サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

一昨日の「アイ・コンタクト」上映

2011年07月19日 | 映画「アイコンタクト」について

一昨日、千葉県流山市で「アイ・コンタクト」の上映がありました。
顔を出す事はできませんでしたが。

観ていただいた方から、「
誠に絶妙なタイミングで、「アイコンタクト」の映画と「なでしこジャパンの優勝」のテレビを観て、感動・感激の2日間でした。」といった内容のメールをいただきました。

観ていただいた方々、ありがとうございました。


なでしこ凱旋帰国

2011年07月19日 | サッカー

なでしこジャパンのメンバーが凱旋帰国した。

ワールドカップを掲げていたのは、GKの福元美穂。ワールドカップで出場機会がなかった選手。
アジアカップで、出場機会のなかった権田と森脇がアジアカップを掲げて帰国したことを思い出した。その時は、ザッケローニ監督が指示したらしいが、今回はどうだったのか。

今回出場機会がなかったのは、福元美穂のみならず、山郷のぞみ、矢野きょう子の3人。
ベテランの山郷、矢野両選手が福元に華を持たせたのかな。
ドイツ戦で素晴らしいゴールを決めた丸山選手が、
「山郷さんとの練習の成果、このシュートを止められるのは山郷さんだけです」と語っていたのが印象的だった。

南アフリカワールドカップで、控えに回ったベテランの川口や楢崎が出場した選手をささえたように、山郷選手や矢野選手もきっと出場した選手を支えたのだと思う。
出場機会のなかった選手の皆さんも、本当にお疲れ様でした。


日本代表

2011年07月19日 | サッカー

 (携帯から投稿したら全文掲載されなかったので投稿しなおしました)

高速バスが、なかなか進まないので、携帯からの連続更新。
この3連休のことなど。

土曜日は午前中、手話の勉強をして、午後から、電動車椅子サッカーを観戦。
地区選抜同士の対戦や日本代表の強化試合。
車椅子の制限速度10kmの国際ルールでの競技の生観戦は恥ずかしながら初めて。映像は見てます。
国内特別ルールは、一般道の制限速度である6km。こっちは生観戦したことあるが。
10km だと、ボールに追い付けるし、パスがつながる。例えば、スペースへボールを出して、クロスを入れ、ダイレクトボレーも可能。ダイレクトといっても電動車椅子が飛びあがるわけではない。電動車椅子じたいを回転させて、前方に取り付けたガードでボールを蹴る。
また細かい動きもOK。例えば、後方でトラップし、反転してシュートとか。
もう本当にサッカー。
各選手の力量も以前よりかなりアップしていて、観ていて本当に面白い。
柔らかなボールタッチの選手がいたり、メッシのような選手がいたり。
11月にはパリで、第2回目のワールドカップが開催されます。
岡田前日本代表監督も来てました。


そして、昨日今日がろう者サッカー日本代表の合宿。男女の代表の練習試合をしっかり見てきた。

この連休では、ブラインドサッカーの合宿もあったんですがそっちには行けず、残念。


なでしこ世界一

2011年07月19日 | サッカー

(携帯から投稿したら全文掲載されなかったので投稿しなおしました)

もう一つのなでしこジャパン、ろう者サッカー女子日本代表の合宿地静岡県磐田市で、いっしょに見学に来た人とテレビ見てました。

正直、延長で2点目とられた時は、もうダメかと思いました。しかし、すぐ気持ちを切り替えて、(選手はもっと早く気持ちを切り替えてましたが)、3対1になってもいいから、サイドバックも上がって仕掛けろ!と、画面に向かって叫び続け。
実際、なでしこジャパンがチャンスを作り続け、宮間と澤のコンビが決めてくれました。素晴らしい!ビューティフル!素晴らし過ぎる!

優勝した瞬間は、信じられない思いでいっぱい。なんと言ったらいいのか…。
Lリーグのどん底の2002年から、女子サッカーを見始めた身としては。

1点目も素晴らしかった。
ある意味、今大会のベストゴールじゃないだろうか。
永里が粘っててクロスを入れる。丸山がニアに飛び込み、体を張る。宮間が、なでしこと言うより、くの一のようにゴール前へするすると侵入。DFの背後から、クリアボールをかっさらいゴール!
美しくはないけど、永里や丸山の執念と宮間の冷静がミックスした歴史に残るゴール。すばらしい。
ほとんど完璧に仕事をしていたアメリカのセンターバックコンビを打ち破ったゴール。

岩清水の試合終了間際のプロフェッショナルファールも素晴らしかった。ファールしようと思ったのではないかもしれないが、少なくともファール覚悟ではあったはずだ。


とにかく全員のメンタルがすばらかった。


ところで、負けている状態で、岩渕を出そうとした時、川澄に代えるのかと思ったが、同点に追いつき、守備力の高い川澄を残したのかな。
ビューティ番長のニックネームとは違い、泥臭く走り回る川澄も素晴らしかった。アジア大会でもそうだったし。
もちろん優勝したのは、安藤の献身があってこそだ。
そして熊谷のプレーには、心を震わさずにはいられなかった。鮫島、阪口、近賀、大野も然り。

PK戦は、海堀が1本目を止めたのが、ある意味全てだった。素晴らしかった。アメリカの2番手3番手は、決めなければならないというプレッシャーから、外し、甘いコースにいった。
4本目には川澄がくるかと思った。勝手に元旦の選手権大会で最後に川澄が決めて、INACが優勝した瞬間を思い出したが、熊谷がきてびっくり。
でも、本当に本当に頼りになるセンターバックに成長した熊谷が最後を飾って良かった。身体能力の高いサッカー少女たちよ、センターバックを目指せ。


思いだしながら、書いてると、きりがなくなってしまいます。


もう一つのなでしこジャパンの選手たちは、午前中から練習試合が組まれていたので、延長くらいしか見れなかったようです。

彼女たちも、来年トルコでの世界大会、再来年のアテネでのデフリンピックが待ち構えています。
選手層が厚いとは言えませんが、着実にチーム力はアップしていて、これからが楽しみです。


経費節減のために乗った高速バス車内で書いてますが、渋滞でいったいいつ着くんだろうか。

それはともかく、なでしこジャパンのみならず、なでしこリーグも観にいこう。