かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

1123 黄金のファラオと大ピラミッド・・・

2017-08-03 | 2017立夏~
 マンション前の緑道で、虫取り網を持った子供を連れたママやパパの姿や、蝉が樹から樹へ飛びうつるのを見かける季節、午前9時にはエアコンをつける前の部屋の温度計は既に30度を示しています。

 大阪から福岡市に越してきて印象的なことの一つに、公民館の活動が有ります。各地を転々とした転勤族のかずさんには、地域密着型の活動には縁が薄く公民館は縁ない世界との感覚でした。
 今の住まいは神戸のポートアイランド、東京のお台場と並んで埋立てによってできた未だ30年も経っていない新しい町で、近くの公民館の支援で子育てのママが集まったり、コーラス、健康体操、卓球などを低料金で楽しんだり、小学校の施設を利用するスポーツクラブや初期の住民が高齢者の仲間入りをしていることから、○○カレッジと言って月一回の活動が有り、魅力的なプログラムに惹かれて早速参加しました。
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 8月の活動は、徒歩5分の距離にある博物館の特別展「黄金のファラオと大ピラミッド展」の見学。
 同展は、二年前に東京・六本木の森アーツセンターに始まり仙台、鹿児島、京都、富山、静岡を経て福岡を最後にカイロ博物館に帰るようです。
 子供連れを含め70人ぐらいのメンバーで学芸員による見どころなどの1時間のレクチャーを頂いての鑑賞です。ファラオの黄金のマスクは、1965年ごろものすごい混雑の京都で見たツタンカーメン展以来です。
当時のツタンカーメンのマスクは大英博物館所蔵でしたが、今はエジプトに返され国外に出さない扱いで、ファラオの三つの黄金のマスクのうち唯一国外に出すのは、今回のアメンエムオペト王のものだけとのことでした。

受け売りはこの辺で、日本では縄文時代後期の、紀元前1000年~2000年以上のまえ、およそ4500年前にナイル川の恵みで花開いた文化には圧倒されました。
エアコンの効いた博物館で、混雑が少なく解説を読みながらゆっくり人類の昔の世界に浸るのは良いかもしれません。8月27日までです。




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台風5号が、週末には九州に影響しそうな状況、豪雨被害の福岡県南部にまた被害が出なければ良いんですが・・。
1日に福岡市民が楽しみにしている大濠公園の花火があり、リビングから楽しみました、少し離れているので目前に大輪とはいきませんが、ビール片手にエアコンで楽ちん(^_^)






1122 関門海峡のプチ旅行

2017-07-30 | 2017立夏~
 35度を超える夏の一日、2001年から2002年にかけて勤務した関門海峡を橋とトンネルで往復するセンチメンタルジャー二―をしてきました。
 本州と九州とを結ぶ海の難所・関門海峡は、最後の源平合戦で平清盛の孫で6歳の安徳天皇が祖母とともに入水し平氏が滅んだ壇ノ浦でもありますが、思い出すと1977年には四国高松の屋島にほど近い地に勤務の関係で住んだことが有って、源平合戦の古跡には縁があるようです。
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 関門海峡は、この日もたくさんの大小の船が行きかい、早い潮流のため潮の流れに逆らう船は喘ぐようにのろのろと、順航の船はみるみる内に消えていきます。
 壇ノ浦の海岸には、源平合戦の武者の像が置かれ、地元の方が耳なし芳一や合戦の紙芝居をされていました。



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 下関市の長府は、3年ほど前まで仕事で同地の工場に年1回のペースで訪れていましたが、今回は完全フリーの立場ですので、ゆっくり城下町の面影を残す古江小路の「桂月」で蕎麦懐石のお昼です。茶碗蒸しが絶品です。










次いで、ほど近い 功山寺へ。ここは幕末、高杉晋作が伊藤俊介(のちの伊藤博文)率いる力士隊などを擁して決起挙兵したところです。





そして長府毛利邸を見学して長府をあとにしました。なお、この近くには日露戦争の陸軍大将を祀る乃木神社があります。山口県を巡りますと長州藩や明治維新後の近世政治史を思い出させることが随所に有りますね。
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今は修復工事中ですが重要文化財の門司港駅や近くのかずさんの元の職場の建物が再建されているレトロ地区、海峡をまたぐ橋、連絡船で海峡を渡って下関側のカモンワーフから行きかう船を眺めたり、赤間神宮、長府の古江小路近辺など、小倉駅を起点に一日のコースで選ばれるのは、お勧めです。







1121 博多・Hakata通信8

2017-07-28 | 2017立夏~
 各地で花火の季節。大阪では7月25日に天神祭の奉納花火でしたが、当地福岡では8月1日の大濠公園が恒例ですが、17年ぶりに自宅近くの百道浜での花火大会が有りました。
 かずさんが大阪に住んでいた時は、毎年淀川の花火には河川敷の席で、ドンという音と夜空に広がる大輪を楽しんでいましたが、今年は26日に海の花火を浜辺の席で楽しみました。
 数やスケールは淀川花火には及びませんが「花火ファンタジア FUKUOKA」のとおり、音楽とシンクロして花火が踊り、走りだす花火ショーです。
 
 私のカメラと腕では、その素晴らしさを画や動画を十分にとどめられませんでしたが、丸玉屋さんが高い評価を受けているというのはうなずけるできばえでした(^_^)。
できれば、恒例にして貰いたいものです。写真は、知人が撮影した福岡タワーとのコラボです。タワーには金魚が泳いでいるんですよ。


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北九州の豪雨災害、まだまだ道路の通行もままならない所があり、高齢者の方も多く、土砂というのは撤去が大変で真夏の時期、ボランテイアも活躍されているようですが、地元のご苦労が察せられます。
 来週から8月に入り、この博多通信は今号で終わって次回からは折々のテーマに戻りますが、おのずとこちらの話題になるでしょうね。できれば引き続きご覧ください。 
 そうそう、こちらに持ってきた一才さるすべりの蕾がやっと大きくなってきました、鉢植えで遅いんでしょうね。





1120 博多・Hakata通信7

2017-07-12 | 2017立夏~
 朝から蝉の合唱と、近くの私立大学(神学部が有りますから関西で言えば関西学院大や同志社でしょうか)付属の高校文化祭の練習の太鼓が午後には響いてくる日々になっています。
たくさんの方から北九州の豪雨への見舞いのお便りを頂きありがとうございます。私の住むところは特段の被害はないものの、何度か訪れた土地の被災で心から早い復興をと願っています。
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 京都の祇園祭に先立つ博多祇園山笠のフィナーレは7月15日(土)の午前4時59分に始まる追い山です。
簡単に紹介すると8基の山を、屈強の男性が担いで5KMのコースをいかに早く駆け抜けるかを競うもので、だいたい30分前後のようです。1トンぐらいの山笠を担ぎ手が交代しながら全力疾走で、チームワーク、体力、コーナーの曲がり方いろんな総合力を競うもので、博多の男衆はこれに情熱と誇りを賭けます。

 そのリハーサルというべき、「追い山ならし」が12日の午後に行われ、最終日の本番は深夜で無理だなということで出かけました。
 あらかじめでコースを調べてどこで見るかを決めてですが、ネットにある見物マナーでは、「防水グッズ」・・というのは雨のシーズンでもありますが「勢水(きおいみず)」が盛大に振る舞われるためカッパを着込み、カメラにも必須です。「タオル」、「お茶・水」、「小銭入れ・ストラップ」・・人ごみらしいです、「コースマップ」とありました。
 なお、この祭りの初めは1200年代の疫病退散の祈願のようで、勢水は祈祷水だったようですが、この蒸し暑い時期男衆にとっては格好の冷却水です(^_^)。







 山を担ぐ男衆のいでたちは、次のようですが、山を担ぐときの肩と丸太のクッションに使う「かき縄」を「締め込み」に挟んだ姿は、男のかずさんでも色気を感じますね(^_^)。
 
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 引越しで元気がなくなっていたB級ベランダガーデンでは、ハイビスカスが咲き始めました。桔梗はイメージと違うこの時期から咲いています。






 あとは、真夏の花のさるすべりが、灰色かび病にかかったらしく急いで薬剤でしたが、さて咲いてくれるか~(^_^;)  いよいよ、夏本番、栄養・休養・水分・エアコンで乗り切りましょう







1119 博多・Hakata通信6

2017-07-05 | 2017立夏~
 「めんちゃんこ」: 大阪はたこ焼きとお好み焼きがソウルフードでしょうか。博多ではこれがそう呼ばれているらしいとのことで、ジム帰りの昼食にしました。

 簡単に言うと相撲部屋のちゃんこ味の出汁とやや太めのラーメンとの合体です。店のオーナーが贔屓の相撲部屋でちゃんこをごちそうになり、こんな旨い出汁と麺なら美味しいだろうと創作したらしいです。だから、丸餅や薄揚げやニラがトッピングされていて、ゆず胡椒と合いますね(^_^)
 地元の人にはなじみのものなんでしょうが、かずさんには初体験でした。





 そうそう、このめんちゃんこ亭はアメリカに出店していて、9・11テロ時には、NYのワールド・トレードセンタービル1階に店が入っていたようですが、全員無事で、後日この店で使っていたレジスターが当局から返されたようで今日のお店に飾ってありました。あやかりたいような運の強いお店ですね(@_@;)





 「台風事情」:時速50KMで九州・四国・紀伊半島を駆け抜けた台風三号。こちらに来て初めての台風で、海に近い14階の自宅は南と西にベランダがあって風が抜けるため、さてどんな風が吹くんだろうと、ベランダの鉢物の一部は部屋内に避難しましたが、幸い勢力が弱く特段のことはありませんでした(^_^;)。でも、台風の進路には要注意の土地柄、これからも気をつけなければ。
 このブログを書いている時点で、福岡県南西部の筑豊、筑後地方では大雨特別警報が出され川の氾濫が心配ですが、とりあえず自宅近辺は区役所のハザードマップでも浸水の危険は低いようで、安心して閉じこもっておられそうですが油断大敵ですね。 
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 福岡市の総合図書館が近く、ゆったり好きな本が読める環境で、10年ほど前に読んだイタリア在住の塩野七生さんの大作「ローマ人の物語」(新潮文庫ですと43巻に分冊!)が良かったので、この方の骨太の歴史ものに挑戦しようかな?と思いますが、この方の著作はかなり体力がいるんですね。
 明日は、こちらでも始めたボランテイアへのデビューを予定していますが、さてどうなりますか?では、また~