かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

913 大阪の串カツどころ

2013-01-26 | 2012立冬~
 今日は、とても冷えましたが、いかがお過ごしですか?

 半年に一度、受験票と学生証を机に置いての試験を受ける機会があり行ってきました。20代から70代ぐらいまでの大勢の老若男女が、大事そうなところを黄色やピンクのマーカーで塗ったテキストで一生懸命駆け込み勉強をしている光景は、なかなか見ごたえがあります。

 男性も女性も、生まれながらに男性・女性ではなく社会文化の中で作られきたという考え方や、性とは、①セックス ②ジェンダー ③セクシャリテイの三つの側面に分けて考えるとか、 小野小町の・・花の色はうつりにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに・・・の和歌には漢詩の影響があるなんてことは、日常の生活や仕事の世界では考えもしないことですので、ちょっとエキサイテイングな時間になっています。

 とはいえ凡人のさが、試験が済めば結果はともかく、終わった終わった!ということで、超庶民的な串カツ屋でささやかなご褒美の一杯です。

 大阪の串カツは、新世界の、「だるま」こちらは新大阪駅構内や、大阪ステーションシテイのレストラン街にもお店を出しています や「八重勝」さんが知られていますが、日本一長い商店街の真ん中近くにあるこの店の味も負けず劣らずで、しかも新世界の有名店のように長時間並ばなくてもたいてい入れるのが嬉しいです。


あと1週間で節分に立春、こころなしか晴れた日の陽光に元気が出てきたように感じられます。





912 レ・ミゼラブル

2013-01-19 | 2012立冬~
こんばんは、今日の大阪は、少し気温が上がりました。

 上映中のレ・ミゼラブルを見てきました。誰もがずっと席を立たずに余韻を味わっていました。

 
 愛の素晴らしさを、改めて感じたい人
 疲れていて、心に優しい陽射しがほしい人
 自然な涙を流したい人
 久しぶりに記憶に残る映画を見たい人

 それぞれに、とってもお薦めです。感動です。



 



911 ホットヨガ体験

2013-01-14 | 2012立冬~
 三連休の一日、寒い時は温まりと、上質の温泉、食、憩を提供との全国ネットワークの施設に行ってきました。

 作務衣に着替えてまずは大浴場で寝湯や露天風呂を楽しんで、ビール付の食事をして体のために少し休憩後いくつもある岩盤浴のうち比較的軽いほうでちょっと汗をだして、申し込んでいた「体の不調を整える」とのホットヨガのエクササイズに挑戦しました。

 ヨガって難しいポーズをする女性のものと思って尻込みでしたが、同じ世代の男性を含む家族づれや、若い男性もちらほら、もちろん30人ぐらいの8割以上が若い女性です。ヨガマットが敷いてあってそこにバスタオルを引いてそれぞれがスタンバイです。

 普通のヨガは腹式呼吸とのこと。腹式呼吸のエクササイズっぽいものは続けているものがあるんですが、今回はKaQiLa~カキラ といって胸式呼吸でろっ骨を膨らませるもの、ちょっと戸惑いましたがインストラクターのリードよろしく、20分もすると汗がだらだら、からだがほぐれていくのを実感です。何回かの短時間の給水タイムをはさんであっという間の1時間でした。

初めは、周りを若い女性に囲まれてオジサンは居心地が良くないなとの感じもありましたが、後半はメンバーが集中して一体感のようなものも生まれたような感じで、顔中をぼたぼた流れる汗は心地よかったです。

挑戦したのは、強度、ホット度ともに☆ひとつのもので、下の絵のようなおよそかずさんには無理そうなポーズをするものではありませんでした。ほっ(笑)

今年の年賀で書かしてもらった、チャレンジする好奇心をもって の1ページでした。







910 年をかさねてわかること

2013-01-07 | 2012立冬~
 たぶん同年齢で、ずっと長い間同僚として働いていた人から「年をかさねてわかることもあるようです。」と添え書きのある賀状を頂きました。

 これまで、こういうことを書いてこなかった方ですので、こういう心境になる年代なのかなと思って、さて自分は、年がいってわかるようになったことがあるかなと自問自答をすると???の連続です。

で、Wikipediaで、皆さんがこのテーマでどんなことを言われているのかなと思って検索すると、20代からの各年代の方の多くの記事がありました。年は、だれもが平等にとっていきますが、人生の年輪には、それぞれのいろんな形があることを感じさせてくれました。やはり、金子みすずさんの詩のように、みんなちがってみんないいでしょうか。たとえが違うかな(^_^;)

 30年以上前にお仕えした部長さんと昼食を一緒すると爪楊枝を使っておられて、若い私は、なぜ爪楊枝なんて要るのかと拝見していたのが、今やお世話になる口の状態になっています。

 それに、今になってみると、世の中には知らないことが山ほどある ということが判ってきたのも、年を重ねたからのことかもしれません。

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 幹部による年頭の辞があって、2013年の仕事が始まりました。 活力ある日本でありたいものと念願です。

 そうそう、「伊勢物語」の業平の東下りの段の絵を見る機会がありましたが、その絵には富士山の頂きから白煙が立ち昇っていました。どの時代の絵か覚えていませんが、富士が活火山だったのはそう古いことじゃないんですね。知らなかったな~。








909 むかし、男、初冠(ういかうぶり)して・・・・

2013-01-06 | 2012立冬~
 日並びが良くって長い年末年始の休みとなった最後の土日は、終日「伊勢物語」の講義を学んでいます。

 平安期の文学を研究されている気鋭の教授はやはりちがうな!と実感される充実した内容で、一日目は物語の内容にはあまり入らず、物語の成立や、現存する1000冊ぐらいの写本(伝本)の研究史などです。

伊勢物語は、平安時代のものは見つかっておらず、現存する写本は、藤原定家が41歳から73歳までに何度も書写したものを更に写本(いわゆる定家本の系統)したものが殆どということです。

定家による何度もの書写のものは、それぞれ微妙に違っていて、その写した時期をどういう順番で並べるかは研究者の課題になっているようです。文章、奥書の文言、注記(勘物(かんもつ))の書き方、などの違いから年代順を考察していくという思考過程は、ちょうどシャーロックホームズが事件の真相を推理していくようなもので、ちょっとわくわくします。

伊勢物語の主人公、在原業平(825~880)は、百人一首の「 ちはやぶる神代もきかず龍田川からくれなゐに水くくるとは」でおなじみですが、業平の人物像は、物語の内容は知らずにイケメンの稀代の色好み貴族ぐらいの先入観念しか持っていませんので、二日目の講義を聞いてどんな印象を持つか楽しみにしています。