日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

八千草薫くじけない>

2013年11月23日 | Weblog

八千草薫くじけない>

>八千草薫さんは何とも言えない柔和な暖かさのオーラにつつまれて優しさが僕の心を突き抜ける。そんな感じの女性である。

明るく清潔でしかもカレンで楚々とした雰囲気を持つ八千草さんが主役を演じると聞いて映画を見に行った。この映画はパンフレットによると輝いていたい女子に送る3本の映画のうちの1本とある。

見た映画はくじけないという題の映画で柴田トヨさんの59歳から98歳まで八千草さんさんが演じていた。
彼女が主役を演じると言うので映画を見に行きたくなった。
原作は柴田トヨさんである。
どこからどこまで現実なのかは知らないけれども、映画から受ける印象は とても爽やかで勇気づけられるものであった。

感性の柔らかさ、優しさ、人の思いは年齢を重ねても衰えないどころか、さらに進化していくということを詩から学んだ。とても引き付けられた。日頃は高齢者とひとくくりにされて自分もその中の1人だと思い込んでいる。そういう自分に歳は関係ないと言う強いメッセージをいただいた。

こんなちっぽけなフレーズでも体がしびれるような力を持っている。大いに慰められ励まされ勇気つけられた。
もっと何か大きなことやらなくては、もっと前向きに生きなくては、もっと行動的でなくてはと、つくづく言われているような気がした。
詩の2,3行を紹介すると

98歳でも恋するのよ 夢だって実る 雲にだって乗りたいわ。

こういうフレーズを紡ぎ出せる感性の若さ。老人になるとみずみずしさを失う感性が、生き生きとして、また柴田さんの生き方が素晴らしい
第一詩集がくじけないでで、第二集が百歳という詩集である。早速図書館に予約をしてきた。
90歳の人がこのような若くて柔軟な発想を持っているのに、まだまだ年の若い僕がもう高齢者等だと思うこと自身が間違っていることに気づかせてもらった。
人の感性、思いの深さは衰えない。進化していく。この言葉に励まされて、また明日から歩き始めよう。