フィレンツェが予定より一日短くなって当初予定していたワイナリー巡りではなく、
ローマを拠点としてオルヴィエートに行こうとい言う事になった。
オルヴィエートはフィレンツェとローマの間に位置しています。
オルヴィエートに行くのならそこから近いチヴィタ・ディ・バニョレージョにも是非、行きたかった。
ローマから電車でオルヴィエートまで行き、チヴィタへはそこから又バスで
行く方法がありますが本数が少なく時間が無駄。
オルヴィエートは白ワインと美食の街としても有名。ゆっくり美味しい物も食べたいじゃない
そこで現地ツアーを探しましたが、これがけっこうな価格で・・
そして多くのツアーが組まれているというワケでもなかったのです。
探しまわった末に「Tiver Limousine Service」という知らない会社が良さそうだった。
他のツアー専門店より専用車を使用してのツアーがリーズナブルで、
おまけにホテルから空港までの送迎が無料になるって~
日本語サイトが充実していたのも良かった。
内容を吟味するとメールのやりとりは全て日本語でもOKだって~
なので、このオルヴィエート観光のテベレ・リモとのやりとりは全てトラマルコに任せた。
これが大正解 素晴らしいホスピタリティに溢れる会社でした~ぁ
日本語に対応して下さっているのは一人の日本人女性。
この会社は操業まだ浅いこじんまりとした会社なのですが、なにからなにまで、
例えば時間が心配なイタリア人ってイメージとかあるでしょう?ご心配無用
それにトラマルコはレストランの相談をしたり、オルヴィエート以外の例えばヴェネチアの
レストランの予約までもこのテベレ・リモさんに頼み、快く全てをやっていただいたのです。
トリップ・アドバイザーでの高評価も納得でした。
次回イタリアに行く時には是非、テベレ・リモさんで!って話は決定済み(また行く気満々)
オルヴィエート観光の当日の朝7:30にホテルでピックアップでした。
かなり前からリモさんは待って下さっていたようで、私達の姿を見て
降りてきたのは社長のアンドレア・・・物腰柔らかで道路を渡る私達をエスコートして下さいました。
4人利用で6人は十分ゆったり座れるベンツ。イタリアのタクシー・ドライバーの運転は
スリル満点ですが、アンドレアはとても安心できる運転でのんびーり車窓を眺められました。
車内ではWI-FIも利用できるんですよ~ 英語対応ですが私達でもわかるように
丁寧に話して下さいました~
ローマの城壁を出て北に進むと、それはそれはハイソな匂いのする街並みが・・・
アメリカの高級住宅街の様な感じとは違う歴史を感じさせる映画「甘い生活」チックな
超リッチな住宅街
アンドレアがローマの北のこの地区は高級住宅街なのだと教えてくれました・・やっぱりね・・
なんなんだイタリア・・・優雅すぎるぜ
ブドウ畑やヒマワリ畑(もう枯れていましたけれど・・ひまわりオイルが特産らしく7月頃はそれは素晴らしいらしいです)
を眺めながら1時間くらい?(どうだったかな・・記憶が飛んだ~)とにかくオルヴィエートに到着
今回の私達の契約はオルヴィエートとチヴィタの送迎だったので当然、単純に送迎のみと思っていました。
駐車場に停車しアンドレアから「ここのサン・パトリツオの井戸が有名で見学には時間がかからないので
見てきてください」と言われました。
そうですTVで見た事があります
入場料は・・・3€くらいだったかな~?いい加減(*_*;
<パトリツオの井戸とは?>
法王クレメンテ7世が1527年「ローマ攻防」から逃れオルヴィエートに滞在し攻防には水が必要で
この井戸を掘らせた。凝灰岩をくりぬいた井戸は深さ62m248段の螺旋階段が水管を囲んでおり、
水を汲みに降りる時と組んだ水を運ぶ時に階段がぶつからないような設計。
工事開始から10年を経てパウロ3世の時に完成した。
深いよ~・・・
底から見ると・・・
見学者は皆、階段の途中でこんな感じで記念撮影します。
そしてこの井戸の近くに「ロッカ・アルボルノツArborunoz」アルボルノツ要塞?
日本語の情報が少なすぎてわからないのだけれどイタリアのサイトではおそらく14世紀後半に
建てられたらしい・・とにかくそこからの眺めは絶景で。
鳥肌ものでした~
この高台一帯は公園になっていてこんなカトリックっぽいモニュメントもありましたが、
まったく解読できず・・・
とにかく素晴らしい所でしたそして車に乗り込み数分であの素晴らしいドォウモのある
オルヴィエートの中心に行きました。
この見学の間も全く自由で私達のペースでの見学です。
時間は12時間を自由に使えるとてもフレキシブルなツアーでした。