春のことでした
従妹から最中をもらいました。
広島八丁堀のみよしの
山陽・・・山陽道じゃなくて、江戸時代の学者・頼山陽のほう
掛け紙の絵は・・・
山陽の代表的著書の日本外史
箱は
山陽ファンにはたまらない外装です
中身も史実に忠実
この箱、捨てられない
味の方はすっかり忘れてしまいましたが、高級だったのは言うまでもないです・・・
「日本外史」
その名の通り、歴史書なのですが、幕末の尊王攘夷運動や勤皇思想に、多いに影響を与えたそうです。
当時の史学と言えば、中国史であり、日本史を扱った画期的な歴史書で、
尊王攘夷の総本山・水戸史学の影響を受けているのでしょう。(筆者も読者も)
「勢極まれば即ち変ず。変ずれば即ち成る」など、情熱的~
同時代の武士・漢文の読める者は、十中八九読んでいたらしい・・・
洛中の古本屋に行くと、日本外史が積み上げられてますよ~
頼山陽
広島藩士だったが、脱藩する。
歴史家・思想家・文人画家など、多才
陽明学者でもあり、大塩平八郎にも影響を与えた。
彼の育った邸跡が、私の高校のすぐ近くでしたが、当時まったく興味がなく、行ったことはないです。
晩年は、洛中で過ごし、お墓は円山。
ちょっとだけ親近感を覚えます