なんか、おどろしい題ですみません。読了した講談社の文庫本(幸田真音著)の書名です。
膨大なデータを駆使してゲノムとかの情報から、正確な余命を診断するというサービスを利用した5人の小説です。
これからの人生を考えてふと診断に臨んだ定年まじかの男性、愛する不倫相手との別れを決断するためその妻の余命診断をする女性、介護することになる親への自分の心構えをするためにその親の余命診断を依頼する夫婦、大きく年の離れた大物財界人のパパが恋人の行く末を案じて自分の余命診断をした、若い恋人の5人です。
ストーリーは、読まれてですが、誰しもいつかは死ぬもの。でも余命を、正確に何年何週間とか、あと何か月で死因は○○とか、当たるとの評判で教えてくれるサービスが出来たら、今は健康状態の人や身近な人の診断をして貰うものでしょうか。
残る期間が判れば、覚悟を決めてやりたいことにまい進もあるでしょうが、そんなことは知らずに、不確実性の中で日々を精一杯生きるということが良いのかもしれません。
現代のがんの告知は、がんも治るものとの環境の中ですが、そうでない時代の告知は難しい問題だったんだな~などと思い知らされました。
通俗なキャラの登場人物のドタバタですが、なんか引き込まれ考えさせられる一冊でした。
・・・・・・・・・・・
熊本を中心にした地震、一日中テレビをつける日。旅行で泊まったり通った地名のあちらこちらが大きな被害、早くおさまってほしいと切望です。
膨大なデータを駆使してゲノムとかの情報から、正確な余命を診断するというサービスを利用した5人の小説です。
これからの人生を考えてふと診断に臨んだ定年まじかの男性、愛する不倫相手との別れを決断するためその妻の余命診断をする女性、介護することになる親への自分の心構えをするためにその親の余命診断を依頼する夫婦、大きく年の離れた大物財界人のパパが恋人の行く末を案じて自分の余命診断をした、若い恋人の5人です。
ストーリーは、読まれてですが、誰しもいつかは死ぬもの。でも余命を、正確に何年何週間とか、あと何か月で死因は○○とか、当たるとの評判で教えてくれるサービスが出来たら、今は健康状態の人や身近な人の診断をして貰うものでしょうか。
残る期間が判れば、覚悟を決めてやりたいことにまい進もあるでしょうが、そんなことは知らずに、不確実性の中で日々を精一杯生きるということが良いのかもしれません。
現代のがんの告知は、がんも治るものとの環境の中ですが、そうでない時代の告知は難しい問題だったんだな~などと思い知らされました。
通俗なキャラの登場人物のドタバタですが、なんか引き込まれ考えさせられる一冊でした。
・・・・・・・・・・・
熊本を中心にした地震、一日中テレビをつける日。旅行で泊まったり通った地名のあちらこちらが大きな被害、早くおさまってほしいと切望です。