Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

会津若松を旅する⑦美しま福島は正しい田舎!

2015-10-02 08:20:01 | 2015南会津の旅

この日はこの後、会津若松に向かいました
しかし1時間に一本あるかないかの会津鉄道・・・次の電車まで1時間はあります。
プラス15分待てば前日に乗り損ねたトロッコ電車に乗れるのでそれまで待つことに。

当然のように駅周辺にあまり時間がつぶせそうなところもなく・・・
駅の横に古い車両を利用してジオラマを展示しているので見てみました。
休憩所にもなっているのかしら?

運転席に座って運転手気分も味わえます( *´艸`)

駅周辺を時間までお散歩~日本の秋だわ~

コスモスって、とっても可憐で洋物っぽいお花だけれど日本の典型的な田舎に必ずあり、これはこれで原風景。
うん!これは正しい田舎。

この時期の彼岸花、これも正しい田舎の必需品 
赤とんぼも沢山飛んでいてどこか谷内六郎さんの絵の様でした。

かりー画伯作~「美しま福島」~

トロッコ電車「会津浪漫号」が芦ノ牧温泉駅に到着しました~

 芦ノ牧温泉駅~会津若松間は15分程度~

次回は是非、会津田島~会津若松の旅を楽しもう!お弁当とビールを持ち込んで

旅館で会津若松マップを手に入れたR...会津若松の一つ手前の駅南若松で降りたいと言った。
ブドウ狩りがしたいって~
以前、山梨でワイナリー巡りをした時に天候が悪く予定していたブドウ狩りができず
それ以来、どーしてもしてみたかったって~

私もRくらいの頃はブドウ狩りに 憧れ念願のブドウ狩りを甲府でやった。
でもさ、ぶっちゃけブドウってそんなに食べられないよね「あれ?こんなものブドウ狩りって?」
というのが正直な感想なのだ・・・
その点を強調し説得したけれど一見は百文に如かず・・・やる事に。
南会津からブドウ園までタクシーしかなく片道2,000円もかけ到着

この観光農園はブドウだけではなくリンゴ、プルーンもあるのでその3種類を楽しめるコース1,000円を
チョイス。
夫は「俺は向こうで休んでるわ・・・」 
園のおっさんがブドウ狩りなどの説明をしてくれ「45分ですけど、時間は気にしなくていいからね~
ブドウは袋を外してるのだけ食べてね~リンゴは袋を外して食べてね~」


この一見、親切そうなお言葉だけれど・・・とにかく出陣 

泣く泣くなんで私が26歳の息子と二人でブドウ狩りをの図。
モヤさまで大竹がプルーン狩りをして「美味しい!」を連発して以来プルーンに憧れていたR
初生プルーンで大満足の図。

ブドウの画像をよーくよく見てくださればわかると思いますが、すでに人が食い散らかしたものしかないの 
どれ一つとしてまともな房なんてなかった
おっさんさ~お客一組に1房くらい袋外してよ~

それにねブドウって木成りの物の味ってお店に売ってるのとそんなに違う
生のプルーンは美味しかったけれど、馬鹿みたいに食べられないしね~
リンゴに至っては一つ食べるのがようやく
無駄にお腹がいっぱいになってランチって気分じゃなくなった。 
45分でも長いわ 

 


会津若松を旅する➅旅館の朝食&大人気会津ラーメン「牛乳屋食堂」

2015-10-01 08:20:00 | 2015南会津の旅

いつもならお散歩&お風呂が朝食前のルーティン。
お散歩だけして朝風呂はパス!
そんなに風情が無いお風呂だったんで・・・ 
旅館の周りにはお散歩コースがあってなかなか避暑地的で良かったです。
しかしそこにも「熊注意」の看板が
静かにしてると熊と突然あった時ダメなんでしょ?存在を出会う前に気づかせなきゃね。
「あるう日♪森の中~熊さんに♪♪であーあた♪」って歌っておけば大丈夫よね 

そんなこんなで無事に戻り朝食はバイキングでした。
朝食はバイキングに限る

和洋中となかなかの品数でしたよ~価格を考えるといいんじゃないかな?

 

中華と揚物は冷凍だと思われるので食べませんでした・・・

夕飯もそうだったけれどお味噌汁が美味しかった。ご飯をお替りしたかったけれどRに強力に止められた・・
そうなのだ・・・この後は評判のラーメンを食べるのだ・・・
「旅館でさ~お替りしないなんて考えられないよ~大丈夫だって!ラーメンぐらい食べられるから」
って抗議したのになんだかうるさいからやめた・・・
このおかずで一膳なんて考えられます 

チェックインを済ませて送迎バスで駅まで
駅から5分ほどの所に会津若松ラーメンランキング堂々の1位を誇る「牛乳屋食堂」があります。
11時開店で20分ほど前に到着。
お店の前にはすでに沢山の人達が 恐るべし牛乳屋食堂!

名前を記入し入店できる時間になると呼ばれる形式。
反対側にも沢山待ってます。

福島県内や他県ナンバーの車も続々、ライダーさんも多かった。

1階だけではなく2階にも客席があり45名くらいは収容できるんじゃない??? 
写真の真ん中上部に写っているグリーンの方はお店のご主人で、面白い方でした
交通整理がてら、定期的に待っているお客を集めて会津ラーメン講座。

開店から20分ほどしてかな?2階に通されました~まずはビール 

こちらは東北や信州はかならずお漬物が出るのね?
この醤油漬けが美味しくてさっそく帰ってゴーヤを買って醤油漬けを作りました。

シンプルに醤油ラーメン570円!本当はソースカツ丼のセットにしたかったのに、
「お昼たべるんでしょ?」とまたRに止められ・・あいつはソース味っていうのに疑念を持っているのよ
しかしこの日はRがどうしても・・・というプランがあり、結局ランチらしいランチは食べられなかったのに

中太麺と極太麺が選べます。
外のレクチャーで店主さんが会津ラーメンは極太!と言っていたので極太で!

 

極太っていっても東京の極太と違いピラピラした平麺なので食べやすいです。
麺自体も小麦の甘さが感じられ美味しい麺でした。
スープもあっさりした中にも魚介?鶏?のコクもあり美味しかった
もちろんチャーシューも美味しいし、ナルトが良いです 

夫は「朝食食べたばかりで食べられないよ~」などと言いビールだけで、
この日は夕飯までしっかりした食事をとれなくなるとはこの時には知る由もなく・・・ 

 


会津若松を旅する⑤会津のおもてなし精神に包まれた「丸峰観光ホテル」@芦ノ牧温泉

2015-09-30 08:24:00 | 2015南会津の旅

この日の宿泊は湯野上温泉から電車で10分程度の芦ノ牧温泉「丸峰観光ホテル」
前日に復旧したばかりの会津鉄道は、この日はかなり遅れていました。
でも、でもこんな風光明媚で爽やかな風が吹き渡るホームで待つ事は退屈では無かったです 

そして猫の駅長がいる事で有名な芦ノ牧温泉駅に到着。

人間でいえば100歳を超えた猫ちゃん駅長は長年のフラッシュ撮影などの影響で目をやられ
今は写真撮影NGです
会津鉄道はどこの駅も女性の職員と猫の職員が駅長さんしてるみたいよ?おそらく・・・

旅館に送迎を頼んでいなかったのでタクシーを使おうと思っていたら、駅前にタクシーいない・・
なのでタクシーを呼ぼうとした時に、送迎で来ていた「芦ノ牧温泉 大川荘」という旅館の運転手さんが
「どちらの旅館ですか?」と聞いてきたので「丸峰ホテルです」と答えると、
どうぞどうぞと乗せてくださいました~ 
大川荘と丸峰ホテルはすぐ近くなのでした。

大川荘に到着し宿泊客が降りて行ったので、我々もそこで降りようとすると運転手さんが
丸峰まで連れて行って下さるので、そのまま乗っていてくださいと言ってくださいました~
お礼を言うと「お互い様ですから」と・・・
それにしても他の旅館のお客にまでとても丁寧な応対で、本当に感心しましたよ~ 

当初、大内宿近くのお料理が人気の民宿に予約を取っていたの。
湯野上温泉に大手旅館はあまりなく民宿が多いんだ。
それが旅行の1か月前に福島県で使える割引クーポンが入手できると知り15,000円割引なので
ゲットしそれが使えて大内宿にも近くその中で評判の良い旅館という事で丸峰観光ホテルに急きょ
予約を入れたってわけ。

なので芦ノ牧温泉の事はぜーんぜん知らなかった~っていうか耳にした事もなかった。
温泉街に到着すると、想像するより大きな温泉街で大手旅館がいくつもありました。
福島県では有名なんでしょうね???

丸峰観光ホテルもとーっても大きな旅館で、いつもは小規模の旅館を好んで使っているので
新鮮でした。
長崎の旅館と同じくらい大きかったかな?いやもっと大きかったかな?

お一人様にすると1万円チョイなので、まあお料理その他はぜーんぜん期待していない私

 

ロビーもセンスの良い椅子&机が配置されていました。ここでお茶菓子&お茶を出してくれましたよ。

クーポンをゲットしてあまり考えないで宿泊プランを選んだんだけど・・・3人なのに
「大家族、グループにお得なお部屋コース!」みたいなのに予約したら・・・

無駄に広いお部屋~適当に眺めが良いだろうと3つある建物の中から選んだら、あまり景観は良くないという
お食事処もいくつもあり、最大1,000人収容の会議室まであるんだって~
お風呂は、ふつう・・・
大きな旅館だけれど長崎の旅館と違いお風呂には洗い場がたくさんあるのでゆっくり入る事が出来たけど。

安いので期待していない夕食~ 

まあゴールデンウイークの旅館よりはぜんぜんまし・・・

絶対どこでも出るアユの塩焼きはでなかった~焼き物は赤魚って・・・まあ工夫なさってます・・・

担当のオバちゃんが長崎並みにザツでびっくり
ウチを含み3組担当らしく、隣の家族は怒ってほとんど残して席を立っていきました~
忙しくてテンパってたのね。
高いお部屋ならもっと落ち着いたお食事処でもっと良いお料理なんじゃない?
でもこの価格なので文句言えないレベルかな?
一つ残念な事は会津地方ならではの郷土料理が全く無かったことかな。 

このオバちゃん以外はとーってもホスピタリティ溢れた接客のホテルでしたよ
従業員がとーっても多いの
各お風呂の前で「こちらが大浴場でーす」って案内する人やお土産どころにも沢山・・・
若い方から定年は過ぎている男性の方までとにかく沢山・・・
おそらくね、想像だけれど福島県は大変な状況で雇用にこのホテルもひと役かってるのかもね?
どの従業員の方も親切で、お仕事を終えて帰る従業員の方も気持ちよい挨拶をしてくださって。
私達の中でここの社長さんは偉い方なんだろーなーという事に落ち着いております 

夜食に会津ラーメンを食べました~
旅館の中に立派なラーメンコーナーがあるの。おそらく以前は鉄板焼きステーキ コーナーだったんじゃないかな~
23:30がラストオーダーなのでその頃利用。

けっこう美味しかったです!

朝食はまた明日~

 

 

 


会津若松を旅する④大内宿の素敵な喫茶「茶房やまだ屋」

2015-09-29 07:52:05 | 2015南会津の旅

昭和50年代まではこの大内宿で普通の生活・・・今のように観光地として脚光を浴びる前には・・あったそうです。
どこのお宅にも囲炉裏があり、その煙は柱や梁の保存性を高め、隣接して馬小屋がある。

典型的な大内宿の茅葺屋根のお家は以前は民宿をされていて、
今年からそのお家で育った姉妹が美味しいコーヒーを出す茶房としてリニューアルしました。

 

足も疲れ電車の時間までは、まだまだなので一休みするために入ったお店はとーっても素敵な喫茶

首都圏に住んでらっしゃる姉妹とそのご子息が切り盛りしているそれぞれのセンスが光るお店

道路に面してお土産屋さんになっていて、その奥に茶房があります。

姉妹の長女さんが店長さん。
先祖代々受け継がれてきたこのお家を喫茶として活用し、また後の世代に受け継ぐのでしょう。
素敵なご実家ですよね。
今のようにお店をやるとは考えていない頃に趣味で集めた伊万里を
趣味よく飾っていました。

テーブルに置かれている素敵な大皿や花瓶もご長女さんが自ら焼かれたものだとか 

裏山で採って来たアケビなどがデコレーションされていました。

立派な大黒柱やこの家の生活を店長のご長女さんが説明してくださいました~

コーヒーもとても美味しく、これはお水が良いせいじゃないかと仰っておりました~

観光地にありがちな、色だけコーヒーじゃなく良い意味で期待を裏切るコーヒーを提供したいそうです。
コーヒーと共に出されるクッキーもホロホロと崩れる美味しいクッキーでしたよ 

随所にこだわりが感じられるお店で、姉妹のお人柄もこのお店の素敵な要素。
居心地が良すぎて気が付くと駅までの最終バス便の時間 

ご挨拶もそこそこにバス停に向かいました。
今日は次の芦ノ牧温泉駅まで向かいそこで一泊します。 


会津若松を旅する③大内宿と言えば高遠蕎麦「三澤屋」は美味しかった~

2015-09-28 07:28:08 | 2015南会津の旅

会津地方のお愉しみと言えば麺類、抜きには語れません。
会津喜多方ラーメン&お蕎麦~麺天国や~

そしてここ大内宿には高遠蕎麦をいう有名なお蕎麦があります。
時は慶長時代にさかのぼり徳川2代将軍・徳川秀忠の4男は信州伊奈の高遠・保科家に養子に出さた
保科正之は、その後津軽会津藩の初代藩主となり、信州高遠のお蕎麦をこの地に持ち込んだので
高遠蕎麦と呼ばれるそうです。

その特徴はつけ汁に大根おろしの汁のみを使うという事です。
江戸時代お蕎麦は大根の辛味汁にお味噌を溶いて食べるというのが一般的で、その後、鰹だし 
で割りお醤油を垂らすという変遷を経たらしいです。

信州上田の真田蕎麦もお味噌を溶いて食べたのでした 

今回のお店「三澤屋」は大内宿一番の老舗で高遠蕎麦をお箸の替わりに長ネギを
使う事でも有名です。
大内宿には沢山のお蕎麦屋さんがあります。 

三澤屋 は大内宿入り口のすぐ近くにあります。

田舎のお家に伺ったような雰囲気のあるホッとするお店です。

大変な人気店なので待ち時間は1時間~1時間半と言われていました。
事前にネット予約をしていたので私達は待ち時間ゼロでしたが。

畳のお部屋に上がると炉端では鮎が焼かれていて美味しそうでしたが、旅館で間違いなく出るだろうと
この日はパス。

私達の席からの眺め~

 

席に通されると、始めにお茶と白菜のお漬物、ジャガイモの甘煮がだされ、
ビールを注文すると田舎風のいんげんの煮物も出されました。

こういうのが良いよね~  田舎のお漬物と煮物大好き
こういう田舎におばあちゃんが住んでいるのは理想だな~

日本酒を頼むとまたまた違うお惣菜が~

お蕎麦やお酒は田舎の割にやはり観光地価格かと思うけれど、こういうサービスを考えると
高くないと思えるます。 

お蕎麦と共に天麩羅~

野菜中心でとてもサクッと揚っていました。

高遠蕎麦~

ほとんどの方がこの名物高遠蕎麦でした。東北なのに薄めのお出汁が、とてもいい。

水蕎麦~

お蕎麦がお水が張られた器に盛られています。
会津地方はとてもお水が美味しいと今回の旅で知りました。
その美味しい冷たいお水でしめられたお蕎麦そのものがとても美味 

つけ汁は大根絞り汁にお味噌プラス胡桃か醤油を割ったものです。
信州蕎麦も美味しいけれど、このお蕎麦は美味しい~
ボリュームもかなりあるので、苦し~

ここのお店の接客は、まるで田舎の親戚のお家でくつろいでいるような気分にさせてくれる、
会津弁のオバちゃん達が良い味だしてます

わざわざ大内宿に寄って良かった~お蕎麦を食べて良かった~と思えるお店でした