暮らす、生きる、繋がる、持続可能な未来

人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコ検定フォロー講座 No.3

2018-12-21 10:40:23 | ビジネス・教育学習
◇「フードロス」から「エシカル(倫理的)」消費への意識改革の時かもしれません。
◇大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
◇その未来社会の世界的課題解決に向けての目標が「SDGs」だと思います。
◇「食品ロス」の問題を切り口に、「エシカル消費」というライフスタイルを考えてみよう!
◇SDGs(持続可能な開発目標)の目標12「つくる責任つかう責任」
◇消費者として「使う責任」として考える「エシカル消費とは何か?」なのだと思います。
◇考えた消費行動をしないと「ボーッと生きてんじゃねーよ!」と、チコちゃんに叱られます。

◇ポイント①:「エシカル」という消費者のライフスタイルを考える。
 ・「エシカル」とは誤訳すると「倫理的、道徳上」という意味だそうです。
 ・社会的課題を視野に入れた消費行動(ライフスタイル)ということだと言えます。
 ・商品の安全、安心な素材の選択や製造プロセスを選択する。
 ・生産する途上国における待遇や対価の差別のない労働の保全ということになるのでしょう!

◇ポイント2:具体行動としての「エシカル消費」を考える。
 ・有機農産物やグリーン購入など環境保護を見据えた製品の購入。⇒例:オーガニックコットン
 ・途上国での不当労働がないフェアトレード認証品の購入。⇒フェアトレード認証ラベル
 
◇ポイント③:「エシカル消費」のひとつである食料自給率の向上を考える。
 ・日本の食料自給率は、カロリーベースで約40%と先進国で最も低い。
 ・要因は、食生活の欧米化、畜産飼料、油脂類原料の大量輸入依存。
 ・見直してもいいと思う「地産地消(地元生産、地元消費)行動」。
 ・また、旬産旬消(旬の食材を、旬の時期に食べる)」行動を見直してもいいのでは?

◇ポイント④:フードマイレージも意識してみよう!
 ・フードマイレージ:食品の重さ(t)×生産地と消費地の移動距離(㎞)
 ・値が大きいのは、CO2排出量が多いということになります。

◇ポイント⑤:環境ラベル商品の存在を意識してみよう!
 ・有機JASマーク:有機食品のJAS規格適合生産品。
 ・レインフォレストアライアンスマーク:自然保護や労働環境向上等の基準を満たした農園生産品
 ・バードフレンドリーマーク:環境と動植物保護に配慮された日陰栽培有機コーヒー認証マーク
 ・グッドインサイドマーク:社会と環境に責任を持つ農作物生産、加工、流通管理基準認証マーク
 ・フェアトレード認証ラベル:公正な取引による価格を保証で生産者の収入安定を図る認証マーク

2018年12月21日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、CASBEE評価員資格者、エコ検定合格」
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