かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

810 幽霊コメデイーで爆笑

2011-11-07 | 2011立秋~
 雨の休日に、映画「ステキな金縛り」を見てきました。
 三谷幸喜シナリオ、監督で、殺人事件の三流弁護士に深津絵里が、421年前に無念の死を遂げた落武者・六兵衛の幽霊の西田敏行を証人にして、エリート検事役の中井貴一を相手に活躍です。

 とにかく面白く、笑える作品です。三谷監督のサービス精神一杯で、西田敏行さんの喜劇俳優としての魅力が随所にあって、深津弁護士はどじですが、最後の真犯人との対決では格好いいです。でも、最後にはちょっとだけ感動もします。

 12月には、源氏物語も上映されますし、お勧めの一本です。







 
  



809 芦屋を楽しむ午後と堀江オルゴール博物館

2011-10-30 | 2011立秋~
日経新聞・日経プラス1の「何でもランキング」は毎週楽しみにしている企画ですが、その9月24日のサンドイッチのところで、1位だった芦屋・ビゴの店のカスクルートハムを目当てに、昨日は芦屋を巡ってきました。

どうせなら本店でと考え、ランチをかねてJR芦屋駅から近くのビゴの店のレストラン「レスカエコ・ビゴ」を予約しました。イカスミとイカのコラボが美味しい一品と、パンとよく合うオーストラリア産赤ワインでかなりの良き気分に。

国道2号線向かいの本店で、カスクルートハム、バタールなどを買い込んで、次は海側に下って谷崎潤一郎記念館か、山側の堀江オルゴール博物館かにしようと考えます。

オルゴール館は、ネットの案内ではあらかじめの電話が望ましいと書いてあったので電話すると、あと20分後の3時からのコースがあるとのことで、どういうことかわからずにタクシーで向かいます。
谷崎記念館は、西宮や神戸の酒蔵を巡るときに立ち寄ることにしました。

「堀江オルゴール博物館」は芦屋大学付属中・高の山側(住所は苦楽園4番町)にある、クラシックのオルゴールのみの博物館で、一日三回、少人数の館内ツアーでオルゴール演奏を楽しめます。


門のまーるいのは、何かわかりますか?

昨日は、「シリンダーを聴く会」で、約1時間にわたって1800年代の10台余りのシリンダーオルゴールの演奏を、館内のオルゴールの手入れや修理をされている専門の方の解説で楽しむことができました。
いや~、奥深いですね、蓄音器ができるまでは、王侯貴族の城や邸で、サロンでの晩餐の時に奏でていたようなものばかりで、アンテイーク家具としてもすごい逸品ばかりです。世界で唯一、珠玉のコレクションと入館のパンフに書いてありますが合点!です。11月中旬には庭の紅葉が素晴らしいそうです。
次の写真は、庭にあるモニュメントです。



 帰りは、芦屋の六麓荘町のお家を楽しみながら坂道を下ってきました。六麓荘は、東京の田園調布や渋谷・松濤もしのぐ日本一の住宅街と言われていますが、まさしくそのような邸宅がいろんな意匠を凝らしています。
5年ほど前の町の建築協定で、「一区画400平方メートル以上、一戸建てとし個人専用住宅」となっていますが、こういう協定がなければ、あの環境が損なわれるでしょうね。
Youtubeに動画が出ていましたが、http://www.youtube.com/watch?v=RxLuips9NnM (音が出ます!) やはり歩いて楽しみたいところですよ(*^_^*)

 大阪に戻って、堂島川近くの、サントリー本社ビル一階のアーリアメリカン調の店でプレミアム・モルツと、山崎12年で気持ち良くなって帰宅です。午前は健康太極拳の同好会、午後は芦屋を楽しむ一日でした。

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 自宅近くのラーメン屋さんが昨日は休んでいました。人気店で昼も夜も並んでいるのに、どうして?と思って貼ってあるのを見ると、なんと思い通りのスープができなかったので休むとのこと。


 こだわりの料理人の心意気なんだな~と、ますますこの店の味のファンになりました。 

  



808 気になっています10月30日の天気!

2011-10-28 | 2011立秋~
 30日の日曜日は個人的にいろんなことが重なっている日で天候が気になっています。
 今のところ、大阪は曇り時々雨で、最高21度、最低16度の気温となっています。

 というのは、30日は

① 勤務の事業場が、地元との交流ということで、所内をオープンにして催し物や模擬店、施設見学など20年以上続いて地元の人や社員やOBなど大勢が楽しみにしているフェステイバルを開催するのでできれば天気が持てばいいなというのと
 
② 大阪マラソンといって、大阪城をスタート地点に、3万人が参加する大会がはじめて行われるので、できれば雨降りでないコンデイションで走れればいいなというのと(あっ、私は出ませんよ(^。^))
  コースを見ると、大阪の良さそうなところをみんな経由してますから、テレビの画には良いでしょうね。



③ 2年ぶりに、中学生時代の3年生のクラスの同窓会が大阪・難波であるので・・・
という次第です。
 ・・・・・・
 私の日常の行動範囲では、金木犀の香りや稲刈りが終わり、秋祭りもほぼ終って紅葉や黄葉までもう少しです。

円が高止まりで、毎日最高値を更新する勢いですので、さて個人的な生活防衛策はどうすればいいのか?ハワイに別荘でも買えればいいんですが・・・夢のまた夢ですね(^_-)-☆
 



807 古代の墓を巡って来ました!

2011-10-23 | 2011立秋~
 土曜日の雨が上がった日曜日、奈良の古代の墓、つまり古墳を巡ってきました。
 6.5倍の倍率をくぐり抜けて、ラッキーに講義を受けることができた「考古学の基礎」の現地授業です。

集合は、近鉄吉野線の「岡寺駅」、阿倍野駅から急行で40分ですが、始発駅から大勢が立っているような人気路線です。みなさん、沿線の史跡めぐりや、寺を巡るんでしょう。

 

 岡寺駅には20人強が集合して、大阪大学のT教授のリードで、まずは牟佐座(むさにます)神社へ高取川が蛇行している様を眺めて、見瀬(五条野)丸山古墳へ。

 丸山古墳は典型的な前方後円墳で、奈良県最大とのこと。うん、確かに大きいです。円墳のほうから上がって方形までの周辺を歩いても確かにとても大きいなを実感です。宮内庁は陵墓参考地にしていますが、T教授は天皇陵に比定されているようです。


写真は、円墳の部分です。

 次にたどるは、平田梅山古墳。宮内庁の言う欽明天皇陵で、やはり、前方後円墳です。

 次に吉備姫王墓とされているところですが、どうやら根拠はなさそうです。注目は4体の猿石で表裏に「女」「山王権現」、「僧」、「男」や邪鬼が彫られています。どうも異国か異界の趣のする像で、一時期、平田梅山古墳に並べられていたような江戸時代の図がありますが、天皇陵にはふさわしくない像です。




 この後、鬼の俎板と鬼の雪隠へと足を延ばします。どちらも巨大な石ですが、石窟の底石と蓋の石が正解で、有名な石舞台の石にも匹敵するもので、雪隠のほうが地震か何かの天変地異で高いところから落ちてきて今の場所にとどまったようです。


 なお、底板である俎板のほうの楔状のノミ痕は、あとの時代に石を割って運ぼうとした時の跡らしいです。

飛鳥歴史公園に移動して昼食です。この時点で自宅を出てから1万歩ぐらい。考古学は Archaeologyというが、別名、アルカロジというなんて冗談を仰っていましたが、やはり奈良の古代文化めぐりは京都と違って、田園風景を結構歩きますね(^_^;)
 
 昼食が済むと、高松塚古墳とその壁画館へ。1973年に壁画発見された時の日本中の興奮は覚えていますが、何度見ても、千数百年も昔の彩色壁画には、わ~って感じです。でも、先生のそういうことなんだとの解説をうかがったあとでは、興味も倍加します。


 海獣葡萄鏡というのは、あちらこちらの遺跡で出土するようですね。

 高松塚古墳のそばにある中尾山古墳に寄りました、ここは八角形の墳で、石室は火葬した骨を収めるぐらいの空間のようです。

今回は、野口王墓の天武・持統陵(下の写真の中央のこんもりした丘のところです。)には寄りませんでしたが、持統天皇は仏教に帰依して初めて火葬によって葬られた天皇とのことでしたが、古墳の構造にもこのような変化が影響しています。



 それに、八角形の古墳というのは知りませんでした、古墳というと、前方後円とか円墳とかぐらいしか知りませんでしたが、やはり変遷があるんです。

 だいぶ、疲れてきて集合の岡寺駅から一つ吉野に寄った飛鳥駅に向かい、岩屋山古墳へ。ここは方墳ですが棺桶が置かれる玄室まで入れます。
 きれいに切った切石を積んで並べた立派な玄室でした。




最後、有志で牽牛子塚(けんごしづか)古墳へ。



八角墳で、玄室の中には入れませんが玄室のありようは外から見ることができます。





 というわけで、飛鳥の古代の古墳を巡って、随所でT教授の解説を頂きながら、古代の権力者が築いた巨石や広大な墳墓についてのあれこれを想像する一日でした。

 メンバーには、東京からの女性、福井からの男性、神戸から二泊三日で飛鳥を巡る計画の男性などが加わってでした。
どうやら、こういう機会を利用して全国の遺跡巡りをされている方もおられるようです。

下の写真は、行程を終わって、飛鳥駅に向かうメンバーです。約18000歩ぐらい、だいぶ疲れています。
コスモスが終わりかけています。













806 羽田空港国際線旅客ターミナルに遊ぶ!

2011-10-21 | 2011立秋~
 お昼のテレビで、羽田空港の国際線ターミナルビルがオープンして1年との報道がされていました。

かずさんは、ちょうど10日ほど前、羽田から伊丹に帰ってくる時にじっくり国際線ターミナルビルで見物をしてきました。

東陽町のホテルからリムジンでお台場を経由して40分ぐらい、渋滞なく快適にターミナル玄関に着きます。最近の建物によく見られる窓の広い軽やかなイメージですが、物販街や飲食街は「江戸」のコンセプトで統一されています。

  

行った日は、3連休の最後の日の昼間のせいか、明らかに空港の見物らしき子供連れやカップルが多く、昼食時でもあったのですが人気のうどん店「つるとんたん」には10人以上の列ができるぐらいでした。

私は、その頃は串かつ屋さんでしたが、朱塗りの舞台では大相撲の八角親方(元横綱北勝海)などによる「日本相撲協会ふれあいフェア」のトークショーが行われたり、楽しい空港の演出がされています。
中部国際空港セントレアは、展望風呂や何とか横丁があったりで、バスツアーの対象になっていると聞いています。

一大阪人として、伊丹空港も、関西空港も空港機能は立派としても、ターミナルビルはあんまり面白く、楽しめるという感じは少ないように思います。

 免税売店は出入国の旅行客でないと楽しめませんが、考えると国際空港には外国のマークをつけた飛行機が離発着し外国の人もちらほらでなんとなく華やかなムードがあります。

 関西空港は、空港の向かいの陸側には大きなアウトレットモール街があって大阪からの買い物客も訪れますし、今でもアウトレットと空港との連絡バスはあるのでしょうが、日帰りバスツアーの目的地の一つになったり、空港に遊びにいきたく思うような、デートコースに親しまれるようになるための、演出は出来ないんでしょうか?

やっぱり、人出がそんなに見込めなのかな~?空港の道頓堀なんてのは無理かな~~。アクセスの問題かな~~?