かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

1103 今年も、牡蠣小屋と厄除の八幡宮

2017-01-25 | 2016立冬~
 大寒にふさわしい寒波が続き、今日は少し和らぎましたが寒いですね~(^_^;)。
 血液は中性脂肪やコレステロール過多ながら、体の廻りの脂肪は不足気味のかずさんに寒さは堪えます(笑)。

 近年の節分までの恒例行事としている、厄除の八幡宮と海辺の牡蠣小屋に出かけました。
 厄除は、既に神社にある厄年年齢表には見当たらない高齢になりましたが、何となく毎年お願いしに参ります。

 そこでは、おみくじも引きますが今年は珍しく「大吉」。
 ただし、こちらの神社の御籤は「運勢:誠信を持って親しんで行けば、全て好調を得る。一攫千金はむなしい夢とか、交渉:調うが実効をあげえぬ憾みがあるとか、移転:借家は日射りや通風排水を調べてからにしなさいとか、病気:熱や便秘に用心せよ、急性には手当をおこたるな」など常に辛口・実際的で、末尾には「人は多くを願うが必要なものはごくわずか。人生は短く、人間の運命には限りがあるから。」のような人生訓もあります。

 こんな御籤でシャキッとなった気分を変えて、車で1時間足らずの海辺の牡蠣小屋へ。客が増えているのかだんだん小屋や貸してくれるジャンパーが立派になって、今年はポイントカードも発行していました(へ~(^_^))。
 殻つきを焼いて頂くんですが、一人で1KGが適量、いつか2KG位食べたら夜遅くまで胃腸がもたれて大変でした。そうそう、小さな蟹が入っている牡蠣があって、これは大吉のおまけかな?









というわけで、今年もおかげさまで穏やかに滑り出しています。


・・・・・・・・・
 昨秋に贈って頂いた胡蝶蘭の花がだいぶ少なくなってきました、残念ですが、まあ~3か月経ちましたもんね(^_^)。感謝!
 



1102 「ソメイヨシノ」命名の謎解き

2017-01-18 | 2016立冬~
 ブルブル寒い日が続き、Facebook友達がアップの写真では京都・嵐山も雪景色でしたが、今日は少し気温が上がりやれやれです。こんな日は、楽しくなるテーマを!

 通う学校の広報誌で、客員教授が「花競べ(はなくらべ)向嶋なずな屋繁盛記」を勧められていて手にしてみました。2014年に「恋歌」で直木賞を受賞された朝井まかてさんのデビュー作です。
 1800年頃の江戸で懸命に生きる花師夫婦、夫の新次、何故か女性を苦手とする今でいうイケメン(なんと、もったいない(笑))、妻のおりん、芯は強いが心優しい、さらには夫を立てるという、男性から見れば理想に近い女性(推薦の教授によれば(笑))です。

 「花師」とは?このような職業が江戸時代にあったのかと不思議ですが、花や園芸好きの方には、読むにつれ引き込まれる情味ある作品で、やはりお勧めです。最後には、私たちが春に楽しむソメイヨシノの命名の謎解きがあり、へ~ですよ。


・・・・・・・・・・
しばらく寒風にさらされた南向きのベランダも今日はぽかぽか、花の少ない時期ですが、シクラメンやクリスマスローズ、椿などとともに、白、ピンク、黄のマーガレットがだいぶ揃ってきました










1101 祇園のえべっさんと三社詣

2017-01-09 | 2016立冬~
 この何年か年が明けてのえべっさんの時の恒例は、特段のことがなければ、京都・八坂神社の三社詣に出かけてることと、西利の食事処で京漬物のにぎりと白味噌雑煮、伏見の銘酒・桃の滴を頂くことにしています。

 天気予報では午後雨とのこと、で成人式帰りの振袖姿にまじって先ず三社詣から。
いつも、大国主社(すさのをのみことの子供)→御本社(すさのをのみこと)→蛭子社(大国主命の子供、えべっさん)の順で回りお札に印を頂き(厚かましく離れて住む子供の分も!)、おみくじを引くの定番コースです。
 八坂神社の境内のほんの少しの距離ですが、三つの社を巡って巫女装束の女性からお祓いを受けるという参加型のためか、どちらかの神社の本殿へ参ってお賽銭より、何となくおごそかな気分になります(笑)。


年初の行事が済んだ気分で、四条通を西へ歩くと直ぐに西利の店。二階の食事処は、京都らしいしつらえで、アジアからの観光客は皆無の穏やかな空間、こちらの白みそ仕立ての雑煮はなかなかです。


ほろ酔いになって、四条通りを歩くと、巡行に出ていた七福神の行列とすれ違いました。






今年も、健康で無事に恒例の京都散歩ができました、有りがたいことで感謝です。





1100 2017年 明けましておめでとうございます(^_^)

2017-01-01 | 2016立冬~
 全国的に穏やかな元旦を迎えられたことと存じます。このブログをお読みいただいている皆様に、良いことが抱えきれないほど訪れますように(*^_^*)。

 かずさんにとっての大晦日は、日頃、疎くなってきた歌手の歌声をNHKテレビでまとめて接する機会で、正月は、始まるこの1年について何かしらのイメージを考える時になっています。

 イギリスのEU離脱賛成、米国でトランプ大統領選出、よもやの出来事が起こった2016年、さて今年は何が?
 インターネットなどの電子メデイアによる情報が氾濫する今日では断片的な知識は手軽に手に入り、書店には目先の実用性や流行に合わした本が並んでいますが、簡単に知ることができることは、色あせるのも早いんでしょうか。

 かずさんのような凡人は、ときには道に迷いながらも、心のストーブにモチベーションの薪を投げ込みながら、しっかり足の裏で大地の凹凸を感じながら、いっぽいっぽ歩んでいくんでしょうね、できれば健康で(^_^)。






1099 天地初めて発けし時(あめつち はじめてひらけしとき)

2016-12-17 | 2016立冬~
 こんばんは)^o^(、京都駅の上のクリスマスツリーを楽しみました。



 どちらでも、イルミネーションやツリーの飾り付けが彩っていますが、ここ数日の寒波で年の瀬を感じる時期、風邪を引いていませんか?もう十日余りで元旦を迎え、初詣に寺社に参られることも多いのではと思います。

 戦後生まれの私の世代は、それまでの反動もあって神道や日本の神話を、学校教育で学ぶことは少なく、仏教伝来後の各宗派の流れや高僧のお名前は受験勉強もあって割りと知っていても、初代天皇の神武天皇以前の高天原や出雲、日向の神話の世界は、出雲大社や伊勢神宮、高千穂の天岩戸や神楽などは旅行で見聞きしても、あまり教養になっていないのではないでしょうか?

神社に行っても、祭られているのは菅原道真の天神さんは知っていても、スサノオのミコトや、オオクニヌシノミコトとなると、何となく大昔の強い神様、大きな袋を持った神様程度の知識で、かずさんもさっぱりの状態です。

 で、昨日、今日と京都で「「古事記」を読む」の講座をみっちり受けてきました。
 
 表題の、あめつちはじめて・・・は、その書き出しですが、平家物語の、祇園精舎の鐘の音・・・の冒頭や、今は昔、竹取の翁といふもの・・・の竹取物語や、いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに・・・で始まる源氏物語や、 茜さす紫野ゆき標野ゆき・・・が印象的な万葉集などと比べると、古事記はこれまでとっつきにくい印象でしたが、あちらこちらの神社に行くのに、神様の系譜が全然ではさびしいので学ぼうとの動機です。

 いや~、なかなか簡単には入りにくいワールドの印象。いざなぎ、いざなみによる男女の神々の出現から、アマテラスオオミカミの天岩戸への隠れ、スサノウノミコトによるヤマタノオロチ退治、オオクニヌシによる国造り、ニニギノミコトの天孫降臨と、とてもなまなましくおおらかで素朴な叙事詩、歌謡、伝承詩の世界ですが、日本にもこんな世界があって伝わっていると知っただけでもよかったと思いました。

・・・・・・・・・・・
久しぶりの、自宅からぶらぶら歩きの新梅田シテイのドイツ・クリスマス・マーケットや、屋上庭園からの夜景、賑わっていました。ボランテイアの方の天体望遠鏡で月のクレーターもばっちり。













そうそう、先週双子の孫が無事誕生。こんな可愛いのが×2です(^_^)