ヤギたち’ の話を生徒に読んで聞かせるのは、どうでしょうかね。

>その代わり、教育内容のほうは大幅に改善する。>世の中に出ても役立つ、有用な能力が身に付く教科を数多く取り入れる。

職人風の人間の育成ですね。人手不足は聞いたことがあるが、頭脳不足は我が国では聞いたことがありません。

>自分の意見を述べたり、きちんと議論したり、改善内容を提案したり、適切に評価するといった内容だ。>これらは世の中に出て役立つので、将来のために習得したほうがよいと、教師は本気で説得できる。

浅薄な人間ではあることには変わりありませんが、手に職を付ける事は可能ですね。

>教育では、大人のダメ行為も積極的に利用する。>悪い例として紹介し、こんなことしていてはダメだと分からせるために。>たとえば、現在の国会中継はダメな議論の典型的な例なので、ビデオで見せながら、ダメな箇所を生徒に指摘させる。>この方法は、教育上の効果が非常に大きい。>実際のダメ行為を全員に知らせることで、同じような行為をやらなくなる。>全員がダメ行為だと学校で教えられるため、普通なら恥ずかしくてできないからだ。

他山の石を利用するのですね。駄目はわかるが、正しい (矛盾が無い) は判断が難しいです。

>このような教育に変えて何十年か経過すれば、大っぴらにダメ行為を行う人が極端に減る。

そうであると、本当に良いのですがね。

>また、議論などの能力を身に付けた人が増えるので、国会もきちんと議論できる姿に変わる。

議論は難しいでしょうね。議論するためには、自分の意見が必要ですからね。
論客は、ああでもなければ、こうでもないと力説する。だが、自分はどうであるかを言わない。自分には考えというものが無いからであります。
現実の内容は、頭の外にある。考え (非現実) の内容は、頭の中にある。現実の内容は、実況放送・現状報告になり、非現実の内容は、時制のある文章になる。日本語には時制というものがないので、日本人には考えが無い。自分の考えを示そうと努力するものに対しては、’そんなこと言っても駄目だぞ、現実はそうなっていない’ と一喝して顧みない。現実の内容に対して、非現実の内容を示して現実対応策を説明すれば、相手の理解が得られます。賛成・反対はまた別次元のことであります。
全ての考えは、文章になります。文章にならないものは、考えではありません。文章には意味があります。矛盾も有れば、それを指摘することも可能です。矛盾を含まない内容はすべて正しい考えであります。それらには、個人差が有ります。ですから、個人主義が必要です。

>時間はかかるものの、教育の根本的な改革しか、有用な対処方法は思い付かない。

そうですね。根本的な解決方法が必要ですね。

>それを実施するまでは、大人のダメ行為が、現在の教育を邪魔し続けるだろう。>さて、ここまでの内容を読んで、賢明な人なら、1つの矛盾を発見しただろう。>ダメ行為を行っている大人の中に、文部省の官僚も含まれる。

官僚には、あまり期待できないですね。他力本願は良くないですね。

>それを悪い例として指摘したり取り上げるような改革を、積極的に進めるであろうか。>普通に考えれば、やるはずがない。

そうですね。彼らは、政治家からの ‘頼まれ仕事’ をしているのですからね。

>また、やろうとする人々を邪魔するだろう。>教育の改革を阻止する勢力として働くわけだ。

そうですね。お変わりなければ、天下泰平の世の中です。

>つまり、教育改革が進まない大きな原因の1つである。

行く先が見えていないからですね。

>これを取り除くのは、非常に難しい。

そうですね。処世術 (現実) では無理ですね。哲学 (非現実) が必要でしょう。非現実の内容 (あるべき姿) を現実の内容に変える努力が必要です。さすれば、時代の閉塞感はなくなり、未来への道は開けます。


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② せこい行為

2017-06-01 20:29:34 | 日本語脳


>◎大人のせこい行為が、生徒の周囲に目白押し



(略)



>ゴミ捨てを注意された生徒は、吸い殻を捨てている大人は何も言われなくて、なぜ自分だけが言われるのか、納得できないはずだ。



上意下達ということでしょうかね。


>生徒が普通に生活していると、両親以外も含めて、大人の会話を聞いてしまう。



社会に関する勉強ですね。



>その中には、せこく立ち回るような発言も含まれる。>何かを猫ババするとか、誰かをだまして一儲けするとか、正直に生きるのとは正反対の内容だ。



処世術ですね。上位の人でも、’不適切ではあるが、法律違反とまでは言えない’ 程度の行為をする人が大勢います。いわゆる、法の網をくぐるというのですかね。



>知らない人の話も偶然に聞いてしまうため、一人の生徒が多くの大人と接し、たいていの生徒がせこい発言に出会う。>生徒の年齢が上がると、世の中の仕組みも見えてくる。

>とくにダメなのが、表向きだけの発言と、実際の行動や本音が大きく違う組織や人だ。



本音は処世術ですね。



>建て前では良いことを言いながら、裏で反対の行為を続けている人の存在を知ってしまう。>ダメ行為を何度も見ると、それが現実の社会だと信じて当然である。



日本人には世界観 (非現実)というものがない。我が国民には、現実しかないのですから、困ったものですね。



>いくら学校できれい事を言っても、建て前で言ってるだけだと疑ってしまう。



建前は、口実 (言い逃れ) ですね。きれい事は非現実ではあるけれども、世界観を構成していない。その場限りの歌詠みの様なもの。



>実際、ダメ行為は現実に存在しているし、今後も続くし、なくなる見込みはゼロに等しい。>こんな世の中で、きれい事を生徒に言わなければならない教師は、相当に大変である。



ストレスのかかる毎日ですね。ご苦労様です。きれい事をいうのは、浅薄な人間の証拠になります。











>◎学校や教師のダメ行為も目にする



>大人のダメ行為は、一般の社会人だけでなく、学校や教師からも見ることがある。>通常は機会がないものの、何かのきっかけで見てしまう。

>代表例は、学校で起こる不祥事だ。>校長や教師が必死で隠そうとする様子は、テレビや雑誌に紹介され、いろいろな経路で生徒に伝わる。>普段から正直を訴えなければならない教師の行動だけに、ダメ行為の影響は非常に大きい。>あまり触れほしくない内容であるし、他の学校の事件なので、できるだけ取り上げない教師が多いだろう。>日の丸や君が代の問題で、校長と教師が対立したり、教育委員会が強制する様子も、生徒が目撃する。



対立ばかり見せつけられては、生徒もかないませんね。’和を以て貴しとなす’ という教えも絵に描いた餅になります。



>納得できる理由を示さず強制するので、教育的にはダメな行為である。



リーズン (理性・理由・適当) の教育が必要ですね。アンリーズナブルに強制するのでは、教育にはなりませんね。調教になります。



>同様に、生徒が自由に卒業式をしようとすると、教育委員会や校長から反対される。>これも納得できない理由で反対され、最終的には生徒があきらめるしかない場合が多い。



教師は、リーズンを示すことが必要ですね。



>この種の事件は、マスメディアが報道するため、他の学校の生徒も知ってしまう。>生徒の側では、学校は何を教育する場所なのか疑問に思うはずだ。



リーズンを教えなければ、教えるものはありませんね。



>最近では、修学旅行や制服などが市価より高く、教師と業者の談合が問題になっている。>これもダメ行為で、学校や教師に対して、生徒が不信感を持つ原因となる。>教師が普段から言ってるのは、建て前だけの内容なのだと思うだろう。



道徳教育の徳目は建前 (言い逃れ) の羅列の様なものですね。



>世の中の大人に加え、学校や教師のダメ行為を多く見ると、学校や教師に対して疑問を持つ。>そんな意見が生徒の間で流れ、疑問はさらに大きくなる。>一度でも疑問を持つと、ダメ行為に敏感になるので、信用してもらうのは難しい。



一度失った信用を取り戻すことは、難しいですね。



>実際には、以上の全情報が生徒全員に入るわけではなく、個人差がかなりある。>また、受け取った生徒の知的感度によって、受け取り方も異なる。>個人差はあるものの全体としては、世間には真面目でない要素が多い点を、多くの生徒が気付いてしまう。



日本語の ’適当に’ は、’リーズナブルに’ ではなくて、処世術を働かせることを意味する場合が多いですからね。’今だけ、金だけ、自分だけ’ の骨子で、利己的な方策です。何せ、世界観が無いのですからね。



>学校では真面目な行動を求めるが、それが世間と違うと知ったら、素直に従う生徒は少なくて当然だ。>ただし、自分に点数を付ける教師がいるので、建て前だけは従ったように振る舞う。

>これも大人から学んだ行動の1つで、自分のためにしっかりと利用する。



処世術ですね。人間生活の裏表に通じるようになるのですね。





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① 低レベル

2017-06-01 20:27:29 | 教育


>◎大人の低レベル行為が世の中で数多く見れる



>現在の教育制度では、狭い意味の学問を中心に、多くの教科を生徒に教える。>また、かなりの時間を学校で過ごす。>しかし、学校で教える以外の情報も、生徒に入ってくる。>テレビのニュースや雑誌の記事だけでなく、近くにいる大人の会話、友達から聞いた話なども情報源だ。>また最近では、インターネットを通して様々な情報が得られる。>こうした情報の中には、きちんとした教育を邪魔するものも含まれる。



温室育ちでは、立派な人は育ちませんね。様々な情報が必要ですね。



>その代表が、大人の低レベルな行動だ。>数え切れないほど多くあるが、主なものを挙げてみよう。


>政治家が悪い点を追求されたとき、取って付けたような理由を述べて済ませようとする。>しかも、ほとんどの人が信じていない状況でも、政治家を辞めずに続けられてしまう。>また、薬害などの重大な問題が起こった場合、官僚は白々しい答弁で反省しないし、組織改革などもまったくやらない。>産業廃棄物の不法投棄が世の中で大問題になっても、有効な手を打てないどころか、腰が引けたような動きしかせず、迅速に対処しようとしている姿勢すら見えない。>他の問題に関しても、似たような低レベル行為が数多く見受けられる。



自分の意見が無いのだから、日本人に議論はできませんね。


>重大な問題だと、マスメディアや市民運動家が状況の改善を求める。>しかし、指摘された側では、その対応すら低レベルなことが多く、白々しい答弁で済ませようとする。



確かに日本人の発言に深みはありませんね。浅薄な (superficial) 人間ですからね。



>この種の行為を追求したときに共通するのは、悪いことをしても謝らないとか、開き直ってしまう発言だ。>さらに、報道番組が追求したときなど、やばいと感じた組織は取材拒否を通す。>民間の企業だけでなく、省庁やその外郭団体も数多い。>省庁の場合は税金で運営されているのに、なぜ逃げられるのか不思議に思うだろう。>問題を解決できなかったり、追求されたときの低レベルな対処を見たら、生徒がどう感じるだろうか。>こんな人が要職に付けることに驚くし、そのままで居続けられるのを知って、さらに驚くだろう。>もっとも影響の大きいのが、官僚のダメ行為だ。官僚になっているのは、現在の教育システムでトップを走っていた人たちである。



我が国のエリートには教養人 (well-educated man) がいないのですね。



>そんな人が、無駄な施設を作り続けるとか、重大な問題に対処できないとか、情けなく答弁している現実を見たら、現在の教育システムに疑問を持つのも当然であろう。>今の学校の勉強を頑張っても、こんなレベルの人にしかなれないのかと。>余談だが、この現象こそ、既存の教育システムの大問題を表している。



そうですね。同感です。



>教育の効果は何なのか、本当に役立つ内容を教えているのか、といった疑問につながる。



教育の効果は、人格者の育成 (character building) でしょうね。





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