地方で感染者数が過去最多

岩手、秋田、福島、新潟、長野、愛媛、大分、宮崎、鹿児島の9県で新規感染者数が過去最多となっている事、理由として今まで感染者数が少なかったため免疫を獲得した人が少ないから、との専門家の考えが紹介されています。

素人の考えですが、今まで帰省しなかった人が帰省した、あるいは感染者数が少ないと見て都会から観光客が訪れたからと言う事が原因ではないのかな。

GoToトラベルの代わりに実施されている地域観光事業支援策などにより、他県からの観光客が増えている事も影響しているような気がしますが、専門家は経済活動に関しての踏み込んだ発言を禁じられているので、やむなく「免疫」を持ち出したのでは。

目下の状態では、緊急事態宣言はもちろん、まん延防止措置も出されていませんから、人の移動を制限するものはまるで無く、そのため感染状況が全国的に平準化されて妙に平等な状態が実現して行くのでしょう。

東京都の昨日4月16日(土)の感染者数は6,797人で、昨年8月13日（金）の5,908人を上回っていて、しかも昨年8月13日（金）は緊急事態宣言が出されていたのに、現在は感染者数がそれを上回っているにもかかわらず行動制限がまるで無いのは子供にはもちろん、大人にも分らない理屈と思います。

それに地域の免疫性を持ち出すのは、新規感染者数が過去最大となっているのはその県のやり方が悪いとでも言わんばかりに聞こえます。そもそも都道府県別の免疫性の調査結果が出ているなら公表して頂きたいものです。出かける際や該当する県の方々との交流を控えなければならないからですが。それって差別になるのかな。


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