>現代ビジネス >衰退ニッポン「非正規雇用者2000万人時代」をどう生きるか >河合雅司 (作家・ジャーナリスト) によるストーリー・ >10時間・
(略)
>非正規雇用者は今や約2000万人
>ジョブ型雇用には、出産前後や子育て中、介護をしながら働く人にとってのメリットもある。
>長期の休暇をとってキャリアコースからひとたび離れると、今はなかなか元に戻りにくいが、ジョブ型雇用となれば状況の変化に応じて役割を変えて働けるようになり、選択肢が増える。
そうですね。
>女性の積極登用などさまざまな人に活躍の場を提供することが企業収益につながることから、ジョブ型雇用を人材の活性化を図るツールにしたいとの思惑だ。
>コロナ禍で産業界の新陳代謝がかつてないほどに激しくなっているが、人口減少社会において成長を続けるには、人材の多様化が必須である。
>アフターコロナに向けてジョブ型雇用への移行はさらに拡大していくだろう。
そうですね。
>それ以前の問題として、ジョブ型雇用が定着しようがしまいが、平均寿命が延びて長い老後を生きざるを得なくなったことがある。
>1つの会社で働くだけでは済まなくなったという社会の変化だ。
>雇用の流動化は進まざるを得ない。
>もちろん、慎重論や否定的な意見もある。
>成果主義を導入しようという気運は1990年代後半にもあった。
>2000年代には、世界で評価基準を統一化しようという動きもあったが、いずれも日本の労働慣行を変えるまでには至らなかった。
そうですね。伝統的な日本人は義理 (序列関係から生じる個人的な義務) で働いていますからね。
>終身雇用が社会に深く浸透しており、安易な解雇につながることへのアレルギーが強かったからだ。
そうですね。主君と縁が切れた日本人は浪人になってしまいます。我々には序列が大切です。ですから外人・非国民・村八分にはなりたくない。
>日本では解雇の要件を厳しく限定した判例も確立している。
>こうした経緯を背景として「メンバーシップ型雇用が、日本の雇用を守ってきた」という見方が以前から強いが、これは怪しい。
>バブル経済が崩壊したあとの1994年以降、非正規雇用者はゆるやかに増大しており、総務省の「労働力調査」(2020年12月)によれば2093万人を数える。
>役員を除く雇用者に占める割合は37.2%に上る。
>フリーランスや副業・兼業者の増大など働き方は多様化しており、純粋な意味でのメンバーシップ型雇用の該当者はいまや、かなり限定的になってきている。
そうですね。
>ひとたび会社員になりさえすれば、定年まで無難に働き続けられ、何とか生きていけた時代は終わりつつあるのだ。
>長い老後を考えれば、自己投資で学び、自分の市場価値を高め続けるしかない。
そうですね。自ら昇進を求める時代になりつつありますね。
>職務履歴をたえずアップデートすることが求められている以上、ジョブ型雇用は「少子高齢時代の要請」と言えよう。
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