かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

1058 Freude(歓喜!)美しき神々の煌めきよ♪ 

2015-12-07 | 2015立冬~
 クリスマスイルミネーションが街を彩るころ、楽しまれていますか?

もう30年ほど前のよなよな、安いスナックで旧い演歌を調子はずれで歌っていたのが、前の職場に通っていた頃いつか会釈するようになり今も居酒屋の付合いが続く方に教えられ「サントリー 一万人の第九合唱」に応募し、大阪城ホールでの佐渡裕さん指揮の本番に臨みました。



声変わりした後は、やたら低音で音域狭く、思春期には気になる女子の前で歌わされる音楽の授業が大嫌いで、その後も合唱、楽器やクラシックには縁遠い生活でした。それが、今頃になって第九合唱に挑戦し、9月から12回のレッスンとCDでの自宅練習に200時間ぐらい費やしても、ドイツ語、暗譜、出ない高音に四苦八苦で、一時は、なんとも無謀なことをしたものだと反省でした。

しかし、先生や経験者の「私は4回目ですが、まだまだです」、「1万人いると口パクでも大丈夫です」に励まされ、昨12月6日の本番では、馬子にも衣装の蝶ネクタイとともに達成感と感動に満ちることが出来ました、Freude!


12月23日のTBS系列のネット、MBS、TBS、HBC、CBC、RKB、TBCで放映されるようです。

参加しての感想
・ 合唱や第九の経験者も多いですが、2割ぐらいは初めての人、おじさん・おばさんも多く、本番には96歳から小学1年生までの北海道から沖縄までの1万人が第九を歌うために集まり来年を約して散っていくという経験はエキサイテイングです。
・ 初めてでも、レッスンは先生のユーモア交じりで、有志の飲み会に参加すると暖かく迎えてもらえ、次第に盛り上がって楽しく本番を迎えます。
・ 全国各地にレッスン会場があります。時間があって、なにかやってみようとお考えの諸兄姉にはお勧めですよ(^_^)。
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 ボランテイアで一緒に勉強している、ベトナム籍のZ君は昨日が日本語能力試験。実力を発揮できたかな~。祈、合格!
次の写真は、京都・永観堂。見返り阿弥陀が好きでよく訪れますが、今年は色づくころの冷え込みが足らなかったようです。





1057 大阪の「とめの祭り」

2015-11-24 | 2015立冬~
11月22日は、いい夫婦の日とかでこの日に入籍するカップルも多いんでしょうね(^_^)。

大阪の祭りは、1月10日の戎神社から始まり、11月22日・23日の「とめの祭り」といわれる「神農さん」と親しまれている道修町(どしょうまち)での神農祭で終わります。

 道修町は、安土桃山時代から現代まで続く薬種商が軒を並べた町で、今も、武田、塩野義、田辺三菱、小林などの製薬会社が本社を置くほか、多くの製薬会社が事務所を置いています。

 この神農さんの祭りで授与されるのが、張子の虎を付けた笹。えべっさんの福笹ほどではないけれど大阪のお店に行くとときどき見かけますよ。



道修町は、普段は大阪都心の淀屋橋からほど近いバリバリのオフィス街ですが、祭りには、突如として堺筋から御堂筋までのおまつり屋台街が出現して、ユルキャラが歩き回って子供連れにも楽しめます。


そうそう、神社は少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)といって医薬にゆかりのある祭神を祀っていることから、医薬業関連の資格試験や医学・薬学部合格を願う人向けにご利益があるとか、日本の神様は昔から事業本部制だったんですね)^o^(。





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中央政界や全国的にも注目を受けた、大阪の知事、市長選挙は、大阪維新の会が圧勝。大阪都構想の住民選挙で僅差で負けたのはなんだったんでしょう?

テレビでは下町ロケットが高視聴率ですが、初の日本製ロケットによる商業衛星打ち上げになる「H2A」29号機は、あと数時間後に衛星分離とのこと成功して欲しいな!!



1056 風立ちぬ♪

2015-11-17 | 2015立冬~
11月の下旬が近いのに、20度を超える日が続いています。どう過ごされていますか?

先ほどまで見ていた、BSテレビの秋の合唱曲の中に「風立ちぬ」があって、高校生時代の国語の先生が、授業そっちのけで堀辰雄の素晴らしさを熱を込めて教えて下さって、「菜穂子」、「美しい村」などの作品を読んだのを想いだしました。
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堀辰雄と言っても、たぶん知らない方が大半でしょうね。
2013年に封切りの宮崎駿監督の「風立ちぬ」は、実在の堀越二郎をモデルに、その半生を描いた作品ですが、堀辰雄の『風立ちぬ』からの着想も盛り込まれているとされています。

  一昨日の日曜に、橋幸夫、吉永小百合の「いつでも夢を」がヒットNO1だった年に卒業した中学3年8組水谷豊先生(ほんとです!)クラスの二年ぶりの同窓会があり、その写真を病気やけがで欠席した人に送ったりしていたので、何となく青春時代の記憶が合唱を聞いて共振したんでしょうね。

 堀辰雄さんの作品は、軽井沢の結核療養所を舞台にしたものが思い浮かびますが「風立ちぬ いざ生きめやも」という言葉や、もう作品は忘れましたが、青年が口づけとともに少女に贈った花束が、翌日ごみ箱に捨ててあった場面に、女性のリアリストさを感じて軽いショックを受けたのを覚えています。

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