おじしゃんのデジカメ奮闘記

古希を過ぎた爺の撮影奮闘記です

雲洞庵

2020-08-14 06:00:00 | 神社・仏閣
お立ち寄り鵜の皆さん、おはようございまぁ~す ♬

今朝の張り子は、おじしゃん うんちく による 越後一の禅寺 雲洞庵 を張り子致します。

雲洞庵、ご存じの方もおられると思いますが、先ずは 雲洞庵縁起 についてうんちく
今から1300年ほど前の奈良時代、藤原房前公(藤原鎌足の孫)の母君が出家して当地に庵を結び、
金城山から湧き出る霊泉で沢山の病人を救いました。
母君亡き後、薬師如来を携えてこの地を訪れた房前公は、母親の菩提を弔う金城山雲洞庵を建立されました。
以来、藤原家の尼僧院として律宗に属し、約600年間にわたり特に女人救済の庵寺として大変栄えたのです。
その後、今から600年ほど前の室町時代、関東管領・上杉憲実公が藤原家末裔の因縁で庵をうけ、
曹洞宗雲洞護国禅庵を開創し、以降、北陸無双の大禅道場として栄えてきました (Web参考)


受付で拝観料300円を払うのですが、この日は本堂にてお払いくださいとの事でしたので、
「黒門」をくぐり、「赤門」へと進みます


(2020.08.03 南魚沼市・雲洞庵)






味わい深い 赤門
1429年(永享元年)関東管領家より10万石の格式をいただき建立されました
昔より、皇室関係者や大名の来山以外は、年に一度の大般若会の時だけにしか開門されず、
「開かずの門」と云われていたそうです








門の両脇に阿形、吽形さんが履かれる わらじ が吊るされています

          






そして、門の両脇に 阿形さん、吽形さん がでぇ~んと構えておられます












門をくぐり、参道です   雲洞庵の参道は特別です   説明の立て札です








古くから 「雲洞庵の土踏んだか」 という標語まで存在しています
「遠くとも一度は参れ善光寺」 のように、参拝することを勧める標語ですね




続きます