かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

1073 「あなたの余命教えます」サービス

2016-04-16 | 2016立春~
 なんか、おどろしい題ですみません。読了した講談社の文庫本(幸田真音著)の書名です。

 膨大なデータを駆使してゲノムとかの情報から、正確な余命を診断するというサービスを利用した5人の小説です。
これからの人生を考えてふと診断に臨んだ定年まじかの男性、愛する不倫相手との別れを決断するためその妻の余命診断をする女性、介護することになる親への自分の心構えをするためにその親の余命診断を依頼する夫婦、大きく年の離れた大物財界人のパパが恋人の行く末を案じて自分の余命診断をした、若い恋人の5人です。

ストーリーは、読まれてですが、誰しもいつかは死ぬもの。でも余命を、正確に何年何週間とか、あと何か月で死因は○○とか、当たるとの評判で教えてくれるサービスが出来たら、今は健康状態の人や身近な人の診断をして貰うものでしょうか。
残る期間が判れば、覚悟を決めてやりたいことにまい進もあるでしょうが、そんなことは知らずに、不確実性の中で日々を精一杯生きるということが良いのかもしれません。

現代のがんの告知は、がんも治るものとの環境の中ですが、そうでない時代の告知は難しい問題だったんだな~などと思い知らされました。

通俗なキャラの登場人物のドタバタですが、なんか引き込まれ考えさせられる一冊でした。



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 熊本を中心にした地震、一日中テレビをつける日。旅行で泊まったり通った地名のあちらこちらが大きな被害、早くおさまってほしいと切望です。



1072 元祖たこ焼き会津屋

2016-04-15 | 2016立春~
 病院の検査結果を聞きに行った途次、小腹が空いたので大阪駅近くの会津屋のたこ焼きをつまみに入りました。
 会津屋は、大阪のたこ焼き屋特集では、「くくる」やナンバ花月近くのたこ焼き屋さん等と並んで出てくるお店で、80年ぐらいの歴史があるとのことです。

 ここのたこ焼きはソースやマヨネーズなど一切なく、焼いたそのまま、大きさは小ぶりということは、中の蛸の切り身も小ぶり。
 ただし、出汁がしっかり効いていて、これならソースは要らず、手でつまんで食べられるという状態で、くくるのは、大きく割り箸でつまむと垂れてくるぐらいの柔らかさとは大違いです。





で、このお店で驚いたのは、ウイークデイの午前中でまだ12時には少しある時刻でしたが、30歳代ぐらいの背広のサリーマンらしき10人ほどが、お店の8割貸切り状態の酒盛り真っ盛りで時には大声で談笑していました。

 たこ焼きというと、店先や、小椅子にちょっと座って食べて直ぐに出ていくというイメージが強く、「1069 京都まんなか歩き」で紹介しました京都先斗町のおしゃれたこ焼き屋にもびっくりしましたが、昼酒用の居酒屋たこ焼き屋にもビックリ、たまたまの事なんでしょうが、メニューを見ると、酒のつまみや各種アルコールがずらり、サラリーマンの憩いの店になっているようです。たこ焼き屋さんも進化するんですね~(#^.^#)。



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 昨夜からの熊本での地震、震度7は厳しいですね。日本列島はどこも災害から無縁なところはないんだと再認識。被災地が早く、平穏な生活に戻れますように!





1071 ささやかな国際交流

2016-04-10 | 2016立春~
 住むマンションのエレベータで出会った方に、桜が終わりましたねと話しかけたら、これから行くんですが、まだイケるそうですよと返されぎゃふんの一日、この1年ぐらい付き合っている日本で働くために来ている東南アジアの礼儀正しく、謙虚なA君のリクエストで天王寺動物園に出かけました。

 新世界ゲートを入ってまずフラミンゴ。A君曰く、初めて見た!足が細いですね。
 そう、アジアの動物園は、日本ほどいろんな動物がいないようですね。

 かずさんは、この動物園は50年ぶりぐらい、獣の匂いがするところだったのが様変わり。旭川動物園には今一歩だけど、ずいぶん変わって楽しめる場になっています。分らない言葉の家族連れがわんさかで、やっぱり動物園てどの国の人も楽しめるんだな~です。

 象やライオンは定番ですが、カバやサイ、ジャガー、ピューマ、キウイなどのサバンナ動物や豪州などの動物は珍しいようです。




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 王将で昼食後、近鉄百貨店へ。無料で上がれる16Fから大阪展望後、日本の大学や専門学校のことなどを話して、店内のジュンク堂へ。
日本語勉強中のA君に小学6年の国語のドリルを見せると読みでかなりう~ん??4年生、2年生のドリルとやっていくとわかってきて、何となくまだまだ学習しなきゃの気持ちになったみたい(^_^)。 もともと、まじめで、向学心旺盛なA君には刺激になったみたいです。
 茶道具、兜や鯉のぼりがあるフロアでは、にわか日本文化の話、彼も目先の日本語学習から日本の文化や、行事に関心が向いているみたいでちょうどよかった(^_^)。

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 それにしても、日本に働きに来ているアジアの人たちへの、日本の接遇はまだまだのように感じます。どんどん日本人の働き手人口が減る中で、そういう人を対象にした草の根の活動に、広く浅くでの公的な補助や支援をしてもいいんじゃないかな?もちろん、中にはいい加減な活動もあるでしょうが、多くは私利私欲の活動は少ないんじゃないかな~。

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 明日から、少し気温が下がるみたいです。温度調節で元気に~(^_^)
 
 



1070 ことしの花見

2016-04-05 | 2016立春~
 自宅近くの桜散りはじめの公園では、4畳半ほどのブルーのシートを敷いて女性が一人席取りの留守番をしていました。私もそうですが、若い時は職場の花見のためかなり早くから出て、みんな来るころにはだいぶ出来上がっていたような記憶があります。
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 ことしの花見は、初めて、京都・八幡市の2月に国宝に指定された石清水八幡宮と淀川河川公園背割堤、そして定番の祇園白川と高瀬川沿いでした。

〇石清水八幡宮は、平安京の裏鬼門(西南)の地におかれ厄除開運で名高く初詣で賑わいますが、楠正成や織田信長などにゆかりの樹木や塀などの外、珍しいものではエジソンの白熱電球の実用化に大きな役割をした竹に縁があることからエジソン記念碑があります。やわた名物の走井餅を頂きました。





〇 背割堤の桜は、宇治川、木津川、桂川が合流して淀川になる地にある宇治川と木津川に挟まれた堤の1.4KMほどの桜並木です。
 毎年、2~30万人の人出のようで堤を歩くと左右からの桜のトンネルは見ごたえがあります。堤に沿って河川敷が広がり花見の席取りは無縁なようです。







〇 祇園白川の桜は満開、ご存知のように情緒あふれる一画ですが、観光で着せてもらった和服姿がぞろぞろ、中には白人の男性が女性用の着物でぎょっとするような光景や、自撮りのスマホ片手のアジアの人が大勢、数年前とはだいぶ変わりました。柳と桜はなぜか合いますね。



〇 江戸時代に土佐藩邸などが並んだ高瀬川は、幅2m、水深20cmぐらいの川ですが、阪急や京阪電鉄の駅近で、繁華街に隣接して夜桜見物には楽なところ。花の終わり頃に水面が桜の花びらで覆われて流れていくのが好きなんですが、早すぎたようで、今年は水面に写る桜です。



 というわけで、17000歩と、だいぶ疲れましたが、最後は黄桜の生酒の店で、ジエンドでした(笑)。
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 ベランダでは、水仙が終わりムスカリの季節になりました。この季節、花々が急に元気になって、ぼちぼち虫対策の時期です。う~ん(^_^;) それぞれの花見をお楽しみください\(^o^)/









1069 京都まんなか歩き

2016-03-23 | 2016立春~
 墓参りを済ませたお彼岸の一日、春の陽気に誘われ京都ぶらぶら歩きです。
 阪急電車を四条烏丸で降りて、北へ錦小路通、蛸薬師通を過ぎると六角通で、六角堂には京都まんなかの「へそ石」があります。

ほど近く、お目当てのイノダコーヒー本店でのランチです。

 昭和15(1940)年創業の老舗コーヒ専門で、町家のような外観とは対照的に、内部はサロン風で、今時珍しい新聞各紙が置かれて自由に席で読むことが出来ます。かずさんはこんなお店が家の近くにあったら通うだろうなの落ち着いた雰囲気です。
 大きなエビが入ったライスコロッケ、玉ねぎをあめ色に煮詰めたオニオンスープや、ビーフカツサンドなど軽いランチにうってつけです。






 この近辺から三条通やちょっと横にそれると、足袋専門の分銅屋、お香や古代裂の店など京都ならこそのお店や、おしゃれな店が散在して楽しめます。

 ここまで来れば、やはり祇園白川を巡ってということで賀茂川を渡って足を延ばすと、枝垂れ桜が2分咲きぐらいです。



 夜はあれこれ迷って、しばらく前にテレビ大阪で紹介された先斗町のたこ焼き屋さん「ぽんたこ佐倉」へ(笑)。デイープ大阪で育ち、同級生のおかあちゃんが焼いていたたこ焼きが格好のおやつだったかずさんには、たこ焼きもすごい出世か、違った食べ物になったな~の、超おしゃれな店でした。その他のメニューも洋風で、ワインで頂くのが定番のようです。でもかずさんは銘酒「桃の滴」でしたが(^_^.)。 


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防火訓練で、屋上に上る機会がありました。眼下のうめきた二期地区の着工はいつごろになるのでしょう?