W650.ツーリングリポート北海道 その③
中学時代の同級生とカラオケで騒いだ翌朝、9月17日(月)祝日は、朝5時にホテルのベッドで目を覚ましました。扁桃腺も痛くなく咳も出ず体調は良い感じ。でももらった薬の服用から11時間程度経過しているので、2回目を抗生剤も併せて服用。テレビを点けニュースや天気予報を眺めます。旭川札幌は、今日も晴れのよう。その後24時間入浴可能な大浴場に行きました。この浴場にはジェットバスや打たせ湯なんかもあり、ライディングで凝った肩や腰をほぐすのに良かった。
目覚めた時には10時から始まる食べマルシェで梅光軒の旭川らーめんを食べ、旭川を出発しようと考えていましたが、退屈だし体調も良いので、8時前にはホテルを出発することに。準備してバイクに荷物をセットし、いざセルを押してエンジンをかけようとしたのですが、ウンともスンとも言わない。ニュートラルの緑ランプさへ点かない。しょうがなくキックスターターでエンジン始動しようと試みますがダメ。交差点の反対を見ると、GSがあり、お兄さんがちょうどGSを開けようとしています。
そこでW650をスタンドまで押していき、お兄さんに事情を話して、バッテリーチャージャーをつなげセルを廻してみました。しかし1度セルは廻りエンジンも回転するが、即止まる。2度目も同じ、3度目からはセルも廻らなくなる。なので「バイク屋じゃないとちゃんとは無理ですね」と、購入したのがレッドバロンの上尾店なので同じレッドバロンの旭川店に、任意保険に付帯のロードサービスを頼み、運んで診てもらうことにしました。レッドバロンは10時開店なので、ロードサービスには店に搬入の了解が取れる、10時にGSからバイクを引き上げてもらうことに。その間近くのローソンでコーヒーを飲み時間を潰しました。
10時前にレッドバロン旭川店に電話で搬入OKの確認を取り、着いたロードサービスの2名の方にバイクの搬送を委ね、ぼくはタクシーでバイクショップへ向かいました。しかし、ぼくがショップについてから数十分経っても一向にW650が着きません。ロードサービス社に電話連絡すると、折り返しの電話で「トラブルがあってもう少しで着きます」と言われた。到着したトラックを降りた方はぼくの方に歩み寄り、「申し訳ありません、倒してしまいました」と頭を下げます。「お2人に怪我は?」と問いながらバイクを見ると、後方左のウインカーが破損していて、タンクの左も傷つき窪んでいる。トラックに載せた後倒したそうで、トラックの荷物を囲む淵にぶつかり、結構あちこち窪み、傷つき、破損していました、ショック…。
バイク店の方、ロードサービスの方、ぼくの3者で議論をしましたが、結局以下の結論となりました。
・ 今後かかる費用はすべて、ロードサービス会社側の保険を適用するなどして、先方が対応する
・ ぼくの今後の足は、レッドバロン旭川店が代車を提供する
・ W650はレッドバロンが、ぼくが購入した上尾店に輸送し、そちらで修理する
・ ぼくは自宅まで代車で走り、代車はW650の修理完了後ぼくが上尾店に返却し、その後旭川店に輸送する
・ 費用面のことは、レッドバロン上尾店、ロードサービス会社間で決着する
ちなみに旭川店の方はぼくに、「いまから先方立会いのもと破損、傷等の箇所に青いシールを張っていき写真撮影します。トラックの荷台囲いに倒れ、左全面がぶっかった訳ですから、左側面ほとんどの箇所にへこみや傷等破損ありとの前提で、しっかり指摘した方がいいというのが、ぼくのアドバイスですっ」と、耳元で囁いてくれました。
代車としては大型のアメリカンもあったのですが「アメリカンは嫌だなぁ」と、結局HONDA CB400FOUR、現走行距離2650kmの代車を借りることにいたしました。W650で、帰宅まで走り切りたかった。愛車のあちこちが破損し、きっとたくさんの部品が交換となる。そんなぼくの心の傷は、保障はされません…。
<今回の今後>
従いまして今後は、「W650.ツーリングリポート北海道」を改め、「CB400FOUR.ツーリングリポート北海道」となります。
この日の走行距離:代車に乗る前までの話なので、 おおよそ0km
主に聞いていた曲:ローソンで聞いてた、原田知世 アルバム 音楽と私
本人には悪いけど、この先が楽しみになってきました。
(あくまでも現在無事でいることが確認されている前提で!)
北海道ツーリング経験者からは、若い頃思い出しまた乗る!とか、レスいただいたり。無事に帰りついた結果ですが、想定外だらけですねバイクツーリングは🏍