みーくんは
支援学校に入って3年目。
日々、
成長し、日々、できること、わかることが
増えてはいってるのだけど。
今,困ってること。
やっぱり、
待てない。
こちらの都合に合わせられない。
それは、
理解できないから。
目の前、今の瞬間に見えていることが
すべて、
自分の意思や要求がすべて、だから。
カレー作り。
みーくんが、今、ハマってる。
カレー大好き。
カレー作るのも、大好き。
毎日
1日2回、カレー作る。汗
今朝も
朝起きたら6時から
カレー作り。
ちょっと待って、
おかあさんコンタクト入れてからーとか、
先、こっちの鍋洗うから、それまで待ってー、とか一切無理。
勝手にどんどん、
まな板と、野菜と、皮剥き機と包丁を
取り出して、
調理をしはじめてしまう。
そんなこんなで、
もう、みーくんは、今や、放っていても完璧に
カレー作りの工程をマスター。
それはいいとして、
今朝は、
カレー作る前に、すでに
クロワッサン2つ、食べていたので、
カレーを1皿で、
おしまい、にさせようとしたのだけれど、
みーくんは、
鍋のカレーが無くなるまで、
食べたがる。
鍋や皿にカレーが残っているのが気にくわない。
あとで食べようね。とか、
お姉ちゃんたちが食べるからね。
で、置いておく、、
なんて、言っても、わからない。
わかりたくない。
全部僕が食べる。
鍋のものが全部なくなるまで。という感じ。
一応、私は
そういうこともわかってるので、
あらかじめ、
少なめには作るんです。
あまり大量にカレーばかり食べさせるわけにはいかないので。
それで、足りなかったら、また
作るから、、めんどくさいのだけど。
余らせるのは、ほんとうに無理。
1皿以上あげずに、
「おしまい」を必死に言い聞かせてはいたのだけど、
どうしても、許せなくて、ずっと怒るし、
どうにもこうにも
諦めきれない。
他のことがなにも手につかない。
あげるまで、怒り続ける。。。要求しつづける。。。
登校前にあんまりにも不機嫌にしてしまうのもなー、、って思い、
2皿目までは
あげたけど、
もう、それ以上はほんとに
いいかげんにしときなさい、
ダメです!!を貫いた。
帰ってきてから食べます!!で、
強制的に、
ラップし、冷蔵庫へ。
それでも必死に冷蔵庫から出そうとしてたけど!
ちなみに、
自分的にお腹がいっぱいでもう食べれないときに、
お皿やお鍋に残っていることも
許せなくて、
残しておいて、
あとで食べよう、とか
お姉ちゃんたちのために。。。って置いていると、
目を離したすきに、
容赦なく、ゴミ箱か、シンクに全部流される。。。
阻止したところで、
どのようにしてでも、
みーくんは、目の前から、
残ってる食べ物をとにかく消そうとするから、もうどうにもならない
(食べ物を目の届かないところに、
みーくんが見ていないあいだに隠すしか。。。)
とりあえず目の前から
存在を消すしかない。
今日は学校から帰ってきて、
朝、全部もらえなくって不機嫌になった
カレーの残りを
温めて、食べさせたのだけど、
カレーを温めるのに、
コンロひとつ使っているのに、
さらに、
ぎょうざを取り出し、食べる要求をしてきた。
カレーを温め終わってからね、
が、
分からず,
またまた
勝手に
餃子と鍋を取り出し、
別のコンロにかけ、強制的に調理をし始めてしまった。。。
そのフライパンは今はあまり使ってないやつ、、、ひっつきやすいのに、、、とか
事情がわかるはずもないみーくん。
いつも使うフライパンは
ハンバーグを焼くのに使ってた。
それを焼き終わってからー、なんて、
分からないもんね。
案の定、
ぎょうざは、へばりつき、
一旦コンロから、はずして、
フライ返しで、必死に
張り付いた餃子を引き剥がそうとしてたら、
横から、
勝手に、全部のコンロを消してくれるし。。。
とにかく
邪魔!!!なの。余計にこちらのやることが増えるし、余計な手間が増えて、時間もかかる。
みーくんが
じっとしてくれさえすれば、
コンロ3つ分くらい
同時進行で調理できるのに、
みーくんがウロウロしたり、
包丁持ったり、
冷蔵庫開けたり、
勝手にコンロつけたり消したり
するのを見張りながら、、だから、
コンロひとつ分
調理するので、精一杯なの!!
って、
わからんよなあ、、、ほんま。。
今日は
3にんが
学校へ行ってる間、
お役所の中にある
教育委員会へ、
ご挨拶。
昨年度まで
のんちゃんの小学校にいて、
みーちゃんものんちゃんも
お世話になった先生が、
教育委員会の
就学前相談のところに居た。
えー、先生、なんでここにー???
今年度からここになりましたー。なんて。
我が家の現状をお話ししたり、
地域で新たにはじめようとしてる
子育て支援事業についての
話を聞いてきました。
ほんとは、
地域で、どんなに重い障害のこどもも
育てるべきなんですけどね。。。
小さいときから、
どんな特性や障がいを持った子どもも、
互いに尊重しあって、
同じ立場で、
困ったときにはお互い助け合い、学び合う、
お母さんが言う、
肩身が狭い、って思いも
させたくはないんですけどねー、、と
おっしゃってくれる先生。
そうですよね、、
ま、それでもうちは、
もう
支援学校がほんとに専門性が高くて、安心で居心地がよくてたまらないですけどね!!笑
それに、
そんなふうに思ってくださる方ばかりならいいけど、
そういうわけにもいかず、
やはり、まだまだ理解を得られないことが多いですし。。。
そうですよね。。
という話をした。
先生や、他に地域の支援教育に携わってくださっている方々すべての熱い思い。。。
は、すごく伝わるけれど、
なかなか思い通りにいかない現場の事情も。
地域の
支援教育、支援が必要な子どもや親の
笑顔のために。。。
うちの経験や今の現状の話も
とても参考になり、また課題も見えてきました、というふうに
言ってくださいました。
支援学校ではなく、
地域の小中学校の支援学級に行ってる親子たちにとっても、
少しでも悩みや苦労が
少なくなって、楽に、
自分らしく、生きられる社会に
なりますように。。。
私も
心の中では常に祈っています。