(代表チームのスタッフの方の書き込みや、投稿された得点の映像などをもとに想像を加味して書いています。実際と異なる点、また公式記録と食い違う点があるかもしれません)
現在ブラジルで開催中の知的障害者サッカーの世界大会、INAS-FIDサッカー世界選手権ブラジル大会。
日本代表はグループリーグ初戦で開催国ブラジルと対戦。
前半終了間際に先制され、後半1分に追加点を奪われ2点のリードを許すものの、後半41分、44分と立て続けにゴールを決め2対2と引き分けに持ち込み、初戦で貴重な勝ち点1を得た。
後半41分の1点目は左サイド安達選手のスローインから、徳村選手が競り合ったルーズボールをボランチの山内選手がスライディングしながら前線へ、右MFの谷口選手(おそらく谷口選手だと思うのですが)が1タッチでアウトサイドのスルーパス、パスを受けたFW浦川選手の見事なループ気味のシュートが決まる。
日本代表は0対2の劣勢となり、徳村選手が投入され3トップになっていたように見えます。(ボランチ、DFのどちらをけずったのかは不明)。ボランチも押し上げていて、チーム全体で点を取りに行こうという姿勢が出た、繋いでもぎ取った得点だったように思えます。
浦川選手は左MFをやることも多かったのですが、この試合はおそらくFWでの先発。彼のうまさ、攻撃力が活きたゴールでした。
2点目はFW森山選手の見事な切り返しからの左足シュート。素晴らしいゴールです。
以前のチームは、優勢の時は良いのだけれど劣勢に立たされるとシュンと落ち込んでしまう印象があったのですが、0対2から追いつけたメンタル面での成長は特筆すべき。地道な練習の積み重ねがメンタル面での成長を即したのかと思われます。
そしてグループリーグ2戦目の相手はポーランド。
キックオフは日本時間の8月15日23時40分!
参考までに、後半40分過ぎのメンバーは、GK加藤、DF野澤、結城、櫻井、ボランチ山内、左MF安達、右MF谷口、3トップに浦川、森山、徳村のようです。もう一人が右サイドバックの峰なのか、ボランチの徳丸あるいは木村なのかはわかりませんでした。おそらく4・4・2でスタートし、最終的に3トップ気味にしたのかと思われますが未確認です。
(追記)
第2戦ポーランド戦、前半4点を奪われた日本は後半櫻井選手のゴールで1点を返すものの、パワーに勝るポーランドには1対5で敗れた。
ポーランドは前回大会3位で、2012年欧州選手権で優勝(準優勝かもしれません)と近年飛躍を遂げているチームのようです。
グループリーグ突破をかけた第3戦の相手はドイツ。知的障害者サッカーの世界では、ポーランドよりは力が落ちるようですが…。
キックオフは日本時間の17日22時~のようだ。