TV,雑誌などで幾度となく大内宿を見て行ってみたいと思っていたけれど、
東京からはなかなか公共の交通機関を使って行くには不便な所なんだよね。
バスツアーなどはかなり組まれていますね。
その大内宿は会津鉄道湯野上温泉駅からバスで渋滞が無ければ10分ほどです。
連休などは大渋滞で1時間くらいかかるそうです。
豪雨の影響かこの日の道は空いていました。
大内宿は茅葺屋根の集落の保護地区として有名ですが、駅舎も茅葺屋根です。
駅の中は民家のようになっていました。
お野菜を売っていたオバちゃんの決定的瞬間を撮っちゃったみたい
大内宿全景。
江戸時代に会津藩若松城から江戸までの参勤交代の街道にあり宿場町として栄えたそうですが、その後、白河街道
に取って代わられて以降はお米を江戸まで運ぶ街道の要所となり、震災で一時被害を受けて以降は半農半宿となったそうです。
戊辰戦争ではここも戦場でした。
冬には1m半もの積雪があるんだって。
この日は滋賀県の米原地方に伝わる花嫁行列と長持歌のイベントがあり米原から沢山の方が来ていて
「ここは関西?」って感じでした。
近江と会津は安土桃山時代から縁が深く近江の武将・蒲生氏郷が会津に近江の文化、産業を伝えたのが
始まりだそうです。
式が終わった後にオジサンたちが竹を叩きつける儀式がありました。
これは竹で花嫁道具を運び、この竹を二度と使う事がないようにとの願いを込めて割るそうです。
振る舞い餅とお酒をいただいちゃいました~
太っ腹だね~近江人
宿場に外れに高倉神社があり高倉天皇をお祀りしているそうです。その参道横に
「熊注意」の看板が!
高倉天皇がこの地に逃げ延びたとの言い伝えがあるそうです。福島の「白河」も白河天皇に
所縁があり名付けられたんだって~
樹齢800年の太~い幹から分かれて3本になっている杉からエネルギーをゲット~
正しい田舎の風景が鳥居から眺められます。
黄金の稲に吹き渡る風が心地よいです~