かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

941 冷や汗と緊張感のひととき!

2013-08-02 | 2013立夏~
 こんばんは!

 17文字に凝縮される俳句は、一文字、一文字に作者の感性や息吹がこめられるのでしょうが、先ごろ休みを貰ってマークシートの升目を一つずつ冷や汗と戸惑いを感じながら塗りつぶすことをしてきました。

 いつもは、大阪のおばちゃんやおっちゃんをしている年代の男女が、神妙にテキストを開いて本番前の浅漬け学習をしたり、普段は病院や会社で頑張っていますという2・30代が一杯書き込みをしたノートを広げたりの、前後期年2回の光景です。

 前期科目の一つ、舞台芸術の世界には、社会人になって暫くの時期、ベケットの「ゴドーを待ちながら」の不条理劇の原作を学んだり、クラスの有志と、奥様がキュートなフランス人のベトナム出身の先生を囲んで大槻能楽堂で能を鑑賞したり、木の実ナナ&細川俊之さんの二人芝居「ショーガール」を楽しんだり、その世界にほんの少し浸っていましたが、その後は日々の生活と24時を過ぎて職場が出す帰宅バスで送られる個人生活なしの状況にかまけて、すっかり遠ざかっていたことを反省しながらの実感です(ーー;)。

 3年生に編入して丸5年が経ちますが、聞けば何年たっても4年生とのこと、PCソフトのofficeはアカデミックパックを購入できて、携帯電話の基本料も割引してもらえるというおいしいこともありますが、何より、好奇心を掻き立てられて知らない世界の扉をたたける有難い機会は、留年を繰り返しながらもうしばらく続きそうです(^。^)。


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940で紹介した、宮崎駿監督の「風たちぬ」の中で、主人公の堀越二郎が、とても美味しそうに煙草を吸う場面が何回もありました。

 どなたかの文で、この映画を見てつい煙草の本数が増えてしまったなどの記事を見ましたが、実は、かずさんもこの映画を見ている時に「美味そうに吸うな~」と、うらやましく思った一人ですが、どうやら宮崎監督も愛煙家なんですね。

昨夜は、福岡・大濠公園の花火、今夜は新潟・長岡、明日は神戸の港花火とのこと、下の貼り絵は、山下清さんの作品データ(長岡の花火)を頂きました。






939 もう一度、石垣島散歩

2013-07-23 | 2013立夏~
晴れときどき曇りの空で、今日なら石垣島の川平湾に初めの日に続いて再訪です。期待にたがわずの青い海と、絵のような景色です。

川平湾
 八重山諸島の海は、日本のほかでは見れない美しさ、どう言えば適切なのか、使える言葉の少なさを実感します。
 ANAのカレンダー8月は、この写真と同じ場所からの一枚、(もっときれいですが(^_-))写真が使われていますよ!




この日は、台湾からのクルーズ船が石垣港についてその団体客がこの川平湾や、次に行く石垣やいま村で出会いました。聞くと、石垣では泊まらず那覇にいくようで船中泊もあるようです。東京から2000kmの八重山諸島は台湾のほうがずっと近いんですね。

石垣やいま村
主に石垣の、築100年ほどの一般民家や漁師や農民の家が移築されています。
水牛を原動力にサトウキビを搾るシートー車もあって昔の黒糖作りを知ることができます。
 門の両側や片側、あるいは屋根の上に形も顔つきも様々なシーサーがあって微笑えましい。






番外・・・・
旅行中、気になったのが八重山みんさーという織物でした。「ニライカナイ」は八重山の海の景色を“みんさー織”で表現したもので、五つと四つの絣模様には、「いつ(五)の世(四)までも末永く」という願いが込められているとのこと。
鮮やかな海の色が表現されていて、いいなと思ったときに買うべきだったかなと、ちょっぴり残念がってます。
 
・・・・・・・・・・・・・・・
ほんの駆け足の八重山でしたが、パスポートなしで手軽にカヌーや珊瑚礁の海の素晴らしいブルーとレジャーを楽しめます。
では、これで八重山諸島の散歩は終わります。猛暑の時期、体調に気を付けましょう、また~



940 風立ちぬを見てきました)^o^(

2013-07-22 | 2013立夏~
宮崎駿監督の、封切り直後の「風立ちぬ」を見てきました。
これまでとは違って、大人のファンタジーというか、良質の作品です。

 かずさんの高校の国語の教師が堀辰雄の信奉者で、授業の傍ら洗脳されました。共学ながら女子はたった一人の男子校には異質なちょっとモダンな今から思えばロマンチストな教師だったんでしょう。 その影響で「新しい村」、「風立ちぬ」、「菜穂子」、「聖家族」、「燃える頬」などの堀辰雄の作品を愛読して、結核を療養する高原のサナトリウム生活に何となく憧れみたいなものを抱いたのを記憶しています。
ユーミンの主題歌もいけますね。この夏の暑さをひと時忘れる作品としてお勧めです。

そうそう、堀辰雄のどの作品か忘れましたが次の一節は、50年たった今も覚えています。女性のリアリストぶりを感じた青春の一コマの記憶です。
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【ゴミ溜】

彼女とボオルを投げあつてるとなんと下手な奴だらう
場所もあらうに
ゴミ溜のなかへボオルを放りこんでしまつた
僕がそれを拾はうとして
むりに渋い顔をつゝこんだら
くさいキャベツの葉つぱや
空つぽの罐詰やなんかの間に
一束の、色の剥げかゝつた花が
切なげに、埋まつてるのを見出した
をとつひの晩、接吻と交換した花束ぢやないか
あいつ、この花束といつしよに
僕の接吻もこのゴミ溜に打棄つた気なのかしら
「見つかつて、ボオル?」
「ふん!」
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938 竹富島散歩

2013-07-22 | 2013立夏~
 うねりが出ているので後方の席のほうがゆれが少ないと教えられた高速艇で、西表島から竹富島へは30分。本日3っつ目の島です。



グラスボート
人口300人余りの竹富島には、沖縄の原風景が残っていますが、先ずはグラスボートで珊瑚礁の海へ、港からほんの少し行くと水深1~2mの海底にはいろんな珊瑚が楽しめます。

船頭さんは、台風でちょっと濁っていてと気の毒そうですが、私にはいえいえどう致しましてというようなクリア度です。沖縄には、ダイビングやシュノーケリングなどの愛好者が多いですが、うなずけます。下手な写真では、良さが伝わらないのが残念です。





ガイジ浜
西表島とともに竹富島の星砂の浜です。想像していたのは、浜のどこでも星砂ばかりと想像していましたが、業者や観光客がみんな持って帰っちゃったんでしょうか、それとも折角海岸まで運ばれていた星砂が台風で海底に戻ったんでしょうか?



赤瓦の民家とシーサー
竹富島の最後は、赤瓦の民家と白砂を敷き詰めた道と琉球石灰岩の塀や一年中咲き乱れるハイビスカスやブーゲンビレアといった、誰もがイメージする沖縄の原風景の群落です。観光案内なら常に出てくる家々をほんの少しの散歩でした。




番外::::::::::

この夜は、石垣の島唄のライブの前の腹ごしらえ。

写真のメニューから、どういうものかいくつ想像できますか?




937 由布(yubu)島散歩

2013-07-20 | 2013立夏~
西表島と浅瀬でつながって歩いてでもいける由布島へは、観光の水牛車で渡ります。


島には、観光植物園があって、ハイビスカスや、ブーゲンビリア、やしの木など楽しめるんですが、何しろ前々日の深夜に風速60kmが通り過ぎたので、残念!
水牛車の往復は、なかなか楽しめますよ