◇昨日「第8回UIIまちづくりシンポジウム」を聴講してきました。
◇タイトルは「これからの都市再生~スマートシティー実現に向けて」です。
◇素直に聞き取れば、スマートシティーの方向性を考えるシンポジウムだと思います。
◇でも、大阪万博開催の話が絡むことは明白なので、ここは期待を込めて聴講しました。
◇勿論「SDGs」の17目標のどの部分にターゲットを絞っているのか知りたかったのです。
◇残念ながら、「SDGs」という文言だけは出演するのですが、具体論には触れませんでした。
◇国交省・大臣官房技術審議官の徳永氏から最近の「都市再生」の取組みの話に始まりました。
◇その中に、「SDGs」に向けた「Society5.0」の実現という話がありました。
◇「Society5.0」とは、内閣府のホームページで次のように解説しています。
「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」
◇他にも取組内容が資料にありますが、どれも「SDGs」に繋がる話ではありませんか。
◇具体的絞り込みで「スマートシティー」という策に落とし込んでいるだけかもしれません。
◇「スマートシティー」の社会実験の中で「SDGs」の目標の一部達成を叶えたいと願うのです。
◇これは期待が持てる話に展開して頂きたいと、ただただ願うところです。
◇次の登壇者は、大阪市の高橋都市計画局長で、万博からスマートシティーの具現化のようです。
◇「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに「SDGs」の目標に向けての実施計画の期待です。
◇万博を「SDGs」の目標に向けての社会実験場としてほしいと思うところです。
◇それこそが、大阪万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」だと思うのです。
◇残念ながら、資料に「SDGs」の記載はあるものの、説明はありませんでした。
◇これではストレスがたまりますので、終了後の懇親会で要求をぶつけさせていただきました。
◇大阪万博を社会実験の場として、「SDGs」に向けての理論構築が行政の役割なのでは?
◇これが世界的課題解決の実現に向けての「いのち輝く未来社会のデザイン」だと思うのです。
◇スマートシティー構想を見れば、「SDGs」に向けての理論構築さえあればと思うのです。
◇いち国民、いち市民の意見ですので、どこまで真剣に聞いて頂けたか分かりませんが・・・。
◇12月12日(水)の毎日新聞「なるほどドリ」コーナーで「タラノア対話」の解説がありました。
◇現在開催中の国連の「COP24」における、話題のキーワードです。
◇「隠しごとのないおしゃべり」という意味のようです。
◇この12月の「エコ検定」問題に出そうな気がする、トレンディーなキーワードだと思います。
◇大阪万博でも、企画段階から「タラノア対話」を期待したいところです。
2018年12月14日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、CASBEE評価員資格者、エコ検定合格」