一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

待てない分からない

2021-05-20 17:42:00 | 日記
みーくんは
支援学校に入って3年目。


日々、
成長し、日々、できること、わかることが
増えてはいってるのだけど。



今,困ってること。


やっぱり、
待てない。

こちらの都合に合わせられない。


それは、
理解できないから。



目の前、今の瞬間に見えていることが
すべて、
自分の意思や要求がすべて、だから。


カレー作り。
みーくんが、今、ハマってる。


カレー大好き。
カレー作るのも、大好き。


毎日
1日2回、カレー作る。汗


 今朝も
朝起きたら6時から
カレー作り。


ちょっと待って、
おかあさんコンタクト入れてからーとか、
先、こっちの鍋洗うから、それまで待ってー、とか一切無理。


勝手にどんどん、
まな板と、野菜と、皮剥き機と包丁を
取り出して、
調理をしはじめてしまう。


そんなこんなで、
もう、みーくんは、今や、放っていても完璧に
カレー作りの工程をマスター。


それはいいとして、
今朝は、
カレー作る前に、すでに
クロワッサン2つ、食べていたので、



カレーを1皿で、
おしまい、にさせようとしたのだけれど、


みーくんは、
鍋のカレーが無くなるまで、
食べたがる。


鍋や皿にカレーが残っているのが気にくわない。


あとで食べようね。とか、
お姉ちゃんたちが食べるからね。


で、置いておく、、


なんて、言っても、わからない。
わかりたくない。


全部僕が食べる。
鍋のものが全部なくなるまで。という感じ。


一応、私は
そういうこともわかってるので、
あらかじめ、
少なめには作るんです。


あまり大量にカレーばかり食べさせるわけにはいかないので。


それで、足りなかったら、また
作るから、、めんどくさいのだけど。


余らせるのは、ほんとうに無理。


1皿以上あげずに、
「おしまい」を必死に言い聞かせてはいたのだけど、
どうしても、許せなくて、ずっと怒るし、
どうにもこうにも
諦めきれない。


他のことがなにも手につかない。


あげるまで、怒り続ける。。。要求しつづける。。。


登校前にあんまりにも不機嫌にしてしまうのもなー、、って思い、
2皿目までは
あげたけど、


もう、それ以上はほんとに
いいかげんにしときなさい、
ダメです!!を貫いた。


帰ってきてから食べます!!で、
強制的に、
ラップし、冷蔵庫へ。



それでも必死に冷蔵庫から出そうとしてたけど!


ちなみに、
自分的にお腹がいっぱいでもう食べれないときに、
お皿やお鍋に残っていることも
許せなくて、



残しておいて、
あとで食べよう、とか
お姉ちゃんたちのために。。。って置いていると、
目を離したすきに、
容赦なく、ゴミ箱か、シンクに全部流される。。。


阻止したところで、
どのようにしてでも、
みーくんは、目の前から、
残ってる食べ物をとにかく消そうとするから、もうどうにもならない
(食べ物を目の届かないところに、
みーくんが見ていないあいだに隠すしか。。。)


とりあえず目の前から
存在を消すしかない。




今日は学校から帰ってきて、
朝、全部もらえなくって不機嫌になった
カレーの残りを
温めて、食べさせたのだけど、


カレーを温めるのに、
コンロひとつ使っているのに、



さらに、
ぎょうざを取り出し、食べる要求をしてきた。


カレーを温め終わってからね、
が、
分からず,
またまた
勝手に
餃子と鍋を取り出し、
別のコンロにかけ、強制的に調理をし始めてしまった。。。


そのフライパンは今はあまり使ってないやつ、、、ひっつきやすいのに、、、とか


事情がわかるはずもないみーくん。
いつも使うフライパンは
ハンバーグを焼くのに使ってた。


それを焼き終わってからー、なんて、
分からないもんね。


案の定、
ぎょうざは、へばりつき、
一旦コンロから、はずして、
フライ返しで、必死に
張り付いた餃子を引き剥がそうとしてたら、



横から、
勝手に、全部のコンロを消してくれるし。。。


とにかく
邪魔!!!なの。余計にこちらのやることが増えるし、余計な手間が増えて、時間もかかる。


みーくんが
じっとしてくれさえすれば、


コンロ3つ分くらい
同時進行で調理できるのに、


みーくんがウロウロしたり、
包丁持ったり、
冷蔵庫開けたり、
勝手にコンロつけたり消したり


するのを見張りながら、、だから、
コンロひとつ分
調理するので、精一杯なの!!


って、
わからんよなあ、、、ほんま。。



今日は
3にんが
学校へ行ってる間、


お役所の中にある
教育委員会へ、
ご挨拶。



昨年度まで
のんちゃんの小学校にいて、
みーちゃんものんちゃんも
お世話になった先生が、


教育委員会の
就学前相談のところに居た。


えー、先生、なんでここにー???


今年度からここになりましたー。なんて。



我が家の現状をお話ししたり、
地域で新たにはじめようとしてる
子育て支援事業についての
話を聞いてきました。




ほんとは、
地域で、どんなに重い障害のこどもも
育てるべきなんですけどね。。。


小さいときから、
どんな特性や障がいを持った子どもも、
互いに尊重しあって、
同じ立場で、
困ったときにはお互い助け合い、学び合う、


お母さんが言う、
肩身が狭い、って思いも
させたくはないんですけどねー、、と


おっしゃってくれる先生。



そうですよね、、
ま、それでもうちは、
もう
支援学校がほんとに専門性が高くて、安心で居心地がよくてたまらないですけどね!!笑


それに、
そんなふうに思ってくださる方ばかりならいいけど、
そういうわけにもいかず、
やはり、まだまだ理解を得られないことが多いですし。。。


そうですよね。。


という話をした。




先生や、他に地域の支援教育に携わってくださっている方々すべての熱い思い。。。
は、すごく伝わるけれど、
なかなか思い通りにいかない現場の事情も。


地域の
支援教育、支援が必要な子どもや親の
笑顔のために。。。


うちの経験や今の現状の話も


とても参考になり、また課題も見えてきました、というふうに
言ってくださいました。


支援学校ではなく、
地域の小中学校の支援学級に行ってる親子たちにとっても、



少しでも悩みや苦労が
少なくなって、楽に、
自分らしく、生きられる社会に
なりますように。。。



私も
心の中では常に祈っています。





防災リュックのチェック

2021-05-20 12:28:00 | 日記
長女のみーちゃんが
突然


みー;「南海トラフが来たらさぁー、
うち、大変なことになるんじゃない??

ちゃんと、備えてるの?

備えあれば憂いなし、やで」

などと、言ってきた。



学校の授業か、それか、たまたま?
南海トラフについての
動画や記事を目にして、
怖くなったらしい。


私「一応、防災リュックは準備してる、、けど、長いこと、チェックはしてへん」


ってことで、
急に
防災リュックのチェックが
始まった。


みーちゃんがあーだこーだ言いながら、
(私は違う家事をしながら。。。)


4つある
カバンから
中身をすべて出し始めた。



ひとつひとつ、
物の名前を
言いながら、カバンから出していく
みーちゃん。



また、これ出てきた!!!笑


同じもんばっかり何個も出てくるやん!!!



ギャーギャーワーワー
大爆笑で、盛り上がりながら、、中身をすべてチェック。


みー;「かーか!!!除菌グッズ多すぎ!!!どれだけ除菌するんや!!」

( 4つのカバンに、6個くらい入ってたらしい、除菌ウェットティッシュや、除菌スプレー、除菌ジェルなど)


みー;「かーか!!
ライト多すぎ!!!笑」

(これも、また、6個ほど入ってたらしい)


みー;「カンパン、賞味期限切れてる!!
水も、もう9月には切れる。
水と
食料の量が少なすぎ!!!」

「このご時世にマスク入ってない!」

「私たちの保険証と医療省のコピーが入ってるけど、
親のん、(私と夫)の分が入ってへん」


「生理用品ない」



「ひとりずつ、、のリュックのはずやのに、入ってるもん、バラバラでムラがある」


「食料、ようかんとビスコしかない!!!死ぬー!!!」


散々
爆笑しながら、
ダメ出しされ。。。。


なぜだか急に始まった
防災リュックチェックでしたが、
やって、良かったです。


使用期限と賞味期限が
ほとんど切れてた。。。




防災リュックは
もう5年以上そのままだったかもしれない。。。


みーくんの支援学校でも、


PTAの活動で、



障がい児家庭における防災意識の向上と、自助力の向上を目指して、
さまざまな
防災関連の活動をやっていて、


その講習に
みーくんが、1年生のときに、
参加させてもらった。


そのときに、
改めて、人数分のカバンと、
保険証、医療省、療育手帳のコピーと
簡単なノートに
みーくんのこと、特性などを
書いたものを、


追加で忍ばせたのだけど、


そこから、
またまた、放置されてたなぁ。



半年に一度は、
中身をチェックしないといけないみたい。


みーちゃんは、
「これから毎月、19にちに、
防災リュックチェックする!!!
足りないものは
今すぐ買い足して!!」と


急に
防災意識を高めていました。



いい機会だったので、
いろんな話をしました。


自分の命は自分で守ること。
リュックはどれを持つか、
どれだけ持てるか、


基本的には、(火事以外)
みーくんがいるので、
避難はしない方向で。


ライフラインが止まっても
家で
数日過ごせるくらいの備えはしておく。





先月、
みーくんの学校のママ友の
お宅にお邪魔させてもらったときに



そこのお宅は
とても防災意識が高く、


そこも、
同じように知的障がい児がいるため、
基本は、
家が避難所。の考え方で、


いろんな防災グッズが、
綺麗にストックされて、
完璧に準備されてて、


とても勉強になり、
私も
ここまで揃えておかないといけないんだなー、って


改めて、考えなおして、
買い足さないと、、って
思っていたところでした。



近いうちに
みーちゃんと一緒に
また、きちんと準備しなおそうと思います。