ブラジルで開催中のデフフットサルW杯、男子日本代表は3位決定戦でタイと対戦した。
先発はゴレイロは折橋正紀、フィールドプレイヤーはファーストセットのピヴォ野寺風吹、アラは土屋祐輝、宗澤麟太郎、キャプテンの東海林直広がフィクソに入る。
セカンドセットは、ピヴォ本多将起、アラは鎌塚剛史、設楽武秀、フィクソに坂本大起。
この大会、基本的には2つのセットが交互に出場。3位決定戦では別の組み合わせもみられた。
序盤、タイは準決勝のスウェーデンより力が落ちるような印象で、勝てるのではないかと思いつつ映像を見ていたが、途中から通信状況が悪く何が起こっているのかわからない状態に…。
やっと映像が戻り、日本はシュートを打たれる場面もあったが、折橋の好守でゴールを許さない。
そして前半終了間際、右CKのチャンス得る。キッカーは東海林、ゴール前の野寺と設楽が入れ替わると、ニアの設楽にマークが2人付き、ファーでフリーになった野寺に東海林からドンピシャのボール、野寺がダイレクトで合わせて日本が先制!
前半を1-0で折り返した。
後半に入ると、ハーフタイムで意思統一があったのか、前からボールを奪おうという動きが目立ってくる。
東海林と野寺がボールを奪い左サイド設楽へ、設楽からファーに詰めた野寺へ、日本がいい形を作り出す。
今度は野寺が左45度でボールを奪うと、強烈なシュートがゴールネットを突き刺し、2点のリード。
タイはゴレイロが左コーナーに上がる形のパワープレーを仕掛けてくる。
狙い通り、そのゴレイロが縦パスをそのままゴール前に折り返し、タイが1点を返す。
タイはそのままパワープレーを続けるが、東海林がボールを奪って鎌塚がゴールに蹴り込み、3-1と再び2点のリード。
しかし粘るタイは再びゴールを挙げ、3-2と1点差に迫る。
タイのシュートがポストを直撃する場面などもあり、勝負の行方はわからなくなる。
日本は、タイのゴレイロを上げさせずパワープレーに持ち込ませないように、前線から猛烈なプレスをかける。
そしてホイッスルとともにフラッグが振られ、試合終了。
日本はタイを3-2で下し、史上最高位の3位で大会を終えた。
選手、スタッフの皆さま、お疲れさまでした。
追記
ゴレイロの折橋選手はベストGKに選ばれました。おめでとうございます。
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