かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

1199 志賀島(しかのしま)・・金印

2021-05-03 | 2021立春~
 こんにちは、GWをいかがお過ごしですか?
 せっかくのGWを、他県へ出ず、人との接触をすくなく、少しでも楽しくということで、これまで行ったことのない福岡市東区の志賀島へのドライブなら、近いし、たぶん三密とは無縁だろうということで出かけました。
 志賀島は、誰もが教科書で習った「漢委奴国王」と彫られた最古の国宝・金印が江戸時代に出土した博多湾の島で、今は九州と橋でつながり、私の住まいから都市高速経由で1時間足らずの一周10kmの小島で、国民休暇村があって夏には賑わいます。 
 橋を渡って、海岸沿いの道を時計回りに、まずは国民休暇村と隣接する資料館へ。金印が紀元57年に漢の皇帝が奴国からの使者に贈ったとの後漢書の写真や、金印を発掘したお百姓が公儀に提出した届出書などが置かれています。



次に訪れた志賀海神社は、海神の総本社と称されているようで、なかなかの風格の立派な神社です。禊祓い(みそぎはらい)の神様のため、鳥居の前や拝殿の前にはお潮井(清めの砂)が置かれていて体の左、右、左と振り、清めてから参拝を行います。



 お昼は、ネットで見つけた、博多港からの市営渡船が着く岸壁近くのサザエ丼が一押しの店で。なぜここだけ?と思うような、待ち時間のある盛況ぶりでした。



 山道をたどって10分ほどの潮見公園からの展望は、左に海の中道、右に能古島、博多湾をへだてた向こうには福岡市の中心部が一望できます。

 最後は、金印発見の地、金印公園へ。以前はシャビーだったそうですが、整備されてこじゃれになり、レプリカの金印が海に浮かんで見えます。



 というわけで、近場ながら楽しめる一日でした。このように、美しい海がすぐ近くで、1時間も南に走れば山や川も楽しめるのが、福岡の人気の理由の一つでしょうね(^^)/
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 わが国では、米・英国などのワクチン接種から数周遅れぐらいで、やっと始まり、緊急事態宣言が出されても若いテレビ・ニュースを見ないような層の受け止めはさめている印象です。
この調子では、他の先進国ではワクチン接種がいきわたり、ワクチンパスポートで安心して自由な相互往来ができるようになっても、日本は半鎖国状態を続けながら、日本人の観光やビジネスでの他国への渡航はままならない状況を続けていくことになるんでしょうか?

1198 世界一大きな青銅の釈迦像etc

2021-03-14 | 2021立春~
住まいの南側は車が通らない緑道で、恵まれた陽射しで数少ない桜はすでに見ごろになっています。
 福岡市から東に都市高速で15分ほど走ると粕屋郡篠栗(ささぐり)町に入ります。先日近くのTUTAYAでスタバのラテを楽しみながら見た九州の絶景写真集に、この町にある九州大学演習林「篠栗九大の森」の水辺の森のラクウショウの写真があって、へ~どんなんかなとそそられたのと、一度訪れたことが有って確かこのブログでも紹介した南蔵院の全長41メートル、300トンのブロンズ製の釈迦涅槃像が収録されていたので、近くでもあって出かけました。
 ラクウショウは、湿地や水につかる場所でも気根を出して生育でき、ヌマスギとも呼ばれている不思議な樹形の巨木で、東京の新宿御苑にも有るようです。今は池の水位が下がっていて、水にひたっているのは1・2本でしたが、確かにちょっとお目にかかれない景色です。



 篠栗町は、四国の八十八か所巡りをなぞって、知多、小豆島とともに日本三大新四国霊場に数えられ篠栗四国と呼ばれているようで、真言宗別格本山の南蔵院はその第一番札所です。
 いまの住職は、社会貢献やミャンマー、ネパールなどの子供たちに文房具や医薬品などを贈る活動とともに、宝くじで1等前後賞の1億4千万円を得て話題になったりされていて、1000円で宝くじの当選祈願をしてもらえるという、ユニークさでもあります。
 さて、当たったらどうしよう?なんて考えるのはまだ早いでしょうね(笑)。





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福岡は緊急事態宣言が解除されて、ターミナルやショッピングセンターの人出が増えてきたようで、関東は感染者数の下げ止まりとの報道。ワクチン接種は日程が話題になっていますが、安心安全な日常にはまだまだ、しばらくはあまり緩まずに自己防衛に努めましょう(^^)/。わが家のベランダでは、梅が終わり、パンジー、ネメシア、シクラメン、雪柳、クリスマスローズ、ブライダルブーケ、マーガレットなどとともに、ボケとハナカイドウが、見ごろです。



1197 中国の映画「紅色娘子軍」

2021-03-02 | 2021立春~
住まい近くの福岡市総合図書館の映像ホール「シネラ」では、月替わりで日本や世界の映画上映の企画が行われていて、たとえば、2・3月は中国映画、4月は名作洋画、5月は韓国映画といった流れです。
かずさんは、たまに訪れていますが、これまで全く見たことが無い、戦争と革命に揺れた時代の中国映画は?の好奇心で、1930年代に実在した女子遊撃隊がモデルの英雄物語「紅色娘子軍」を見てきました。




中国の最南端でベトナムにほど近く、中国最大の島で九州の1割ほど小さい「海南島」を舞台に、国民党傘下の地主の屋敷でしいたげられていた召使の少女が共産党が指導する娘子軍に入隊して成長していく姿を描いています。
1961年と、1949年の中華人民共和国建国から12年経った頃に製作の映画ですが、「無産階級」や「ソビエトの指導」のような言葉が随所に出てきたり、そんな時代だったんだと改めて感じました。
できれば、ベエネチア映画祭で金獅子賞と主演女優賞を受賞した「秋菊の物語」も見たいなと思っています。
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ベランダでは、椿と梅がほぼ終わり、ボケが咲き始めました。雪柳は見ごろになり、花海棠はつぼみが膨らんでもうすぐです(^^)/。



1196 梅花三昧の一日

2021-02-25 | 2021立春~
  ベランダの白梅が終わりに近い一日、福岡県の南西部、柳川に近いみやま市で御座敷梅林やお座敷盆梅と銘うった観光観梅での賑わいを満喫しました。名の通り、座敷に大ぶりの鉢植えの梅の木がいくつも並び、訪れたときはどの木も満開状態で、大勢の人が観梅に来られていました。
 盆梅というと、神社などで、小ぶりの盆栽作りを見ることが多く、たぶん同じようなものなんだろうと想像していたら、とんでもない間違いで、直径2メートルに近い鉢に大木の梅の木が座敷にずらっと並び、馥郁とした香りがとてもとてもで、推定樹齢百年、二百年の古木がずらりの圧巻です。
また、地植えの枝垂れは、遠くから見ると京都・丸山公園の枝垂れ桜と言われてもうなずくような花付きの立派さです。


 座敷のテーブルに鉢がのっているので、園の人にどうして水やりをするんですか?と尋ねると「普段は戸外です。見ごろの2月上旬~3月中旬までは座敷に入れますので、その時は鉢底から出ないように水やりを加減するのです。」とのことでした。ちなみに、高さ2メートル以上、250KGの盆梅を座敷に運び込むのは6人がかりとのことです。








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 訪れたのは、青輝園さんと梅花園さんで、江戸中期の創業で五葉松と梅が主体です。
わたしは、土産にピンクのしだれ梅の鉢をゲットして、ベランダで最後の花を楽しんでいます。
 本当に久しぶりの、ブログのアップです。今のところコロナには感染せず、でもあれこれ制約を受けていますが、人数制限のジム通いなどで筋力低下を防ぎながらまずまず元気にしています。
 感染が下火になり、ワクチンがいきわたり、自由な往来や街歩きが楽しめるようになるまで、お元気で~~(^^♪