ぷちりぽ.三島由紀夫への想い
4月11日にUPさせて頂いたこのブログ、一度は行きたいあのイベント(音楽Live、スポーツ観戦、演劇等ひっくるめ)として、三島由紀夫の演劇に行きたいと紹介致しました。
ぼくにとってなぜ今三島由紀夫なのかを、今回は説明したくなってそうさせてもらいます。ぼくにとって直近の三島由紀夫は、「三島由紀夫vs東大全共闘」というドキュメンタリー映画です。1年前に観て、らーめんリポート内で少しだけ紹介してはいました。
https://blog.goo.ne.jp/kazuya_mizuki/e/e9eb7a66ae4eb127d4883a897be8b9579
今回は、改めて少し詳しめに紹介させて下さい。この作品は2018年にTBS内で発見された映像を、ドキュメンタリーとして紹介すべく映画化されたものです。
映画『三島由紀vs東大全共闘 50年目の真実』公式サイト禁断のスクープ映像、解禁! 自決1年前に何があったのか? 伝説の討論会を13人の証言者と紐解く衝撃のドキュメンタリー!!gaga.ne.jp
ぼくはこれを初上映期間の2020年3月終わり頃の、ちょうどコロナ禍が始まった時期に映画館で観ました。
観る前の予見は、「右翼の三島が全共闘の東大生を論破しようとして語る姿を観、内容を聞く」というものだった。
ところが観て、ぼくの予見とは全く違うことにとても驚いたのです。ぼくがこのドキュメンタリーで認識した三島の姿は、極めて理性的で、懐が奥深く、対象の人物をまず理解し、その上で対話しようとする、誠実な姿でした。
「右翼となって市ケ谷の自衛隊駐屯地で自決した、三島由紀夫にはもう興味は持てない」と、きっと心理の深層でそんな意識をしていたぼくに、このドキュメンタリーは衝撃だった。そして、学生時代夢中になって読んだ彼の作品…金閣寺、青の時代、宴のあと、仮面の告白、潮騒…。これらを読み漁った理由を、もう一度ドキュメンタリーを観た前提で確かめてみたいと。政治思想とか、性嗜好といった先入観を、きちんと排除したうえで…。
<今回のなかなか…>
時間がなくて、なかなかできていないのですがね…。