ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

珍しく弦の全交換

2011年09月09日 10時15分26秒 | ヴァイオリン
 ある弦楽器販売会社のQ&Aの頁に、楽器の弦の交換と弓の毛替えについての話題がありました。

 最後に投稿された方によれば、「弦の交換は2、3ヵ月から半年、毛替えは半年から1年という人が多いのでは?」とあります。ただし、ご自身は、弦の交換は半年、毛替えは1年、E線は半年もたないので、3ヵ月かなと言われています。

 私は、いずれも半年に1度はと聞いてはいましたけれど、実際には毛替えは一年に一度、楽器の点検を兼ねてお願いし、弦の交換はほとんどしていませんでした。まだまだ下手で、音色も良くありませんから、弦の劣化をあまり感じない可能性もありますし、現在、楽器は3台、弓も3本持っていて、いずれも半年に一度となると、費用がかなりかさむことになります。

 3台のうち、製作年代の一番古い楽器は、購入時に既に張ってあった弦がそのままで、相当時間が経過している可能性があるため、張り替えることにしました。用意してあった弦はG線、D線、A線がドミナント、E線はピラストロゴールドで、別の楽器(新作)に現在張ってあるのと同じ組合せになります。

 この新作の楽器では、E線のみ何回か張り替えました。購入時に張られていたオリーブの音が他の弦の音よりも派手に聞こえるように思いましたので、ゴールドブラカット、カプランと変更し、現在ではゴールドを使っています。

 さて、古い方の楽器の弦を張り替えて見ると、音の響きがよくなり、反応も良くなったような気がしました。取り除いた古い弦を見ると、表面の金属光沢がにぶくなっている上、若干着色しているように見えます。手の指の脂が付着して変色したせいかも知れません。被覆のアルミニウム、表面はその酸化物と思いますが、着色しやすいものと思います。やはり、定期的な交換の必要性があると、改めて思いました。

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コメント (4)
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