かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

1194ニューノーマルの生活は?

2020-10-30 | 2020立秋~
 久方ぶりです。皆さんお変わりありませんか?
 新型ウイルスとの生活も1年近くになり、日本も連日、新規感染者数の報道がされています。わが国は、全土で外出や店の営業などが規制されるフランスやドイツと比べると、まだまだましのようで、これから見込まれる外国からの入国規制緩和が、しっかりコントロールされることを願っています。
 このブログは、ある大先輩が仰っていた「知人への生きてる証」の意味もあって、かずさんのコロナ下の日常のようすをまとめて報告します。

1 健康
 今のところ、幸いPCR検査を切望するような事態にならず、ずっと定期の検査と投薬を続けている高血圧と眼科への通院を続けていますが、ときどき膝や腰の調子が悪くなる以外はまずまずの体調です。
 ただ、先日逢った長女には頭髪が後退してきたね(^^)/といわれ、また、夏の外出時に軽い熱中症のような状態になったり、何をしようとしたのかや人名などの記憶が怪しくなるなど、名実ともに高齢者への歩みを感じ、記憶に頼る日常より記録が大切と痛感しています。

2 運動
週1~2のペースで通っていたスポーツセンターが、休館の後は面倒な予約制になってずっと自主休暇状態。できるだけ日常の速足歩行は心掛けているものの、筋肉は減、脂肪は増で、BMIや体脂肪は正常値の範囲内ながらアップです。週一の太極拳のサークルは8月から再開され、これからも万歩計をしっかり働かせるよう心がけています。


3 学び
 公民館が世話してくれる、カレッジという名の月一の講座にはできるだけ参加し、趣味、健康、体操などの月替わりのプログラムに参加しています。2008年入学の大学は、124の卒業要件単位数は超えたものの必修科目で1単位不足状態。福岡に来てからは休学中ですが、ぼちぼち卒業することを考えなくっちゃ(笑)。

4 慶弔
 昨年から今年、昆虫採集で駆け回った従兄が1週間の入院で逝去し、スナックのカラオケや遊びを一緒した同僚の訃報がいくつも重なり、奥様に弔意のお手紙を書くことが増えてきました。一方、春、秋の叙勲の時期には懐かしい上司、同僚や後輩の名前を見て祝意をお伝えしたり、所属しているOB会では懐かしい知人、友人の顔を見つけることがあるものの、今年は、人の集まる行事はほぼ無くなっています。

5 ボランテイア
  かれこれ10年近く続けている在日外国人との交流と日本語学習の先生役は、年初の2教室、週三回からコロナでの教室閉鎖を経て、現在は、教室で週1、リモート学習を週1のペースで香港と韓国籍の方と続けています。どちらもNIの試験に合格して、適切な単語と言い回しで、日本語でいっそう自分の意思や気持ちが表現できて、日本語を忘れないようにとのことですが、二人とも熱心で、逆に私が教えられることも多々あります。そして、台湾、べトナム、ネパール、中国、ペルーなど、東京に転居したり、帰国したりで顔を合わすことが無くなっても、マスクを送ってもらったりLINEやfacebookで近況を知らせあったりを続けています、みんな元気でそれぞれの生活と活躍を祈っています。

6 ベランダ園芸
 花や、木はコロナで溜まりがちなストレスを癒してくれています。今は、ハイビスカス、さざんか、ブーゲンビリア、ランタナ、シクラメンなどが咲き楽しませてくれていますが、近年は開花のタイミングが早くなったりして、日本の気候の変化を感じています。施肥、水やり、病害虫の対策など手がかかりますが、心和む大切な友達です。


7 読書やセミナー
 福岡市最大の総合図書館が歩いて5分ほどの近くですので、ときどきの興味ある推理小説や経済書を乱読しています。かなり以前に塩野七生さんの「ローマ人の物語」に圧倒されましたが、最近同氏の「ギリシャ人の物語」を知り、さて歯が立つかなと思案中です( ;∀;)。
そうそう、先日は、市主催の終活のセミナーに興味半分、ぼちぼちかな~と参加して、終活と就活の発音が違うことを教えてもらいましたよ(笑)。

 
8 出歩き
 子供のころの大阪球場・南海ホークスからの縁で、ファンのソフトバン・ホークスの試合は、今年は自宅近くの球場に二回しか行けず、テレビ放送かDAZNでのインターネット配信での応援をしています。


 旅行は、春は非常事態で行けず、辛抱できず11月に大分県湯布院の温泉と阿蘇、京都の紅葉を計画しています。日帰りでは、糸島半島、果物の里・朝倉、目の前の能古島、海の中道国営公園、ちょっと遠出して芹洋子さんの「坊がつる賛歌」の歌声が流れている九重(久住)高原も!


9 孫
 男の子4人。上は中学3年、下はもうすぐ4歳。コロナで遅れて入学式があった小学1年坊主は、保育園では泣きべそをかいていたのが、先日の運動会ではマスゲームを周りの動きを見ずに曲に合わせて立派にやっていました、成長を実感です(^^♪。

10 こうしてみると
 こうして並べてみると、結構あれこれ楽しんでるんだなと感じます、幸い、まずまずの健康で、本当にありがたいことです。 
さて、社会現象になっている鬼滅の刃の映画も見なくっちゃ~~(^_-)-☆
ながながの駄文をお付き合いいただきありがとうございます。


 

1193 宗像大社辺津宮(むなかたたいしゃ へつみや)

2020-08-11 | 2020立秋~
 今週はお盆で帰省や旅行をどうするか悩ましいところで、7月下旬には迷走したGO TO キャンペーンが始まったこともあり、これらの影響が表れるこれからの、各県のコロナ感染者数や空いている隔離施設や病床数がどうなっていくのか気になります。
 
 海に面する福岡県宗像市には人気の道の駅があって、目の前の玄界灘産の魚介類が新鮮とのことで梅雨明けに合わせて出かけました。たしかに、家近くの一応高級なスーパーと言われている店の魚より数段とれたての感じで、眼が黒々しています。
かずさんは、魚は好きですが、貝やイカも好きで、大ぶりのサザエがたくさん出ていて、大粒の数があって、かつ、かなり安いと早速GETです!


 2018年に世界遺産に登録された「宗像・沖ノ島と関連遺産群」は、神宿る島として名高い福岡県宗像市沖合50KMの「沖ノ島」(下の地図のA地点)など、8つの宮、島と古墳群で構成されています。 そして、九州本土に位置する宗像大社辺津宮(D地点)に隣接して「海の道むなかた館」があり世界遺産の概要が映像やパネルで展示され、あまりなじみがなかった世界遺産のあらましを知ることができます。


 驚きは、沖ノ島から4世紀後半から9世紀にかけての祭祀に使用された品約8万点が出土し、すべてが国宝とのことで、慣れない炎天下で軽い熱中症になりながらも興味津々で出土品の一部が展示されている辺津宮境内にある神宝館に入りました。
 真夏の昼下がりでほとんど参観者はない状態で、まず目に入るのは、たぶん出土品中でも白眉の品「純金の指輪(5~6世紀)」で、現代でも通用するような品です。

国宝の出土品の多くは、千数百年を経てぼろぼろに朽ちた鉄製の刀剣や、武具や勾玉、鏡ですが、8~9世紀の金銅製の織機のミニチュアや、鉄、ガラス、三彩の陶器など、当時の日本ではできなかった品で東アジアとの交流の証がいっぱいです。


福岡に住んでいても、初めて沖ノ島の出土品をまじかに見て、「この品々や東アジアとの交流における沖ノ島など世界遺産の歴史は、ハード・ソフトの工夫をして、もっとたくさんの人に見て、知ってもらえばよいな~」と感じました。
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米中の覇権争い、香港の法制に伴う民主派への締め付け、ウイルス対策と経済活動の両立、とんと表に出てこられない安倍総理などの報道から遠ざかった一日でした(^^)/。長文を最後までお読みいただきありがとうございます。