ブラジルで開催中の知的障害者サッカーの世界大会、INAS-FIDサッカー世界選手権大会。
知的障がい者サッカー日本代表はサウジアラビアに1-3と敗れ、3位決定戦にまわることになりました。
詳しくは日本知的障がい者サッカー連盟のHPを参照。
http://jffid.com/post-2817-2817.html
試合経過を見ると前半12分にPKで先制されたようですが、「ファールでしか止められなかった」という感じだったんでしょうか。サウジにはスピード溢れるFWがいたようですし。
(訂正・クリアボールが味方の手に当たり、ハンドを取られたそうです)
その後、前半20分に追加点を奪われ、前半終了間際に再びPKで0-3。しかし試合終了間際の後半45分に浦川選手のゴールで1点を返し、次につながるゴールとなったようです。
3位決定戦の相手は、準決勝で南アフリカに1-1とPK戦の結果敗れたポーランド。
キックオフは、日本時間の8月23日(土)22時。
ポーランドは、グループリーグで1-5と敗れた相手なのでもちろん難敵ですが、最終戦の勝利を願うのみです。
決勝は、サウジアラビアvs南アフリカ。
ベスト4に残った国でFIFAワールドカップにも出場しているのは日本だけですね。
ところでグループリーグ最終戦ドイツ戦(7-0で勝利)の試合映像ダイジェストを見ましたが、ドイツが退場者を出したのは日本が3-0とリードした後でした。ドイツが退場者を出したことも勝因の一つかと思っていたのですが、11人対11人の時点で3点奪っていたわけですね。この点は特筆すべきこと。
浦川選手のハットトリックはもちろん素晴らしいですが、ペナルティエリアにドリブルで切れ込みDFを引きつけアシストを決めたりと、キレのある動きを見せていました。
ダイジェスト映像はドイツの立場からすると失点シーンばかりで良い所はないのですが、それにしても2006年に見たドイツよりかなり力が落ちる印象ではありました。もちろん日本が強くなった、成長したとも言えるわけですが。ドイツは強化合宿などあまりやれなかったんでしょうか。ちょっとよくわかりませんが。
それはともかく、とにかく最終戦は選手・スタッフともに悔いのないように“やりきってほしい”と思います。