おじいちゃんの小さな疑問集(旧:おもりぽ)

「おじいちゃんがふと抱いた小さな疑問」を、載せさせていただきます。答えや共感や異論があればぜひコメントを!

面白リポート467. クレッセントでお食事

2020年01月26日 | ぷちりぽ

ぷちりぽ.フランス料理レストラン「クレッセント」でお食事

フランス料理といえば、銀座「レカン」、こちらも銀座「マキシムド・パリ」、そして芝公園「クレッセント」が、ぼくにとっては一生で1度は行って食事をすべき店、との認識です。銀座の2店には、30歳代に行き食事をしていました。芝公園のクレッセントには、色々な用事で前を通り、30代の頃から「いずれは食事に来たいなぁ」と思い続けていつつ、この年齢まで行けていなかった。

1月25日(日)に、娘達がぼくら夫婦の記念日をお祝いしてくれる機会に、とうとう行けました! 「お祝いは何がいい?」という質問に迷わず「クレッセントで食事がしたい」と応え、娘達がかなえてくれたのです。ランチタイムで予約してくれ、大門駅で待ち合わせをして、行ってきました。今回は、早速そのリポートです。

着いたのは、予約時間ちょうどの12:30です。階段をのぼり玄関に達すると、お店の方がドアを開けて迎え入れてくれた。そのフロアーで、コートを預けます。家族4人全員が預け終えると、エレベーターに案内され、1フロアー上の階の個室に誘導頂きました。個室で、家族4人水入らずの食事です。係の方が椅子を引き、全員を座らせてくれました。

まず飲むものを聞かれましたが、「ワインは食事が進む段階で」と応えると「では、お水をお持ちします」と、軟水、硬水をとりまぜ、選択するために何種類かの水を持ってきてくれました。軟水を選択して口に含みつつ、談話しつつ、最初の食事を待ちます。

トマトのコンプレッション プラムオイル風味

最初、前菜はこれです。「中央のトマトは三層に味を構成し、四角くしています」と。いよいよクレッセントの食事を初めて口にします。確かにトマト、しかし極めてトマトの旨味の味が濃く、しかも層により味がそれぞれ違う。驚き! こんな小さな四角にどうやって3種類の味を構成させ閉じ込めるのでしょう? 周りに置かれたサワークリームも、色は白いがトマトの味がする。ソースともからめ美味しく頂いた。そして食べ終えると、昼食時間の空腹に輪をかけ、更なる空腹感が沸きます。奥さんも娘も同意見で「一層腹ヘッターーー」と。

オマール海老のバリエーション

いよいよシーフード系のメニューに進みます。「向かって左側のオマール海老に乗せているのは、オマール海老の卵です。奥には鮮度良い海老肉に、タップリとキャビアを。向かって右の海老は、揚げてあるもの。同じ海老を様々にアレンジした味を、ソースも活用してたくさんのバリエーションでお楽しみ下さい」と。もう、観るだけでも涙…。手のかけよう、観た目の楽しさ、そして何より様々な仕立てによる味に感激です。

この段階ではみんなで相談して、フランス産の白ワインを頼み並行して飲み始めました。ワインがまた爽やかで甘みや辛味というより、またぶどうそのものの味でもない、まさにワインの味で旨いっ。

鮟鱇のロティ マトロート仕立て

シーフード系2種目は、「北海道産の鮟鱇です。煮込んでソースをかけたもの、衣で挙げたもの2種に野菜(名前忘れた)を添えました」と。これがまた、しつこくなく、コクがあり、旨い。揚げてあるものはまるで違う素材のような印象。野菜もおいしゅうございます。下の娘は、相当のんびり屋でマイペース。従って毎回それぞれのメニューを食べ終わるのは最後で、他3人が食べ終えてしばらくしてから。しかしお店は、個室にワインや水を注ぎにという建前で入ってくれつつ、そんな彼女のペースも充分把握しつつ、ごく自然にメニューを、説明をしながら進めてくれます。他の3人も彼女が食べ終わるのを待つ間、色々な話題をしながら食事を楽しめる感じ。下の娘も話題に加わると、余計遅くはなるのですがね(笑)。

メインディッシュ

メインは、フランス産子牛のステーキ。「手前はフライパンの弱火でソースとともにじっくりと時間をかけ焼いたもの。奥は牛のバラ肉を、油濃さを薄めるためにも炭火を使って焼いたもの。野菜(?の茎だった)を添えて」と。まず手前の肉。ソースが染み込んでいて旨い。そしてバラ肉ですが、炭の香りもし、油がジューシーで旨い! 2種がまるで違う肉の印象です。野菜もこのうえない触感で旨かったぁ。

利平栗のデリシュー

デザートです。「熊本産の利平栗をメインに数種のデザートを1皿に用意しました。赤いシャーベットは酸味があるので、最後にお口直しにお楽しみ下さい」と。栗は栗の味が経験したことないほど濃厚。他の素材も甘味がちょうど良い。シャーベットは酸味で本当に爽やか。ああ、旨い。

プティフィールとコーヒー

最後は濃厚なコーヒーに、ここにもデザート系が。3種の感味がそれぞれ個性ある違った味で、それぞれが爽やかに甘い。ホワイトチョコに包まれた、オレンジのほおずきを初めて食べた。

食事をした個室で、快く家族の写真を撮ってもらいました。出入り口にもどりコートを着たところで、料理長がご挨拶に来てくれた。「30代の頃から来たいと願っていて、とうとうこれました、美味しかったです」と伝え、ご馳走様のお礼を。「ぜひまた、来て下さい」とのコメントを頂きました。娘達によると「30代云々と言われても、何のことか解らなかったと思うよ」と。店前でも写真を撮っていただき、我々が遠ざかるまで、お店の皆様が見送ってくれた。今迄の生涯で、ベストのフレンチレストランでした。それにしても、ご馳走してくれた娘達に大感謝!!

<今回のこれから>

お土産にいただいたお菓子も美味く、翌日以降食べる毎に、食事の美味しさを思い起こします。是非また行きたいけれど、他に行きたい店もまだあり。でもまた、行けるかなぁ?


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