村上春樹「蛍」の中の疑問
ぼくの中に最も留まっている短編小説は、村上春樹の「蛍」です。
今回何十度目かに、また読み返しました。
読み返して作品の本質的なこととは関係のない疑問を、紹介させて下さい。
冒頭、主人公=ぼくの住む「寮は見晴らしの良い文京区の高台にあった」とあります。
そして最後の近くで、ぼくは寮の屋上の給水塔の上に登ります。
そこでは、「右手には新宿の街が、左手には池袋の街が見えた」と記述されています。
ここで今回、大きな疑問を抱きました。
文京区から見て「右手には新宿の街が、左手には池袋の街が見える」ことは、ありえるでしょうか?
様々な地図を詳細に見てみましたが結論はありえないっ!、です。
ここは、「右手には池袋の街が、左手には新宿の街が見えた」と書くべきだったのでは?
<今回の疑問>
作品の本質からは全然関係ありませんが、どう思われますか?
文京区に、新宿が右で池袋が左に見える箇所はありますか?
片岡義男「朝になったらタッチミー」での疑問は、こちらで。
https://blog.goo.ne.jp/kazuya_mizuki/e/6649c25c5a53d5be907bda903494dafe
noteでの紹介は
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